評論 日本の政治 小池都知事

(29.4.15) 小池東京都知事の無決断 豊洲もオリンピック経費負担も決められないわ!!

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 組織でも個人でも人の足を引っ張ることは上手でもいざ自分が実行する段になるとからっきしダメなものが多い。
組織でいえな民進党民主党)がそうで、政権をとったとたん鳩山首相はありえない幻想に駆られて辺野古基地の県外か海外の移転を声高に叫んで、それが不可能なことを知ると辞任してしまったし、菅総理は東日本大震災に遭遇して狼狽し、福島第一原発の処理に小うるさく口をはさんだ挙句、原子炉を爆発させてしまった。

 今このわだちを着実にたどっているのは小池東京都知事で豊洲移転に待ったをかけて問題の所在をあぶりだしたが、地下水の汚染問題は築地と豊洲の共通問題であることが分かって思考停止に陥った。
またオリンピック会場問題では、オリンピック組織委員会の森会長の足を引っ張るだけの目的で、ボートと水泳とバレーの主催地の変更を迫ったがどこも開催をするには問題があり、結局最初の案に戻ってしまった。

 この間森会長をあまりにいたぶったので森会長が完全にへそを曲げてしまって小池氏に全く協力しなくなった。
東京都の次の課題は東京都以外で開催する場所の施設費と運営費をいかに負担するかに移っているが、小池氏が自分で判断しなくてはならなくなって呆然としている。
他の会場として14施設あり、設備費として約500億円警備運営費として約1100億円、計1600億円と見積もられているが、この分担が決まらない。
外部には3月末までに決定するとアナウンスメントしたが決断力がなく先延ばしをした。

 当初はどの自治体も相応に負担するつもりだったが、小池氏が独断専行して他の府県の知事をてんてこ舞いさせたため、すっかり嫌気がさして「負担はしない」と言い出している。
警備費は国が持つことになり、仮設の施設の費用は東京都がもつことになったが、仮設でない施設と運営費の負担が決まらない。
小池氏が森会長を完全にこけ扱いした報いが今出ている。
それは小池さんが決めるんだろう。わしゃ知らんね!!」

 小池氏としては国会議員の時に仇敵の仲だった丸山五輪担当相に頭を下げるのは嫌だし、しかし自らの責任で残りの費用の約500億円相当を各道府県に割り当てれば大騒ぎになってしまう。
不満を言う人を抑えてくれる人は一人もいない状況で割り当て数字を公表するわけにもいかない。
大会費用は全体で1兆6千億程度と見積もられ、6千億程度が大会収入だから、残りの1兆円余りを東京都は負担しなければならない。少しでも他府県にわりあて東京都の負担を減らしたいが援軍は誰もいない。
何よオリンピックなんて石原と猪瀬がやったことだから、私は知らないわ」と人のせいにして逃げ出したいがこればかりは逃げるわけにいかない。

 自分で決める段になって人をいじめることだけが取り柄の政治姿勢にほころびが出てきた。豊洲も決められず、オリンピックの東京都以外の運営費の負担金も決められない。
本来なら森会長が得意の根回しで解決を図るのだが、「すべて公開の席でやる」などと不可能なことを公言してテレビの前で森会長に恥をさらさせた以上森会長の力を期待できない。
公開ですることもできず、裏の根回しもできなくなって動きが取れなくなってしまった。

 小池氏は人の足を引っ張って引き釣り落とすことは有能でも自身が行政の長として運営することはできないタイプの人間の一人だ。
あらゆる事業には闇があり、その闇を含めて事業の達成が図られるのだが、小池氏は100%闇がない状態にしなければ決断できない。
もし闇を残したまま決断すれ小池氏のような人がそこをついて足を引っ張ることが確実だからだ。

 東京都民は小池氏を都知事に選んだことを後悔するときが来たことを知るだろう。
ただ、人の悪口だけを言う人だったのか・・・・・・・・・・・・・これでオリンピックは大丈夫だろうか・・・・・・・

(別件)

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注)カンパ募集の趣旨等は以下参照してください。
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・郵貯銀行 店名 058 (ゼロゴハチ)・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3695852)

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(29.4.6)  豊洲は科学的に安全。 何を一体騒いでいるのだ!!!

