(24.8.4) 夏は水泳が一番だ。 有吉公園プールで泳いでいる。
この夏のあまりの暑さに耐えかね、昨年までならばもっぱらJOGをしているのだが今年は水泳と決めている。
このおゆみ野には有吉公園という場所に屋外に25mプールが併設されており、夏場の7月15日から8月末まで休みなく営業している。
スポーツクラブに常時行っている人は温水プールで泳いでいるので季節感はまったくないだろうが、私のように夏季限定で屋外プールで泳ぐものにとっては夏は待ち遠しい。
太陽光線のもとで泳いでいるときが一番嬉しく変身してしまう。
「太陽がいっぱいだ!!!」アラン・ドロンになったような気持ちになる。
私はほぼ毎日このプールが開園する9時からほぼ1時間泳いでいるのだが、この時間をはずすとプールは子供たちでイモ洗いになってくる。
幸いにここでは2コース分は泳ぐ人専用で行きと帰りのコースが異なっているからぶつかることはない。
ここで私は毎日1500m泳ぐことにしている。だが初日に泳いだときはびっくりした。100m泳ぐのにも息があがってとても続けて泳げない。
仕方なしに100mごとに休んでいたが、よくしたもので2~3日ですっかり水になれ、今は一気に1500m泳いでいる。
しかしなんとも遅いのだ。当初は45分もかかってしまった。一流選手は15分前後では泳ぐからその3倍だ。
「いくらなんでも3倍はないだろう。せめて2倍程度にならないかしら・・・・・」
半月あまり泳いでいたら36分程度で泳げるようになってきた。身体の上半身が発達してきて腕も太くなりいかにも水泳選手のような体つきになっている。
「山ちゃん、がんばれ、もう少しで身体だけ見ればスイマーに思われるぞ」叱咤激励だ。
しかしこの有吉公園プールで泳いで見てあることに気がついた。
ここで泳いでいる児童(小学生から中学生までがほとんど)の泳力が非常に低いのだ。
私のような老人スイマーを凌駕する泳者はまず見当たらない。25mだけなら私より早く泳げても連続して泳ぐことができないようだ。
一方でスイミングスクールなどで鍛えている児童はオリンピック選手を目指してがんばっているのだから、どうやらこの水泳も泳げる人とそうでない人の二極化が始まっており、泳げない人はさっぱりと言う実態らしい。
水泳上達のコツは身体を水面と平行に保って泳ぐことで、こうすると水の抵抗が一番少ない。
しかしここで泳いでいる多くの児童はいわゆる立ち泳ぎという泳法で、これではほとんど前に進むこともできない。
「なんて下手な泳ぎをしているのだろう」あきれてしまった。
こうした児童は学校の水泳教室で一応泳法を習うはずだが、実態は教師もまともに泳げず指導などはとてもできないようだ。
私が評議委員をしている小学校でも、指導の先生が中学の体操の先生から水泳指導の基礎を教わると言っていたから、どう見ても水泳が得意とは思われなかった。
スポーツクラブで特別に訓練した児童以外はほとんどかなづちという状況だが、これはかなり問題だ。
今年は草刈に熱中しているので、さすがに水泳指導までは手が回りかねるが来年は評議員をしている小学校で水泳指導を買って出ようと思っている。
なお。学校関連の記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43589956/index.html
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