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(28.11.27) さらに混迷を深めた豊洲移転問題。 誰を処分しても問題は解決しない

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 前にも記載したが築地市場の豊洲への移転問題半永久的に不可能になりつつある。
小池知事はこの問題で議会に対してうその証言を繰り返してきた都の幹部市場長、部長クラス18名に、最大減給5分の1、期間6か月の厳しい処分を言い渡した。
現役の職員12名はこの処分を受け入れるとのことだが、退職者6名のうちには不満を口にする者がいるという。

  豊洲問題の本質はこの場所が東京ガスの跡地でいわば工場跡地だったことにある。
調査をすると有害物質が基準を上回る水準ででてきて、特にベンゼンは局地的に国の基準の43000倍という高濃度だった。
この段階で本来は跡地の使用をあきらめ、夢の島がそうであったように公園にするのが最も最適な案だった。
しかしそうはしないで強引に豊洲に移転しようとしたことからボタンの掛け違いが始まっている。

 専門家会議に諮問して4.5mの盛土をするなら施設を建設して良いということになった。
専門家会議はすべての土地に4.5mの盛土をするように諮問したのだが、実際の建設設計の段階になるとこれはとても不可能な提案であることが判明した。
現在の大規模建設で地下が使用できないような建物はない。どの建物でも地下は最も重要なインフラ部分で、電源設備、空調設備、ディスクやコンピュータの設置場所、倉庫等に使用されており、地上より地下のほうが利用空間として大きい建設物はいくらでもある。

 だから設計段階で地下空間の利用を東京都は専門家会議に再諮問しなければならなかったが、実際はそうはせず事務方の秘密事項として建設を進めた
なぜ再諮問しなかったのかの理由は明確で、そうすれば再び地下を利用してよいかの環境アセスメントが必要になりほぼ1年間は工事に取り掛かれないからだ。
さらに新たな案が出されればそれへの対応が必要になり、いつまでたっても豊洲への移転ができなくなる。
ここは黙ってやってしまおう。地下が利用できない建物なんてエンジンのないジェット機のようなものだ。専門家会議は盛土で凝り固まっているからこれ以外に手はない

 石原都知事や猪瀬都知事の時代は豊洲への移転に積極的だったから、たとえばれても「ここは地下から再び有害物質が出た場合の処理施設です」といえば信じたふりをしてくれると踏んでいた。
大丈夫だ。石原さんも猪瀬さんも分かってくれるはずだ。東京オリンピックもあるし築地市場の下に高速道路の整備もしなければならないから黙認するだろう

 しかし思わぬことで知事が次々に代わり小池知事になって様相が一変した。
小池氏は自身の権力を見せつけるために豊洲問題に待ったをかけたのだが、そのために過去のすべての魑魅魍魎の妖怪が出現してしまった。
工場跡地に市場を移設することの無謀さと、それを回避すべく議会にも都民にも無断で実施してきた地下空間の利用が白日の下にさらされてしまったからだ。

 今回の18人の処分により問題はさらに深刻化する。今回の処分決定でもだれが地下空間を設置する決定をしたのかあいまいなままだったからだ。それは当然で黙って実施する案件に正式な決定記録などあるはずがない。
CIAのミッション・インポッシブルの世界だから証拠はすべて破棄される。
例によって、君、もしくは君のメンバーが捕えられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しない。成功を祈る。なお、このメッセージは5秒後に自動的に消滅する」世界なのだ。

 この問題は当初からボタンの掛け違いがあり、地下空間のない巨大建設などありえないのでそれを黙認という形で建設したのだが、ばれてしまえばこのミッションは終わりだ。
いつまでたっても誰が決定したかという問題が再提起され、もともと工場跡地だから有害物質問題は解決できず、半永久的に議論が空回りしてしまう。
この建設に5900億円の巨費を投じたが一瞬のうちに海の藻屑になってしまった。
小池知事は自身でほじくりだしたこの魔物の処理をすることは不可能だろうから、だれも利用しない21世紀の市場という施設が豊洲に幽霊のごとく存在し続けることになる。



 

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(28.10.10) 解決不能に陥った豊洲問題 5900億円はどぶに捨てられた!!