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 築地の豊洲移転問題は結局問題の所在が分からなくなってきた。
当初は建物の地下に盛土がないことが問題視されたが今ではすっかり忘れ去られ、地下から高濃度のベンゼンやヒ素が検出されたことが問題の核心になった。
ところが築地でも環境基準の2.5倍のヒ素が検出され汚染問題が築地にまで飛び火をして解決方法が見当たらなくなっている。

でも大丈夫よ。築地は暑いコンクリートで覆われているから安全なの小池知事は抗弁したが、「知事、実は豊洲も同じように厚いコンクリートでおおわれているのですが」と指摘されて窮地に立たされた。
あのね、あんた。豊洲のコンクリートは石原がやったのだからダメなの
石原前都知事はコンクリートにヒ素やベンゼンを混ぜたのでしょうか
「きっとそうよ、間違いないわ。だから豊洲は危険で築地は安全なの

 しかし小池氏を支持している都民ファーストの会の立候補予定者からクレームがついた。
知事、いくら何でも石原元都知事がコンクリートにヒ素やベンゼンを混ぜたなんて言っても都民が納得しません。混ぜたのは小池だろうなどといわれてしまいます
喧々諤々の討論の結果都知事選の争点から豊洲移転問題を外すことになった。
ヒ素やベンゼンを石原のせいにできたら、もう少しで都議会自民党を絶滅できたのに・・・・」小池氏はほぞをかんでいる。

 もともと豊洲移転問題はひどいボタンの掛け違いから発生している。
東京ガスの工場跡地だからベンゼンやヒ素が地中に含まれているのは当然で、どんなに処理をしても除去などできない。
そこで上から土を覆って盛土をしさらにコンクリートで覆って安全宣言をしたのだ。
しかしベンゼンもヒ素も地中に埋められているだけだから、地下水など検査をすれば高濃度の汚染物資が検出されるのは当たり前だ。

 汚染された地下水を調査した専門家会議の平田座長は「地下と上部は暑いコンクリートで遮断され、豊洲では地下水の利用もしないのだから科学的には上部は安全といえる」といたってシンプルな結論を出した。
科学者なら当然そう考えるだろう。
しかし笑ってしまうのは9回目に基準値を大幅に上回る汚染物質が検出された理由は「新たに地下水管理システムが稼働して地下水が上昇したからだ」と結論付けたことだ。
実に馬鹿げた説明で、それなら管理システムなど動かさなければ地下は安全になることになる。
そもそも地下水を上昇させないように管理しているのにそれが上昇しその結果汚染物質が大量に検出されたのだ、とはこれで説明になっていると思っているのだろうか。

 実体は何回も説明しているように担当部長と調査会社がグルになって数値を改ざんしてきたから、8回目まで検出されなったからに過ぎない。9回目の調査時にはその担当部長が小池知事によってパージされてしまったので誰も数字をチェックする人がいなくなり生の数字が出てきたのに過ぎない。
そして担当部長がなぜそのような操作をしたかといえば、盛土をして地下も安全になったというありえないアナウンスメントを石原都知事がしていたからだ
しょうがない。都知事の言葉に合わせるために汚染物質の検出はなかったことにしておこう」苦肉の策だ。

 豊洲も築地も地下は汚染物質で汚れている。然し両者とも地下と上部をコンクリートで遮断されているから当初から安全なのだ。さらに言えばわざわざ盛土をする必要はなく厚いコンクリートで覆えばたとえ地下空間があっても全く問題がない。
そんなことは都の担当者はみんなわかっていたから、建物の地下は盛土をしなかったし、また地下水調査も改ざんしたのだ
都民に安心を与えようとした石原前都知事の判断ミスがこうした馬鹿げた大騒ぎに発展してしまった。
小池知事はそこをついたのだが,もともと不要な措置だったのだから盛土がなくても問題なく、また地下水の汚染は当たり前だからいくら追及しても「それがなんなの」という状況になっている。
専門家会議の平田座長の言うように「科学的には安全」なのだから豊洲にさっさと移転するのがベストの選択なのだ。


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(29.3.21) 地上は安全なのになぜ騒ぐ 豊洲問題は日本人の弱点が現れている!!

