システム サイバー戦争

(27.6.22) 中国圧倒的優位のサイバー戦争 真珠湾攻撃後の日本海軍に匹敵する

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 中国の真珠湾攻撃は大成功に終わり、アメリカや日本の主要な情報が盗みまくられてしまった。
今年に入って中国のサイバー攻撃はすさまじくアメリカ大手の医療保険会社から約9000万件の社会保障番号が盗まれたり、内国歳入庁国税庁)から10万件の納税情報が盗まれ、最近になって連邦政府人事情報400万件がハッキングされた。
日本では年金情報125万件がやはりハッキングされている。

注)この詳細については前に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-da9b.html


 現在アメリカ政府にとって最も緊急な課題は連邦政府の人事情報の中にアメリカのスパイ網があってそれが中国にもれてしまったことだ。緊急にエージェントの呼び戻しや中国人の協力者の保護を図らなくてはならなくなり、テンヤワンヤの大騒ぎになっている。
ナゼこれほど中国のサイバー部隊の攻撃能力が強化されたかというと、中国からロシアに亡命したスノーデン容疑者が持ち出した資料の中に、暗号解読の資料があり中国サイバー部隊がその解読に成功したからだといわれている。

 中国の攻撃はほとんど真珠湾攻撃のようなインパクトをアメリカに与え、今やアメリカ政府も本気でリメンバー・パールハーバーに乗り出した。
ロシアのカルペルスキー研究所によると「知られているどの組織を上回る複雑さと精巧さで世界30か国以上の政府機関や企業にサイバー攻撃をかけているイクエーション(方程式)と呼ばれるサイバーテロ集団がいる」ということだが、これはアメリカのNSA(国家安全保障局)によるサイバー攻撃を指している。

注)このイクエーションの反撃についての詳細は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-da9b.html

 だがこの程度では中国のサイバー部隊の攻撃に対処したとは言えない。かろうじて反撃体制が整った程度の状態だ。
アメリカ政府はIT産業に対し企業や個人が使う暗号を解読できる「特別な抜け道」を設けるように要請している。もちろんIT産業は猛反発しているがそれは表の顔で、実際はこの要請を受けて秘密の抜け道が用意されている。
アメリカはIT 産業と組んでマイクロソフトやグーグルのソフトを使用すれば、その情報を簡単に入手する手段を構築しようとしているわけだ。

 中国もこのアメリカの動きに反発し「中国テロ対策法」を制定し中国国内で活動するIT産業に対し、使用している暗号の解読情報を提出するようもとめたが、これにはオバマ大統領が激しく反論した。
ふざけるな、戦争相手に最高機密の開示などさせない!!
今や暗号の解読情報さえ入手すればオールマイティーだからこの解読情報の入手が勝敗のカギを握る。

注)いくら情報を入手できても暗号化されていると利用ができない。暗号解読情報とセットでようやくハッキングが効果を発揮することになる。

 NSA のロジャース局長は上院の公聴会で「サイバー攻撃の抑止には防御態勢の強化だけでは限界があり攻撃をすることが防御につながる」と証言していたが、これはアメリカも中国の主要拠点にサイバー攻撃をするという宣戦布告である。
中国はアメリカのIT産業のような高度な技術情報はほとんどないが、軍事情報は十分ハッキングする価値があり、また主要な政治家の電話やメールの盗聴も政治的に重要だ。
そして特に中国サイバー部隊の動きを封じ込めることが緊急の課題だ。

 すでにイスラエルと共同開発しイランの核燃料凝縮装置の稼働を一時とめることに成功したスタックスネットのようなウィルスもあり、アメリカは中国への反撃のチャンスをうかがっている。
ミッドウェイの夢よもう一度」ということだが、まだ海戦は行われていない。
中国は現在真珠湾攻撃後の日本海軍のように圧倒的優位を誇ったままだ。未だにアメリカや日本の主要情報は盗みまくられている。
ロジャース局長のいうように中国のサイバー部隊(実際は20近くある)を徹底的に叩き潰さなければアメリカも日本も中国とのサイバー戦争に敗北してしまうところまで追い込まれている。

 

 

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(27.6.10) 中国のサイバー戦争!!  アメリカと日本を狙え!!

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(友達のブログ 「ちば公園のベンチから」に掲載されている利根川の夕焼け)

 日本では最近日本年金機構から125万件の年金情報が流失し問題になっているが、アメリカではそれをはるかに凌駕する個人情報の流失があり、その情報を基に税金の還付金詐欺が横行している。

注)日本年金機構のハッキングについては以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-aee6-1.html

 アメリカにおいてもっとも重要なID番号は「社会保障番号」であらゆる本人確認に使用されている。日本でこれに似たものとしては「運転免許証」があるが、銀行口座の開設、アパートの賃貸、携帯電話の購入等身分確認が必要な場合に必ず提示を要求される。
そして税金の還付請求もこの「社会保障番号」をIDとして請求できる。
アメリカ人であれば基本的にこの「社会保障番号」を持っているので、持っていなければ不法移民と見なされて逮捕されてしまうこともある。

 だから「社会保障番号」=「命」というところがあるのだが、この社会保障番号が今年に入って大量にサイバー攻撃によって盗まれてしまった。
米国には大手の医療保険会社があってここに「社会保障番号」を登録しているが、分かっただけで9000万件の社会保障番号が流失している。9000万件といえばアメリカ人の3分の1の人口に相当し、日本の年金番号の125万などはるかにかすんでしまうほどの莫大な数字だ。