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 豊洲移転問題はますます混迷の度合いを深め、ほとんど解決が不可能になってきた。
問題の所在は専門家会議が提案した4.5mの盛土について、なぜ主要な3つの建物は盛土ではなく地下空間になっていたかということである。
従来の都の説明では「技術会議で地下空間を決定した」ということになっていたが、この説明を都議会において岸本卸売市場長が撤回したからだ。
技術会議ではなく都の提案だった」ということだが、都の提案が設計会社に通達されてそのように設計されたのだという。

注)技術会議で提案されたという従来説明についての詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-1810.html

 建前上は技術会議が設計施工に関する決定をし指示を出していることになっていたが、実際は都の技術系の幹部が指示を出していたらしい。
何もわからん連中に市場設計なんかされてはたまらん。私の言うことを聞きなさい
ということのようだが、これは都の正式な決定ではなく、アウンの呼吸によって決まったものだから責任の所在はさっぱりわからなくなっている。

 小池知事はいきり立って「過去の市場長と管理部長経験者を含む10名以上処分する」と息巻いているが、明確な証拠を示して処分することは不可能な状況だ。
すべてはアウンの呼吸だから証拠はなく、そんなものを処罰する規定などない。

 今回の地下空間の設置がなぜアウンの呼吸で決まったかというと、専門家会議が決定した敷地全体に4.5mの盛土をして、建物の下に空間がないなどというような設計は建築の専門家としてはあり得ない設計だからだ。
現在では土地は非常に高価だからできるだけ有効利用しなければならない。
もし地下室がないとすると、通常そうした場所に設置する電源設備、空調設備、倉庫、電算室、車庫等を別途地上に場所を確保して設置しなければならない。
現在の大規模建設物で地下空間はその建物のインフラを配置する最も重要な場所だ。

 ところが今回地下は全く使用できないということになっていたが、建物インフラを地上に設置するのもばかげている。そこで都の技術系幹部は専門家会議の盛土案を一部修正する案を、技術会議に一旦諮ったが技術会議ではそれは取り上げられなかった。
専門家会議で4.5mの盛土が提案されている以上、盛土をせざる得まい」

 弱り切った都の技術系の幹部は「なら、黙ってやるしか仕方ない。しかし正式決定でないからうやむやのうちに地下空間を作ろう」ということにした。
馬鹿げた、専門家会議の盛土案なんて、やったふりをすればいいんだ
技術系の幹部としてはしてやったりというところだったが、思わぬところで都知事が小池氏に代わり、小池氏は自身の権力を示すために豊洲移転に待ったをかけてみたが、調査をすればするほど問題が出てきている。
小池氏も「これほど問題が大きくなるとは思わなかった」と述べているが藪を突っつけば蛇が出てくるのは当然だ。

 かくして地下空間で汚染問題は解決されたのか調査をするための環境アセスメントが必要になり、通常この調査には15か月かかる。本来は11月にはオープンしていた豊洲市場がオープンできなくなった。
そして環境アセスメントでは「問題なし」という回答は期待できないからさらに対策に数年かかりそうだ。
その間に責任問題も追及されるがその責任の所在は曖昧のままだから、この豊洲問題は半永久的に解決が不能になった。
5900億円はどぶに捨てられたのである。

注)もし環境アセスメントで「問題なし」などと結論が出ると、今度は4.5mの盛土を提案した専門家会議の提案が問題になる。

 

 

 

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(28.0.18) 小池都知事のビギナーズラック 「ほれ見てみろ、豊洲移転は問題山済みだ!!」

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(トシムネさん撮影)

 どうやら築地市場の豊洲への移転は不可能な状況になってきた。5900億円かけた都の一大プロジェクトは大失敗に終わるようだ。
小池都知事がこのプロジェクトにクレームを付けた理由の一つに汚染対策の検証がまだ十分に済んでいないことを挙げていたが、その汚染対策が火を噴いた。

 汚染対策の決め手は盛土で、都は4.5mの盛土を実施してきたので汚染問題はクリアーできたと主張してきたが、主要な3つある建物の地下は盛土でなく、空洞であることが判明したからだ。
空洞化することによって汚染土は除去されるということのようだが、これは豊洲がベンゼンに汚染されていたことが判明した後に設立された専門家会議の提案とは異なる。  
外部の有識者で組織された専門家会議では4.5mの盛土が提案され、外部にはこれが完全に実施されたとアナウンスメントされていた。

 だが実際は一部盛土されていなかったのだが、なぜ専門家会議の提案が修正されたかは、専門家会議の下に実務者による技術会議というものがあり、そこで主要な建物の地下は盛土でなく空洞にする案が決定されたからだ。
盛り土はしなければならず、一方空調設備のような建物のインフラを設置する場所も確保しなければならずその妥協案だ」ということのようだ。
だがそれを専門家会議には報告せず技術会議という内部の実務者による会議で決定し、外部にアナウンスメントしてこなかったことが今回の問題に発展した。
専門家会議に言うとまたもめるからこれは極秘にしましょう