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 築地市場の豊洲への移転問題はますます混迷を極めてきたが、もともと東京ガスのガス工場の跡地であった関係で何をしても地下にはベンゼンとシアンとヒ素が残されたままであることが分かってきた。
しかしこれは当然で、だからこそ3mの盛土をしたり50㎝の厚さで表面をコンクリートで覆って汚染物質を閉じ込めたのであり、地下と地上を分離して考える分離策だった。

 問題は本来分離策だったので地下水のモニタリングをすれば必ず汚染物質が出てくることが確実だったのだが、石原都政で「3mの盛土をしたので地下も安全だ」とアナウンスメントしたことからあらゆる齟齬が発生している。
都は過去8回のモニタリング調査を行い地下水は浄化されたと発表し続けたが、これは都の担当部長が調査会社と示し合わせて意図的に数値を改ざんしてきたからであり、小池知事に代わり担当部長がパージされると、9回目にあらゆるところから有害物質が検出された。

 担当部長が数値改ざんを指示したのは「盛土を行えば安全になる」とのアナウンスメントとの整合性を図るためであり、地上も地下も安全としたかったからだが「そうは問屋が卸さなかった」。
工場跡地が完全に浄化されることはあり得ず、仕方がないので盛土とコンクリートで覆ってきたのだから地下水が汚染されたままなのは当然だ。
地下水を調べた専門家会議の平田座長は「豊洲は50cmのコンクリートで覆われており、盛土を行なわなかった地下空間を含めて完全に地下と遮断されているので地上は安全といえる」とコメントしたが、科学的な判断としては当然だ。

 問題は日本人には科学的な判断より気持ちを重視する人が多いことで、「いくら安全といっても地下が汚染された場所でセリにかけられた魚や野菜は食べられないわ」という人がいることだ。
一般的には風評被害というのだが日本ではこの風評被害が多く、科学的判断が簡単に吹っ飛んでしまう。

 私は日ごろからこの日本人の性癖は日本人の弱点だと思っているが、福島県の原発周辺に住んでいた住民に対する嫌がらせも、「放射能に汚染されている」という風評に従ったもので、科学ではなく気持ちを優先する日本人の欠点が現れている。

 今回100条委員会に出席した石原元知事は半分ぼけてしまっていて「2年前に脳梗塞を患ってそれ以来文字がわからなくなりひらがなも書けない」と証言していたが、このような老人をいくら追及しても仕方ないことは誰にでもわかる。
はっきり言えば老人いじめだが100条委員会は7月の選挙に向けた都議会のパフォーマンスのために行っている。
このような馬鹿げたパフォーマンスは地下と地上を分ける考え方が貫徹していれば最初から問題にならないはずのものだったが、都民の「気持ち」を孫釈して「地下も安全」という誤った誘導を行った結果だ。
これは石原元都知事に責任がある。

 小池知事は「モニタリングの追加調査の結果を重く受け止める」といって豊洲移転に消極的な態度をとっているが、現在使用している築地市場も元米軍のクリーニング工場が併設されていた関係から汚染物質を地下に閉じ込めており地下水を調査をすれば驚愕するような結果になるだろう。
この問題は科学的評価を重視するか、都民の気持ちを重視するかという問題で日本人という人種がどのような人種であるかを明確にわからせてくれるリトマス試験紙になっている。





 

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(29.3.19) 地下水の汚染が当たり前なのになぜ騒ぐ。 豊洲小池劇場

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 やはりというか当然なのだが豊洲の地下水の追加調査で基準を上回る100倍のベンゼンとシアン化合物が検出された。
都は2014年以降9回のモニタリング調査を実施してきたが、8回目までは全くと言っていいほどベンゼンもシアンも検出されなかったのに、昨年12月の9回目の検査ではほとんどの地点からベンゼンやシアンが検出されて関係者を驚愕させた。
なぜ8回目までは全くと言っていいほど有害物質が出なかったかといえば、都の担当部長がモニタリング結果についてチェックを入れていたからである。
この辺りの経緯は前に記載した。

注)モニタリング結果がどうして相違するかの説明は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/pppp-2.html

