(26.1.24) NHK 超常現象 その3 超能力は誰にでも存在するか?
(このブログ記事は「超常現象 秘められたる未知のパワー 超能力」の続きです)
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人間には誰にでも第六感とか予知能力とかテレパシーとか言われる未知の能力が存在するのではないかというアプローチはとても興味が惹かれる。
こうした能力は通常は意識されないが何かの機会に増幅され、自分でも信じられないような未知の力に促されて行動を起こすようなことがあるかもしれない。
ロンドン大学で行った実験は通常の人が一種の予知能力を感じることができるかの実験だった。被験者が電話を取る前に誰からかかってきたかを当てる実験だが、相手はあらかじめ決まっていてこの実験では4名の知人だった。
この4名の知人がランダムに被験者に電話をかけるのだが、その時電話を披験者にかけるのだと強く意識する。
そうしておいて被験者が相手の名前を当てる確率を計算するのだが、この実験では計200人に800回の実験を行ったところ、当たる確率は45%だったという。
偶然で当たる確率は25%だからそのほぼ2倍の確率で被験者は電話の相手を当ててしまった。
「これはとても偶然と言った数字ではなく、一般の人でも予知能力が存在するのは確かだ」とこのロンドン大学の研究者は述べていた。
またこれはロンドン大学医学部のテレパシーの実験だが、A被験者を脳の血流を調べるFMRIの装置に入ってもらい、もう一人のB被験者が外部の隔離された部屋にいる。
B被験者の前にはモニター画面があり、モニターからランダムに点滅する光が出る。その点滅した光のタイミングでA被験者にテレパシーをおくろうと意識する。そうするとA被験者の脳の視覚野の血流が点滅のタイミングに合わせて低下していることが確認された。
「何らかの未知の伝達方法があることが確認されたが、それが何であるかは分からない」とこちらの研究者は述べていた。
アメリカのネバダ州で行われたテレパシーの実験は7万人の意識が集中した時に何らか力を発揮するか否かを乱数発生器を用いて実験していた。
一人一人のテレパシーの能力は小さくても7万人が集まれば大きな能力になるのではないかと想定した実験である。
乱数発生器とは0と1をランダムに発生させる機械だが、異常が起こるとゼロのみ、または1のみが発生してしまう機械である。
なぜ7万人の人がネバダ州の砂漠に集まるかというとここで一種の芸術祭が行われるからで、クライマックスは中央に設置された巨人に火がはなたれ燃え盛る時だ。
この時観衆は一斉に燃え盛る巨人を見て興奮するのだが、実験者はテレパシーが集中して乱数発生器に異常が出るのではなかろうかと想定していた。
そしてその想定通り乱数発生器には異常が発生したという。
また別の乱数発生器の実験では10年以上前の9.11同時爆破テロの時は、全世界に配置した乱数発生器に異常値が数日にわたって発生し続けたという。
「やはり何らかの未知のコミュニケーションの仕組みがあるのだ・・・」そう実験した科学者は考えている。
現在こうした予知能力やテレパシーの現象を説明するための仮説として量子の世界での「量子もつれ」という仮説がある。
量子とは物質の最小単位で、電子や光子や素粒子がそれなのだが、この量子の世界では量子同士が情報のやり取りを行っており、これは信じられないことに距離に関係しないという。
私などは「量子もつれ」などと言われても何のことかさっぱり分からないが、これが未知の力であるテレパシーや透視に関連しているのではないかと研究者は想定しているようだ。
どうやら超能力とは一般の人のも備わっている能力で、単に程度が違うというレベルだとすると、時にオリンピック選手のような超能力者が現れても一向に不思議でないことになる。
前に予知能力を扱った映画でトム・クルーズのマイノリティー・リポートという映画があったが、これは犯罪が起こる前に犯罪者を逮捕してしまうという映画だった。
私にこうした予知能力や透視能力があったら過去の未解決の犯罪をすべて解決してしまう現在のシャーロック・ホームズになれるのではないかと夢想したが、私の場合は単に夢想に終わるだけだろう。
(別件)四季の道ミニマラソン大会(約5km)の募集が始まっています。
・日程 2月16日(日) スタート9時35分(四季の道駅伝の一環です)
・集合場所 有吉中学校正門前
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http://www.oyumino-shatai.com/ekiden/
を参照して下さい。
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