  私も過去にシステム開発という大きなプロジェクトのリーダーをしてきた経験があるから知っているのだが、期間と予算が決められている場合そのプロジェクトを成功させるために切らなければならない機能というようなものがいくらでもあった。
ユーザーの要望をすべて聞いていたらとても予算が足らなくなることが分かった段階でそうした要望を切り捨てるのだが、ユーザーが了承してくれることはほとんどない。
そうしたときにプロジェクトリーダーが行う判断は表面的にはユーザーの要望を聞いたふりをして実質的に棚上げしてしまう方法で、そうでもしないとプロジェクトは前に一歩も進めなくなる。そしてこの方法は判明すれば責任問題になるが、一方うまく隠しおおせば大成功のプロジェクトとなる。

そうかその方法で都は専門家会議と都民を出し抜いてきたんだな」思わず笑ってしまったが判明してしまえばこれはアウトだ。
小池都知事はそこまで問題が深かったとは思わず、権力の誇示のために伝家の宝刀を抜いて見せたのだが思わぬビギナーズラックになった。
ほれ見てみろ。豊洲問題は問題含みだ」小池都知事の高笑いが聞こえる。

 だが、問題はこれで豊洲移転が白紙に戻ってしまったことで、専門家会議は「だまされた」と怒っているので、この地下空間問題が解決するまでは豊洲移転は不可能になった。
地下空間を埋めると今度は空調施設等をどこに設置するかとの問題が新たに発生するので、これはどうにもならない堂々巡りになりそうだ。

  結局5900億円の巨費をかけた一大プロジェクトは都知事が次々と変わる間にその暗部が暴かれてしまい大失敗になるプロジェクトになったようだ。
やれやれ猪瀬さんが都知事であったらこんな問題は発生しなかったはずなのに・・・・」都の幹部の恨み節が聞こえる。

 あらゆるプロジェクトには暗部があり、それを外にさらさずに成功裏に収めるのがプロジェクトリーダーの役割だが、小池都知事の登場でそれがばれてしまってはこの移転は不可能というほかない。

 
  

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(28.9.2) 東京都知事はいつまでたってもアホばかり  小池新知事のいちゃもん政治

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 「いやはやこれが小池新東京都知事の最初の仕事かい」あきれ返ってしまった。  
小池新東京都知事がこの11月7日に予定されていた築地市場から豊洲市場への移転を延期させた件である。
小池都知事によると豊洲への移転は、土壌汚染問題が完全に解決されていないこと、費用が5900億円と当初予定した金額の約3倍に膨れ上がっていること、その情報公開が十分になされていないことを理由に延期したのだという。

 小池知事としたら知事が変わったことでなんとか新鮮味を出したいのだろうが、選んだ築地案件は選択として最悪だった。
すでに問題をクリアーしたとしてようやくのことで11月7日に移転するようになったのに、それが取りやめになると、今まで業者が手当てしてきた冷蔵庫やごみ処理施設や内装工事がすべて無駄になってしまう。
業者の支出は約200億円で、この損害を都が賠償するのかという問題がある。
さらに移転のための運送会社の手配や従業員の新規雇用やあるいは馘首についても、11月7日を目標に業者は進めてきているので、こちらに対する損害賠償も発生する。

 小池都知事は「費用が3倍に膨れ上がったのにかかわらず、業者の一部が不満を表明しているにはなぜか」と疑問を投げかけたが、だれもが完全に賛成するようなプロジェクトなどあるはずはないし、もし不満を表明する業者が少ないとすればそれは金で説得した結果だ。
だからさらにまだ不満を持っている業者の説得をすることにするとさらなる費用の増大が必要でいくら金があっても足らなくなる。

 こうしたプロジェクトは当初予算を大幅に上回るのはいつものことで、豊洲市場は東京ガスの跡地だったが基準の4万倍のベンゼンが07年に検出されその後14年まで土壌改良事業を約900億円かけて実施している。こうした予期せぬ問題が費用を膨らませたり、不満業者をなだめるために要望を聞いたりした結果が、当初の約3倍の費用の実態だから、今更検証しても致し方ない点がある。
それなら小池さん豊洲への移転を取りやめて、5900億円をどぶに捨てますか?」と聞かれたら何と答えるつもりなのだろうか。

 それに安全性の検証として14年以来7回にわたって水質検査をしてきたが結果は基準値を下回ってきた。確かに検査はあと2回、9月と11月に行われる予定でその結果は来年の1月に発表されるという。
だから移転はその結果を見てからでもよいのだが、それを11月7日にしたのは東京都側の都合で、業者としたらもっと遅くでもよかった。
築地跡地にオリンピック道路を開通させなければならない。その期限が11月だ。どうか11月移転に協力してほしい
水質調査の結果を待ってからの移転のほうがいいのではないですか
それではオリンピック道路の建設に間に合わない。すでに7回の検査ではOKだ。どうか協力してほしい
業者としたら無理に無理を重ねて11月移転に協力してきたのに、今度は移転延期だという。