 慌てた都が37箇所に限って追加調査を実施したのだが、あたりまえだがベンゼンもシアンも検出されている。もともとここは東京ガスの石炭ガス工場があった場所だから精製の過程でベンゼンもシアンもいくらでも出ており、どんなに注意しても土壌に垂れ流されるのは当然だ。
東京ガスはまさかここが築地市場の移転場所になるとは思っていなかったはずだから、土壌汚染があってもさほど気に留めていなかったはずだ。
まあ、工場なんてみんなそうしたもんですよ・・・・」

 しかし東京都の強い要望もあって東京ガスはこの跡地を東京都に売却することにしたが、土壌問題はどうしても残る。都は3mの盛土をして有害物質を閉じ込める案を出して盛土を行ったが、建物の地下は盛土を行わなかった。
地下が利用できないような市場では本来地下に設置すべき空調や電源や倉庫等をすべて地上に設置しなければならなくなるので、担当部長の一存で建物の地下は空間のまま残した。

 小池知事が当初問題にしたのは「なぜ建物の地下は盛土を行わなかったか」ということだが、9回目の地下水調査で信じられないような汚染水が検出されたため、今は盛土問題はどこかにすっ飛んでしまった。
しかし地下水が汚染されているのは当然のことで、そのための盛土や表面をコンクリートで覆っているのだから驚くほうがどうかしている。そして地下水の汚染が問題になったとたんに今度は築地に飛び火した。

 築地はかつて米軍のクリーニング工場が併設されていて化学薬品を大量に使用していたし、市場内には小型運搬車両の整備工場があり廃液を垂れ流している。
おまけに設備が古いためしょちゅう設備が故障するし、築地が安全だというのはほとんど神話になっている。
小池知事は苦し紛れに「築地はコンクリートで覆っているので安全だ」と弁明したが、それなら豊洲も同じで、地下には盛土はないがここもコンクリートで覆われているのだから豊洲と築地の相違がなくなってきた。
まあどちらも地下は汚染物質が閉じ込められていますな・・・・・・」

 築地も豊洲も地下に汚染物質を閉じ込めていて、コンクリートで閉じ込めれば問題ないならいったいなんで大騒ぎをしているのかわからなくなってきた。
コンクリートがだめなら築地もダメですぐさま築地市場を閉鎖しなければならないし、コンクリートでOKならば豊洲も全く問題ないことになる。
豊洲の地下は汚染されていても、地下水を使用しなければ問題はない。

 もともとこの問題は小池知事が自身の権力を誇示するために移転に待ったをかけたのだが、「待ったをかけてはみたがコンクリートで覆ているので全く問題ない。豊洲に移転可だ」というような結論になれば、ただ騒いで見せただけだということが明白になってしまうし、一方NOということになれば築地の地下汚染問題が残ってしまう。
全く個人的な権力行使のパフォーマンスでこれだけ大騒ぎさせられるのだから関係者はたまったものではないだろう。
豊洲問題はパンドラの箱を開けて大騒ぎしただけのくだらない騒動といえる。

 

 

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(29.3.5) 石原元都知事と小池知事とのバトル 判断するのが正しいのか判断しないのが正しいのか!!

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 先日石原元都知事が記者会見を開いたがその老衰しきった姿に驚いた。すでに85歳だから老衰しているのは当然かもしれないが2年前に脳梗塞を患い闘病生活をしていたという。
石原氏が都知事を辞めたのは2012年であれからたった5年しかたっていないがひどい変わり方だ。

 石原氏が記者会見を開いたのは豊洲移転問題100条委員会に招致されることになりいわば罪人のような扱いを受けることに耐えられなくなったからであろう。
それならばこちらから率先して自己の正当性を訴える」老骨を鞭打っての記者会見だった。

 石原氏の主張は「豊洲移転については最高責任者として決定した責任はあるが、専門的なことについて知見がなかったので、都庁の担当者や議会の意見を尊重して決定した」というものだった。
また土壌汚染問題についても「担当の局長が現在の技術レベルであれば汚染対策は十分にできるとの意見だったのでそのように判断した」と述べている。
簡単に言えば大勢に従って妥当と思われる判断をしたということだ。