 確かに不要なプロジェクトはあり見直しが必要なことはあるがそれも場合による。見直し時間が十分にあり、またかかった費用も大したことがなければ見直せるが、今回のようにすでに5900億円の巨費が費やされ、しかもあと2か月後には業者が移転する手はずを整えている時に、小池氏の一声で延期されては移転を推進してきた協会が収まらない。
ようガス、それなら一日700万円の豊洲の維持費と業者が既に支払った200億円、それに運送会社等に対するキャンセル料、すべて東京都に支払っていただきます。それに協会に対する違約として損害賠償をばっちり請求させてもらいます

 開始寸前のプロジェクトを止めるのは、その事業をやめる以外にはしてはならない。止めるための費用や労力があまりに大きすぎて影響が甚大だからだ。
今回の小池知事の延期声明は、2014年に韓国の大韓航空機で起きたナッツ・リターンとそっくりだ。
離陸直前の大韓航空機をたまたま搭乗していた大韓航空機の副社長(社長の娘)が、サービス係のナッツの配り方が悪い(実際はマニュアル通りだった)といちゃもんを付けて、搭乗ゲートまで引き返させた事件である。

 物事にはすでに引き返せないタイミングというものがある。今回の豊洲移転がそうで豊洲移転を全面撤回する以外の理由で移転延期を述べることは不可能なタイミングだった。
今回の延期措置は飛行機が飛ぶ前にナッツの配り方が悪いと大騒ぎしている副社長と同じで、小池知事はただ自分の権力を見せつけたいだけだ。

 いやはや東京都知事はいつまでたってもアホばかりがなって、見ているとうんざりしてしまう。

 

 

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(28.8.3) 歴史的転換を示した東京都知事選挙結果  左翼は死に絶えダイナソーになった!!

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 今回の東京都知事選挙結果に は驚いてしまった。
小池百合子氏が圧勝し、一方野党4党が推した鳥越俊太郎氏が惨敗したからだ。小池氏の得票は290万票で一方鳥越氏の得票は130万票だった。
小池氏が2倍以上の得票を得ており、これは保守が分裂選挙になり、増田氏が180万票得てもなお小池氏が悠々と圧勝をしている。
保守対左派の票の差は、約4倍だ。
こんなに票差があったのだろうか・・・・・・・」正直驚いた。

 鳥越俊太郎氏といえば左派陣営のエースで、ニュースキャスターとして自民党政権を鋭く批判してきた人だ。
もちろん現憲法擁護論者だし、原発反対論者でそもそも立候補した理由が、「参議院選挙で憲法改正勢力が3分の2を越えたのでそれを阻止するために立ち上がった」と述べていた。
最も東京都知事は憲法改正の国会の発議とは全く無関係なのだが、鳥越氏としては憲法と原発反対を唱えれば都民は鳥越氏を支持すると思ったのだろう。

 しかしそうしたイデオロギッシュな主張に耳を傾ける都民は年年歳歳減少している。
年齢別の支持政党支持率は年齢が若くなればなるほど自民党支持者が増加し、一方民進党や共産党の支持者が減少する傾向にある。
簡単に言えば民進党や共産党は年寄りだけが支持して若者からそっぽをむかれているのだ

 これは私が学生時代だった50年前ころと全く正反対の傾向で、当時は学生は共産党と社会党のシンパが大多数で、一方で自民党支持者などは実に肩身の狭い思いをしていたものだ。
自民党支持だなどとわかるとそれだけで軽蔑の対象で学生としてまともな扱いをしてくれなかった。
なんて政治意識の低い奴だ。単なる馬鹿か!!」

 しかし20世紀の終わりにソビエトロシアが崩壊し、後は醜悪な中華人民共和国や北朝鮮といった国家が左翼国家として残っているだけだから、誰もが左翼幻想から覚めてしまった。
社会主義国家とか共産主義国家というのは国家的弾圧組織に過ぎないのか・・・・・・
もはや若者は社会主義に見向きもしないので、残された民進党や共産党支持者は20世紀の左派全盛時代のオールドファッションの左翼支持者だけになってしまった。
そのオールドファッションも毎年死に絶えていく。

 21世紀になって保守革新という構図が全く崩れ、かつての左翼政党が憲法の維持を声高に叫んで保守化しており、一方保守の安倍政権が日本を21世紀スタイルにするために改革を叫んでいる。
かつて革新と呼ばれていた陣営は今や何も革新できずただただ現状維持の保守政党になってしまった。
左派陣営の存在意義は日に日に薄らいでいる。

 今回の都知事選の鳥越氏の惨敗の結果を見て、「ついに左翼が死に絶えたか」との感慨を持った。
20世紀あれほど吹き荒れた左翼の時代が終わって、生き残ったのは保守陣営だけだ。民進党も共産党も歴史の渦に飲み込まれ、ダイナソーになる日が近づいている。
時代から取り残されているのだからそれも致し方ないといえる。

 

 

 

 

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(28.7.20) 女性の時代 小池氏は都知事にまっしぐら!!

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 7月31日投票日の東京都知事選挙は以外にも小池百合子氏がリードをし、その後を鳥越俊太郎氏、
増田 寛也氏が追う展開になっている。
私は自民党と公明党が推薦している増田氏が断然優位かと思っていたのでとても意外な気がした。
東京都の有権者数は1120万人でその約6割は浮動票だから、政党の推薦程度では勝利できずこの浮動票を取りこめた候補者が勝利する構図のようだ。

  過去の選挙でも自民党や公明党が推薦した礒村尚徳氏や石原信雄氏や明石康氏が落選しているから政党推薦だけでは勝利できない。
私は個人的にはテクノクラートで知事経験も豊富な増田氏が適任と思っているが、増田氏は玄人好みの候補者で人気という点では小池氏や鳥越氏にはるかに劣る。
それに増田氏は従来から地方の再生と東京一極集中を非難してきた人なので、「ならば東京を相対的に縮小させるために知事になるのですか?」と聞いてみたくなる。
従来のスタンスと都知事候補という立場とはどう見ても立場が真逆だ。

 一方鳥越氏についてはその第一声が「癌の撲滅のために都民全員のがん検診をする」といったのに はあきれてしまった。
がん検診は鳥越氏本人に は必要かもしれないが、それが本当に東京都が抱える第一級の問題とはいえない。
考えてもみてほしい。がん検診は主として老人が必要なのだが、検診の結果がんがあることがわかってももうどうにもならないのが実態だ。
がんで死ぬのか寿命なのかはわからないのが老人なのだし、またこれ以上老人の寿命を伸ばしても社会的な意義はほとんどない。
一方若者の検診を増やすのは時間と金の無駄だ。

 今回の立候補の経緯を見ていると小池氏だけが主体的に立候補したのに比べ、鳥越氏も増田氏も推薦を得たから立候補したという側面が強い。
この二人は周りから言われて立候補したため都知事としての仕事について明確なビジョンを持っていないことが明白だ。
小池氏にもそれがあるとは思われないが、少なくとも潔く背水の陣で臨んでいるし他に頼らず自力で頑張っているところが共感を得ているのだろう。

 思えば最近日本の女性は元気がいい。男がなよなよとして決断力をなくしているのに比較して、女性の決断力には頭が下がる。
私はいま中学生と高校生に勉強を教えているが、明らかに女性の方が良く勉強するし成績もいい。キャリアの公務員試験でも女性の進出が目立つし、医学部への入学も女性が激増している。
安倍首相は女性の活躍の場を広げようと熱心だが、実際は男がからっきしだらしがないので実質的に女性優位になりつつあるというのが実態だろう。

 東京都知事選もそうした意味で女性優位の結果になるのもやむおえないところがある。私は増田氏が一番いいとは思っているが、女性の時代を象徴する意味で小池氏に都知事になってもらうのも悪くはない選択だ。

 

 


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(28.6.18) 舛添氏への集団リンチ 傲る平氏の末路

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 「傲る平氏は久しからず」というが、あまりのおごりに辟易した権力中枢部から舛添氏はパージされたのだと私は思っている。
私が舛添氏の傲慢さにびっくりしたのは丁度1年前の新国立競技場建設ですったもんだしていたときのことだ。
当初の予定が1300億だったのが、あれよあれよという間に3000億に膨らみ、それを文部科学省は約1600億円に抑え込んでゼネコンに発注しようとしていたころのことだ。

 文部科学省から約500億円の分担金を提示されて舛添氏は激怒した。
俺に全くの相談もなしに500億の分担とは文部科学省はどういう了見なのだ。依頼するなら大臣が手をついてお願いするのが当たり前だろう
文部科学省としては石原氏、猪瀬氏時代からの約束事なのでまさか舛添氏が尻をまくるとは思わなかったのでテンヤワンヤの大騒ぎになってしまった。

注)この間の経緯の詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/qq-e851.html

 舛添氏は「都民に説明できないような費用は一銭たりとも出せない」と正論をはいたが、自身の外遊費に2億5千万円の費用を計上し、趣味の美術館巡りをしていたことは全く都民に説明するつもりはなかったから、簡単に言えば「森元総理や文部科学大臣が直接俺に手をつかない限り金をださない」と言っていただけで、権力に酔っていただけだ。
結局新国立競技場の建設問題は安倍首相が乗り出して約1500億で決着をしたが、この時の舛添氏の横暴に権力中枢部がある決心をしたようだ。
舛添をパージしよう。このまま都知事を続けさせるとどこまでずに乗るか分からない