 今一番の問題となっているのは東京ガスの瑕疵担保責任を78億円としたことの判断の是非で、実際の土壌対策費として900億円程度かかってほとんどが都の費用負担になったことの責任である。
これも「担当の副知事に任せていたので自身では専門的過ぎて判断できなかった」と述べている。
今後100条委員会が開催されても同様な証言をするとみられ100条委員会で何か新たな証言を得ることはできないだろう。

 私は石原都知事の都政にについては、新銀行東京のような明白な失敗はあるがおおむね妥当だったと思っており、今回の豊洲移転についても石原氏が豊洲移転問題を特別に研究していたわけでないので、その時点では致し方がない判断だったと思っている。
現在豊洲移転で紛糾したのは小池都知事が自己の権力を示すために移転に待ったをかけたことから始まったが、その結果豊洲移転はほぼ不可能になり、業者に対する補償金を半永久的に支払うことになってしまった.

  今は豊洲での土壌汚染が問題になっているが、実際は築地市場でも同様な問題があり戦後アメリカ軍のドライクリーニング工場が築地市場に設置されて有機系の洗剤を使っていたので土壌汚染がされている可能性が高い。また小型運搬車の修理工場があって周囲の土壌が汚染されている。
都は一度も汚染調査をしたことがないがこちらも調査を実施すれば豊洲と同様の国の基準を上回る汚染が確認される可能性がある。
小池都知事は「築地市場は上部をコンクリートで覆われているのでたとえ土壌汚染があったとしても問題がない」と説明したが、それなら豊洲市場もコンクリートで覆えば問題がなくなることになる。

 反対にたとえ豊洲をコンクリートで完全におおっても問題があるのなら築地市場も同様だ。
石原元都知事が「現在の豊洲移転の混乱は小池知事に責任があり、解決不能にした責任は重い」という趣旨の発言をしていたが、どこにでも問題はありそれをいかに処理して事業を前に進めるかが行政の責任で、まったく100%問題がないような案件はこの世に存在しない。
私が小池氏の都政に不満なのは他人がした欠点をコトアゲすることはするが自らの責任でモノを決しようとはしないことで、こうした態度はいずれ墓穴を掘ると予想している。
石原元都知事の言う判断しないことの責任問題が発生するだろう。


 

 

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(29.1.23) 豊洲移転  石原都知事の責任を追及するというけれど・・・・

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 ますます豊洲市場への移転は混迷を極め始めた。
小池都知事石原元知事の責任問題を追及するとして、2012年に築地の仲卸業者が求めた住民訴訟対応の見直しを行うとしている。
この訴訟は東京ガスの跡地を都が購入したことは違法な公金支出であり石原都知事に購入額578億円の返済を求めるとしたものだ。
これまで都はこの住民訴訟に対し真向反論してきたのだが、小池都知事は弁護団を入れ替えて抜本的な見直しを行うという。
簡単に言えば仲卸業者の訴えを都として認め、住民訴訟が要求している石原都知事に対する弁済の578億円の要求を認めようというものだ

 しかしこの措置は実際に石原氏に弁済を求める判決が出たとしても対応が非常に困難だ。
第一に石原氏にそれだけの資産があるとは思われないし、第二に購入が違法ということになると豊洲跡地の問題が宙に浮く
東京ガスが買い戻しに応じるはずはなく、また本当に石原氏が弁済に応ずればその土地の所有は石原氏個人のものになってしまう。
またすでに6000億円の支出がされているが、残りの約5500億円はいったい誰に請求するのだろうか。

 実際問題として小池知事が行おうとしていることは石原氏の責任問題を明らかにしたいということで、この住民訴訟の見直し対応は一種のパフォーマンスに過ぎない。
都と石原氏は実際は一体だから石原氏の責任は都の責任になるのでますます混乱するだけで、都知事の小池知事はこの問題に他人事でなく対処しなければならなくなる。
天に向かって唾をするのと同じだ。