 舛添氏に関するネガティブキャンペーンが文春や新潮といった週刊誌を通じて今年になって一斉に始まったが、こうしたキャンペーンが自然発生的に起こることはほとんどなく、必ず黒幕がいて意図的に情報をリークしている。
当初は舛添氏が5000万円もかけて外遊をしているが、それは他の府県の知事に比較してあまりにも高額だというものだった。
そのうち湯河原の別荘に毎週帰宅する時に公用車を使用しているが、必ずしも公用ではないはずだというキャンペーンにかわり、さらに舛添氏の女性関係が週刊誌に掲載され始めた。

 このあたりから私は「これはどうもおかしい。舛添氏を意図的にパージしようとしている勢力がある」と気がついた。
さらに舛添氏が参議院議員だったころに千葉の木更津で家族旅行をしておりその費用は政党助成金を使用していたと文春等が報じたが、こうした裏ネタはリークがなくては分かるものではない(文春は特別調査チームを作ってこのネタを探り当てたと報じているが、そのまま信じることは難しい)。
舛添氏が政党助成金の使用にあたってルーズであることは、総務省への報告等ですでに権力の中枢は知っていたが、舛添氏が森元総理等をコケにしてずに乗らなければ不問に付す内容だったろう。

 考えても見てほしい。家族旅行の費用を会社の費用にするのは中小企業の経営者なら誰でも行っており、あらゆる費用を経費で落とすのが有能な中小企業のオーナーと思われている。またサラリーマンでもタクシーチケットを私的に使用することはよくあることだ。
だから舛添氏がセコクそうしたことを行っていたとしても、特に舛添氏が悪質だとまではいえない。
また舛添氏が弁護士に経費の使用を精査させ言わしめたように、「使用にあたっては違法とまではいえない」と言うのが結論だ。
実際政治資金規正法はその使用についてはほとんど規定がないのも同然で、政治活動であればなんでもいいというのが実態だ。
だから舛添氏は「家族旅行も政治家としての慰安のために必要だった」と言い張ることも可能だし、「クレヨンしんちゃんは児童の情操のあり方を研究するために必要」だと言い張ることもできる。

 簡単に言えば舛添氏は法的には違法性がないのに知事を辞めさせられており、よってたかって引きづりおろされたというのが実態だ。
ではなぜ舛添氏は権力の絶頂から地獄に落ちたかというと「傲る平氏」で権力中枢をないがしろにして憚らなかったからだと思う。
やはり舛添氏の引きづりおろし方は異常で集団リンチのようなところがあったが、もとはといえば新国立競技場建設騒動時の傲慢すぎる態度が原因だと思っている。
文春や新潮が特定の政治家を攻撃する場合は、なにか奥に黒い影があると思った方がいい。

 

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(28.6.7) 舛添君頑張る 「違法性はまったくない、おれは絶対潔白だ!!」

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 舛添東京都知事が猪瀬症候群に陥っている。猪瀬症候群とは前知事の猪瀬氏がかかった病気で、徳洲会からの政治献金を借入金だとしその説明責任を果たそうとして果たせず、ついに脂汗を流して辞職した病である。
だが舛添氏はたとえ目にクマを作ってパンダになろうともこの病気を克服して見せると意気軒昂だ。

 舛添氏は政治資金規正法が主として献金の授受に関しての規定で、その使用法については特段の記載がないことから、天才的な利用法を思いついた。
よっしゃこれなら何に使っても法的に違法性はない。これは政治学者の良心に誓って言える

 舛添氏は政治家になる前は超うれっこの政治学者で、政治資金規正法に精通しておりその適用についてはザル法であることを早くから見ぬいていた。
俺が政治家になったら家族のための家族旅行を木更津方面にしよう。今まで尽くしてくれた家族への恩返しだ。誕生日パーティーもど派手でいこう。それに図書としてクレヨンしんちゃんも子供に買ってあげなくては・・・・
舛添氏は政治学者の良心として政治資金の私的利用を虎視眈々と狙っていた。
政治家になれば金はいくらでも手に入る。湯水のように政治資金を使おう・・・・・

 舛添氏はその鋭い言説と「政治家というものは私利私欲を離れて公のために尽くす気持ちがなければ、政治家になるべきでない」などと真面目な中学生や高校生が聞いたら涙を流しそうなセリフをはいていたので、都知事になる前のイメージは超クリーンな政治家だった。
しかしこうした言説は立派な政治家が都知事に立候補されては舛添氏が都知事になれないため、煙幕を張ったものだ。
方便じゃ、方便じゃ!!」