 さらに問題なのは9回目のモニタリングで基準を大幅に上回るベンゼン等の検出がなされたことで、過去の訴訟問題よりはこの対応のほうが問題が大きい。
もし9回目のモニタリング調査の結果が正確だとすると、豊洲への移転はまず不可能になる。
約6000億円はどぶに捨てることになるがこちらの責任問題のほうが大きい。

 だが築地の豊洲移転は不可能になったとしても、現実問題としてその影響はさほど大きくない。実は都の中央卸売市場の役割は年年歳歳縮小してきており、築地を含む11の中央卸売市場の取扱金額は10年と24年を比較すると約6割程度に縮小している。
市場を通すことをしない直接取引等の拡大で市場の取扱量も金額も縮小の一途なのだ。

 したがって移転して規模を拡大するような必要は全くなく、かえって外国人観光客に対する観光地としての役割がおおきくなって来ており、トルコやアルジェリア等によくあるバザールとして観光客相手の商売をしていたほうがよいぐらいだ
私は昔金融機関の職員だった時代にこうした市場の仲卸業者の担当をしたことがあったが、なんとも狭い場所で江戸時代さながらの商売をしていたのには驚いたものだ。

 市場の役割は時代とともに終わり、したがって「行く必要性がない」と仲卸業者の一部が住民訴訟が起こしているのは当然なのだ。
もはや移転は不可能とあきらめて豊洲の方は幕張にある幕張メッセのようなイベント会場に変更する等の見直しが必要だろう。

 何とも閉まらないことになりそうだが、21世紀は日本全体が縮小していく世紀だからそもそも規模拡大のような前向きな話は時代に合わないのが実態だろう。

 

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(29.1.16) モニタリング大異変 豊洲への移転は半永久的に不可能になった!!

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 思わず笑いこけてしまった。都が行っている豊洲市場のモニタリング検査で思いもよらぬ数値が検出され、専門家会議の座長が「こんなことはあり得ない」と頭を抱えていたからだ。
都は14年以降9回のモニタリングを実施し、7回までは全く問題の値は検出されず、8回目に201か所中3か所で国の環境基準を若干上回ったが、今回の9回目の検査で一気に72か所で国の環境基準を大幅に上回ってしまった。異常値検出率36%だから尋常な数字ではない。

 ベンゼン35箇所、シアン39箇所、ヒ素20箇所だそうでベンゼンの最高の値は基準の79倍だそうだ。あまりの異常値の検出で関係者全員が頭を抱え、再度調査会社を変えて調査しなおすという。
小池知事は「想定を超える高い数値が出て驚いている」とコメントしたが、このようなことで驚いていては行政の長は務まらない。

 今回異常値が出た原因として調査会社を変えたことや地下水管理システムを初めて稼働したこと等が原因として挙げられているがいずれも正しくないだろう。
正しくは池知事が担当部長を罷免して給与削減等の厳罰に処したからだ
なぜ担当部長を罷免するとモニタリング数値が悪化するかといえば、異常値チェックの抑えがきかなくなったからだ。
  
 実務を担当したものなら常識として知っているが、モニタリング数字は事前に担当部長等の責任者の目を通すのが常識で、調査会社の数値がそのまま公表されるわけでない。
あんたこの数値はちょっとおかしくない。ベンゼンが検出されることなんてあれほど手当てをしたのだからありえないはずだよ」などと数値の修正を要請されるのが普通で、調査会社は都からの委託仕事だから、「もう一度再チェックしてみましょう」などといって引き下がり、数日後に、「申し訳ありませんでした。サンプルに間違ってベンゼンが付着していたようです」などと訂正するのが普通だ。
簡単に言えば依頼者の要望に沿って数値は書き換えられる。

 1回から8回目までの公表数字はそうして都の責任者の指示で訂正が行われていたが、小池都知事が就任してからはその方法が全く取れなくなってしまった。
何しろ担当部長等は地下室に土盛りをしていなかったことで責任を取らされていて謹慎中だから、9回目の数値はチェックがなされないままそのままの数字が公表されてしまった。
今までの数字は中国のGDPで今回の数字が生のままの正しい数値と言っていい。