 舛添氏は政治家になるとさっそく政治資金で趣味の美術品を100件、約300万円購入した。
これは外国からの賓客にプレゼントするものだ」と舛添氏は説明したが、一件あたり3万円程度の美術品を外国の金持ちの賓客にプレゼントしたら笑われるだろう。
実際の目的は舛添氏得意の美術品の投資で安いうちに買い込んで高くなったら売りぬこうという算段だ。実際舛添氏の美術を見る目はそん所そこらの素人の審美眼などはるかに及ばないレベルに達している。
外国に行っても訪問する先はもっぱら美術館だが、すべて美術品投資で金もうけをするのが目的だ。
趣味と実益がマッチししかも購入資金は政治資金だ。乞食と政治家 は一度なったらやめることなどできん!!!」

 舛添氏としたら5000万円もかけてロンドンやパリで美術館巡りができたのだからさぞ満足だったろう。
人の金は俺の金、俺の金は俺の金、これこそマスゾエ政治学の神髄である
舛添氏は実に優秀な政治学者だから、政治資金規正法のおかげで優雅な生活が可能なことを見出した。
この世をば 我が世とぞ思う マスゾエの かけることなど なしと思えば

 東京都民は実に幸せだと思う。何しろ日本で最も傑出した政治学者で政治資金の運用に「クレヨンしんちゃん」まで可能であることを証明して見せたほどの大学者を都知事に選んでいる。
おそらくこれほどセコク立派な都知事を他に探すことは不可能だろう。
東京都民はあげて舛添氏を範としてせこく立派に生きることを小中学校の道徳の時間で教えている。

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(28.5.15) 都民は都知事の選択を誤ったのだろうか? せこさだけが目立つ舛添知事

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  私が眼病で約1か月間ブログの記載をしていない間に、世界は激変してしまった。世の移り変わりは実に早い。
アメリカの大統領選挙の帰趨はほぼ決まり、世界経済はアメリカを中心に停滞感がまし、日本ではアベノミクスと称する金融緩和策の賞味期限が切れだした。
三菱自動車はVW並みのテストデータの改竄がばれて、とうとう自力で再建ができなくなり日産の配下に入った。
そして東京都の舛添知事はせこく政治資金を私的に流用してピンチに陥っている。

 舛添氏が都知事になったのは約二年前で、前任の猪瀬知事が徳洲会からの政治献金を借入金として処理していたことで辞任に追い込まれた後を継いだものだ。
舛添氏はさすがに政治献金を隠すことはしなかったが、その代わり政治献金を私的に流用することには躊躇をしなかったようで、木更津への家族旅行の経費約40万円を政治資金の使用としたり、自身の趣味の画材の購入資金をこの政治資金から支出している。

 またそれ以外にも都知事としてヨーロッパに大名旅行を2回行っており、その経費は一回当たり約5000万円だ。
私は当初舛添氏が一人で1週間ヨーロッパに滞在し5000万円使用したのかと思ったが、随行員は約20名だったという。これだと一人当たりにすると250万円になるから、私がする個人旅行の経費25万円に比較すると約10倍ほどの費用ということになる。
この経費が高額だということが今問題になっているが、それよりもこうした大名旅行は単なる観光旅行であり、個人的な楽しみ以外には何のメリットもないことの方が問題だと思っている。

 随行員が20名ということはこれが特別な目的を持ったものでなく、都知事自身とその取り巻きに対する慰安旅行に過ぎないことを意味している。本当の交渉事であれば専門のスタッフはせいぜい4~5名程度であって、これ以上増えると交渉に支障が出てくる。
だから人数が多いということは何もしないということと同じで、この視察旅行が観光目的以外の何物でもないということが分かる
鳥取県知事などは海外出張 は常に一人で、世界各地にゲゲゲの鬼太郎を売りまくっていたたが、知事が十分語学能力があり、かつ実務能力があれば一人での出張でも十分なのだ。

 舛添知事の自己評価とは違い、舛添氏に対する世間の評価は高くない。それは知事在任中にこれといった功績がないからだ。前任の猪瀬知事は(裏献金の問題があるものの)東京オリンピックの招致に成功したし、都の水道事業の海外進出も果たし、さらに羽田空港のハブ化にも成功した。
私は猪瀬前知事はとても優秀だと評価していたので、徳洲会の献金問題で辞任に追い込まれたことはとても残念なことと思っている。

 一方後任の舛添氏は無能で、したことといえば自身の別荘に帰るのに公用車を使用していたとか、大名旅行で都民の税金を浪費していたとか、また都知事になる前だが政治資金でせこく家族旅行をしていたといったようなマイナスのイメージしかない。
その中で唯一成功したのは国立競技場の建設費用を削らせたことだが、これももとはと言えば怪我の功名 で、経費負担増に関して文部科学省が舛添氏に頭を下げなかったため「に頭を下げない限り経費負担はしない」と居直っただけだからだ。

注)この辺の具体的経緯については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/qq-e851.html

 舛添氏はもともとは政治学者で大学教授だが、金で苦労をしてきたためかすることがいずれもせこい。自身は金を出さず家族旅行や大名旅行をすることだけに熱中して、まともに都政の運営をしているとは言い難い。
政治資金規正法違反は都知事になる前だから、これによって辞任する必要はないが、東京都民はかなり不適切な知事を選んでしまったといえそうだ。

 

 

 

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(26.2.5) 都知事選は舛添氏で決定 毎日新聞も細川氏支持を諦めた!