 考えても見てほしい。豊洲市場は前は東京ガスの敷地でガスを生成するときにベンゼンやシアンやヒ素は注意してても垂れ流される。それが工場というもので土盛りをした程度で国の環境基準を下回るような状態になるはずはない。
しかしいったん移転が決められてしまえば担当部長等の行政官は期日までに何としても移転を果たす責任がある。その時モニタリング結果で有害物資が検出されればそれだけで移転は不可能になる。
だから広い意味での行政指導でもみ消しを行うのは当然なのだ。
国の環境基準は極度に高いのだから、それを少々上回る程度では実際は支障はない。それより豊洲移転を果たさなければ・・・・・・・」

 小池知事は移転にストップをかけ、この9回目のモニタリング結果で判断するとしていたが、これでは移転は不可との判断しか下しようがない。
さらにチェックをするというが今回のそのままの調査数字が正しい可能性が大だから、もはやどうしようもない。
総額6000億円をかけた豊洲移転のプロジェクトはこうして瓦解することになるが、移転の責任者だった都の部長クラスをみなパージしてしまえば、だれも推進する主体がいなくなり小池都知事もなすすべがない。

 私が小池知事を幼稚だと思うのは、あらゆるプロジェクトはやっとのことで推進しており、問題が発生する都度責任者がそれをうまく対処(通常はもみ消し)して前進させている実情を理解しないことだ。なんでもパーフェクトに進んでいると思うようでは行政の責任者としては高校の生徒会長並みだ。
だから問題があるのは当然で、それを表に出すか否かは行政の長として慎重に判断しなければならない。
何でもかんでもコトアゲしていてはすべてのプロジェクトが崩壊する。
豊洲問題は小池氏のコトアゲでこのように半永久的に解決不能に陥ったが、オリンピックの施設問題も同様で、小池氏が先を読むことをせず権力欲だけでコトアゲばかりをしているとオリンピック開催も不可能になると警告しておこう。

 

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(28.12.18) オリンピック会場移設問題で3連敗 それでも戦線を拡大する小池知事

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 小池東京都知事
はオリンピックの会場選定で森組織委員会会長3連敗をしたが、「400億円経費を削減した」と相変わらず意気軒高である。
もともと東京都が提案した会場の移設案は無理難題が多く組織委員会で断念した案件だったので、単に無理であることを追体験しただけで、森会長も「ようやく我々の検討のレベルに追いついたのでよかった」とコメントした。
しかし森会長の本当の腹は煮えくり返る思いだったろう。
あのバカアマのおかげで時間だけが浪費していく!!!」

 小池氏は自身の権力の誇示をしたいだけでこのような会場移転案を提出したのだが、特に宮城県の長沼ボート場の移転案はスポーツ関係者からひどい顰蹙を買った。
オリンピック選手を大震災の被災者住宅に住んでもらって東日本大震災の惨状を経験してもらおう
これはオリンピックを全く理解できない人の発言で、ホスト国として参加選手に最上級の住環境と食事環境を提示する義務を放棄したものだ。

 また最後まで粘っていた有明アリーナを横浜アリーナに移設させる案は横浜市が関係団体や周りの住民を説得する自信がないので東京都が代わりに行ってほしい」といわれてすっかりその気を亡くした。
小池氏は経費削減には熱心だがオリンピックを成功させることには関心がなく、もっぱら権力闘争だけを繰り返すので周りのオリンピック関係者をうんざりさせている。

 次の課題は経費の分担問題で、特に警備運営費を含めると約2兆円になる経費分担の話し合いになる。開催をする自治体としてはできる限り国に経費を持ってもらいたいが、そうした話し合いは組織委員会を通して行うことになり、ここで再び小池氏と森会長のバトルが繰り返されるだろう。
組織委員会と国のタッグに小池知事がどこまで切り込めるかだが、ここで再び時間を空費することになるとオリンピック開催にイエローランプがついてしまう。

 小池氏はどこでも戦線を拡大させておりちょうど第二次世界大戦の日本軍のような状況になってきた。
都議会自民党を切り崩すために「希望の塾」を主宰して来年の都議会選挙に希望塾から都議を擁立する考えだが、とくに自民党現職がいる場所に刺客を擁立するので自民党都議団とは完全に敵対関係になった。
定例の都議会では自民党が代表質問で事前の内容通知を行わず、19の質問をしたが当然のことに小池知事は答えられず、自民党都議団の罵声を浴びていた。
なれ合いと事前の根回しをやめる」のが知事の希望だからそのようにしたと自民党は回答したが、これなどは明らかに意趣返しだ。