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  どうやら毎日新聞舛添候補潰しも失敗に終わったようだ。
この土日をかけて一斉に東京都知事選の中盤の情勢を報道機関が報道したが、ますます舛添候補の優位が確定している。都知事選の趨勢はほぼ決定した。

 これまで毎日新聞は舛添おろしのキャンペーンを続けており、東京都知事選の第一の論争点は「原発の是非だ」と懸命に細川候補を応援してきた。
告示日の翌日の朝刊で「脱原発の主張に差」があり「安倍政権の原発政策の是非を迫る有権者の判断に注目」という記事を掲載したが、あたかも都知事選の争点は「原発の是非」だけと言わんばかりの記事だった。

 その後も原発関連の記事を掲載し続けたものの全く争点化しないことにいら立ちを感じたのか、2月1日は「つぶやき増減 全国運動 都知事選原発で顕著」と題する記事では全国的にツイッターで原発問題が採りあげられていると強調していた。
ツイッターの全国のつぶやき記事などほとんど意味がないのに、それらしい記事に仕立て上げていた。
さらに2月2日には「小泉発言が急加速 核のごみ最終処分場の議論」という記事では経済産業省が小泉発言を契機に最終処分場の設定に躍起となっていると報道していた。
如何に小泉発言の影響が大きいかを強調した記事だ。

 また舛添氏が東京オリンピックの準備作業に熱心なのを皮肉って都知事選と五輪」と社説で東京オリンピックに大金をつぎ込むようなことは全く無駄だとキャンペーンを張った。
オリンピックなど都知事選の争点ではないとの主張である。
それぞれの記事は個別に見る限り何気ない記事だか、時系列的に追っていけば毎日新聞が舛添候補を何とかして落として、細川候補を当選させたいとの意図は明確だ。
都民よ、争点は原発だ」と原発の争点化を懸命に後押ししていたのだから。

 なぜ毎日新聞が舛添潰しに躍起となったかというと、これが安倍政権に対する痛打になるからだ。
毎日新聞と安倍首相のバトル特定秘密保護法が国会で通過したことから最高潮に達し、その後は安倍首相の靖国神社参拝を中国と韓国のマスコミと和して非難し、さらに籾井NHK会長が「従軍慰安婦はどこにでもいた」といたって常識的な発言にかみついて辞任を求めていた。
これ以上、安倍首相に得点が加算されては、中国と韓国に顔向けができない」と言うことなのだろう。

 だが毎日新聞のそうした努力も水泡に帰したようだ。東京都民が都知事選で何を判断の材料にするかとしたのは 景気と雇用が30%、少子高齢化や福祉が23%、そしてエネルギー関連が18%で、原発は考慮の3番目であり結果的に細川氏の勝利はありえないことが明確になったからだ。

 とうとう毎日新聞も白旗を上げて2月3日の社説では「都知事選と福祉」というまっとうな争点を取り上げた。さらに2月4日の社説では「都知事選と防災」となり、いままでこうした課題をまともに取り上げなかったの不思議なくらいだが、舛添潰しに躍起となりすぎて自制心を失っていたからだろう。
東京は2010年〜30年の20年間で75歳以上の後期高齢者が127万人から211万人と2倍弱に増えることが明らかになっている。

 こうしたお年寄りの病院不足や介護サービス不足が緊急の課題になることは確かで、まったく権限がなくまた都知事の仕事ではない原発廃止キャンペーンを繰り広げているような余裕などないのだ。
私は毎日新聞を配達してもらっている関係で時系列的に毎日新聞の主張をトレースできるが、安倍首相の足を引っ張ることだけに喜びを感じているような紙面にはうんざりしている。

 安倍首相が中国の侵略に備えて懸命に平和を維持しようと努力し、ロシア、インド、アセアン、トルコとの遠交近攻政策をとっているときに何も中国や韓国のお先棒を担ぐことはないのにとつくづく思ってしまう。

注)中国が21世紀に残った帝国主義国家であることは何回も記載している。日本が約70年前に放棄した帝国主義を今まさに実践している国家だ。当時の中国人が日本帝国主義の侵略戦争に断固戦ったように、今日本人は中国の帝国主義的侵略に立ち上がらなければならない立場だ。そうした歴史的位置づけを欠いている毎日新聞の紙面に私は危機感を持っている。
安倍首相の外交政策については以下参照。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat54917474/index.html

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