 小池氏は豊洲移転問題で問題点を浮き彫りにさせたと自信満々だったが、オリンピック会場問題では森氏に完全に抑え込まれた。
第二次世界大戦のイメージでいえば豊洲移転問題は真珠湾攻撃で、オリンピック会場移設問題はミッドウェイ会戦というイメージだ。
小池氏の手法は常に先制攻撃一辺倒で熟慮したものでないから、今後とも失敗が続くだろう。
ミッドウェイ会戦後日本海軍は一度も勝利できなかったが、小池氏の運命も旧日本海軍と同様なものになると予想しておく。


 

 

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(28.12.10) 小池都知事の田中真紀子現象 無能だが権力欲の権化だ!!

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 小池知事
によるオリンピック会場の変更案はすべて否決されることになったようだ。
すでにボート会場の宮城県長沼案と水泳競技場については現行案を採用することになっていたが、バレーの有明アリーナを新規に建設するか横浜アリーナを使用するかについてはペンディングになっていた
然しどのように検討しても横浜アリーナは難しいことが分かって有明アリーナの建設に落ち着くようだ。

 小池知事の開催地変更案は最初から無理があり、少し考えれば不可能なことがわかる。
例えば宮城県の長沼ボート場では宿泊施設がないために選手を災害用の仮設住宅に詰め込む計画だったが、こうした非常に劣悪な環境を選手に提供するのはオリンピック憲章にも違反する。
あんたなんでオリンピック選手に最悪の環境を提供するんだい。意図的な悪意か??」と疑われても仕方のない案だった。

 また水泳会場の代替案の辰巳の国際水泳場はもともと国内競技用で競技場には駐車場がない。近くの有料駐車場を使用することになるが、現在は観客も選手もほとんどがJRや地下鉄を利用している。
小池氏は海外のオリンピック選手にJRを利用して競技場にきてもらうつもりだったのだろうか。だがその時の車内の警備はどうするつもりだったのだろうか。最初からありえない案を提案するのは明らかに組織委員会に対する妨害行為に過ぎない。

 また横浜アリーナも十分な駐車場がなく、民有地の借り上げが必要になり横浜市から「東京都さん、その交渉は東京都がしてくれるのでしょうね」と念を押されてすっかり腰が引けてしまった。
自分では一切手を汚さずに他県に無理を押し付けられるという考え方はフェアとは言えない。

 小池氏の案は当初から無理押しで、ほとんどまともにフィージビリティチェックをせずに提案しているが、これは組織委員会に対するひどいいやがらせだ。
小池都知事はこれによって当初案通りとしても規模を縮小し建設費を圧縮できたというつもりのようだが、それなら最初から工事費の圧縮だけを提案し、ありえない他県での開催など提案して混乱を引き起こす必要はなかったはずだ。

 小池氏はただ自己の権力を誇示したいために権限を組織委員会から奪おうとしているだけで、森氏を引き釣りおろして小池氏がオリンピック開催の主導権を取ろうとしているだけに見える。
もちろん森氏より立派にやり遂げられるならそれでもいいが、実際は豊洲問題でもそうであるようにコトアゲだけして解決策は示さないからただ混乱だけを残している。

 小池氏はかつての田中真紀子外務大臣と同じで権力を示すことに快感を覚えているだけでオリンピックを開催する責任感はほとんどない。
森のヤツの足を引っ張ればいいのよ。オリンピックなんて知ったことではない」というのが本音だから、ありえない案をわざわざ提案して混乱が起こっても平気だ。
森組織委員長が「オリンピックを成功裏に進めることが最も大事だ」と言っていたが、小池氏はそんなことにはまったく無頓着だ。

 このところ東京都知事はかすばかりが続いている。舛添氏はケチなだけが取り柄だったが小池氏は単なる権力亡者だ。田中真紀子氏やパク・クネ氏の系譜につながる無能だが権力欲だけが強い愚かな政治家といえる。

 

 

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