  さらに5月には内国歳入庁国税庁)のサーバーから10万件納税情報が盗まれ、6月に入って連邦政府の人事管理局の情報400万件が盗まれた。
人事情報とは職務や業績評価や家族や社会保障番号だそうだ。
ここに来てアメリカも日本もいいように個人情報を盗まれているが、こうした情報を組織的に盗んでいるのは中国で中国のサイバー攻撃は実に激しくなっている(アメリカは公式には中国と断定していないが中国と見なして対応策を検討している)。

注)アメリカと中国のサイバー戦争の実態については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46749968/index.html

 戦争イメージで言えばドイツの電撃作戦日本軍の真珠湾攻撃のようなもので、防御が整わないうちにバタバタと戦艦が沈ずめられていくようなものだ。
アメリカは昨年の5月に中国のサイバー部隊(61398)の将校5名を国際指名手配にしていたが、中国は全く動ぜずさらに今年に入りハッキング技術を向上させたということになる。

 従来中国サイバー部隊の主なターゲットは政府関係機関や軍や研究所やハイテク企業の最先端技術を盗み出すことだったが、ここにきて様相が少し変わってきた。
一般人の個人情報を大量に盗んでおり、社会保障番号や日本の年金番号などが盗み出されている。
こうした情報はいったい何に使用する目的で盗んでいるのだろうか。

 今世界中で個人情報がひそかに売買され裏の世界では莫大な量の個人情報が飛び交わっている。こうした情報は裏社会の人々が好んで購入し、アメリカであれば税金の還付請求に利用されており、5月下旬だけで49億円が不正に還付請求されている。
日本の場合は主としてオレオレ詐欺等に利用される場合が多く、各国別にそれぞれ事情は異なるが裏社会の飯の種になっていることは同じだ。
社会保障番号、メールアドレス、銀行口座、家族構成等が分かってしまえばなりすましなど簡単にできるのはどこの世界も同じだ、

 中国サイバー部隊は個人情報を集めてそれを世界中の裏社会に売り払うことによって資金を調達しているが、本当の目的はそうした情報でアメリカや日本を混乱に落とし込むことである。
情報さえ流せばあとは黙っていても裏社会の人間が暗躍しその社会は内部から崩れていく。
一種の毒まんじゅう作戦でトロイの木馬であり、何とも中国のやることはえげつない。

 しかしジャングルの掟こそが世界の本当のルールだからあながち中国を責めるのも片手落ちだ。「目には目を歯には歯を」こそが唯一の解決策で、アメリカはそのために大量のホワイトハッカーを雇って中国の政府要人のメールを盗んでいる。
中国には盗んでペイするようなハイテク技術はないので、アメリカにとって中南海の内部闘争こそは最重要情報だからアメリカのターゲットになっているわけだ。
中国がしばしば「わが国こそが被害者だ」といっているのがこれで、いわば東西の横綱を中国とアメリカが張り合っているが、2015年度前半だけで見れば東の正横綱はどう見ても中国だ。

 中国は意図的にアメリカ社会や日本社会を混乱させるのを目的に、アメリカの社会保障番号や日本の年金番号を盗みまくっている。
今後日本年金機構から流失した年金情報も裏社会に売りまかれてしまうと思わぬ形で詐欺に使用されるだろう。

 サイバー空間ではすでに戦争が始まっており中国もアメリカも本気で戦争を行っているが、日本はまだまだ戦争中だという意識がない。人を殺すのだけが戦争でない。裏社会を使って内部から相手国を崩壊させるのも戦争なのだ。

(とても興味深いコメントがされたので転載します)

 サイバー攻撃で情報が筒抜け、中国や裏社会に情報が流れ悪事に利用される事態が年金の情報漏れで自分の事として身近に恐怖を感じます。
どう防御してもしきれるものではないとの意見もありますが、根本的には日本人の社会の甘さ自己過信があるんでしょう。

 先の大戦でも暗号が昭和に入ってすぐの頃から解読され一方的惨敗の最大の原因となりましたが、今あの情報漏れは完全に忘れられ責任者あるいは責任部署がどこで誰であったか全く闇の中、日本のエリートは常に無責任です。 この状態組織では早期のマイナンバー制など吹っ飛びました。 

 時間をかけ突破できない暗号はありません。 日本陸軍は逆に中国軍の暗号を解読し戦闘が優位になるケースがあったようですが、海軍は慢心しミッドウエー以後局地戦以外連戦連敗、世界の軍事史上稀にみる惨敗続きで日本の敗戦を招きました。
意外ですが戦史によると陸軍の暗号は漏れていなかったようで、陸軍参謀本部防諜班が数学者言語学者等を多く動員して、戦中もずっと継続して暗号改変[暗号強化]に努めていたとの証言があります。 海軍は頭の固い、結果情報馬鹿で砲術だの雷撃だのばかりがエリートの馬鹿集団でした。

 こうなると組織の問題が浮かび上がります。 対策はやれば出来るようです。 部外者の侵入防止キーの絶え間ない変更内容高度化は組織的にやりつづける必要があり、やってると言っても突破されるならもっと優秀な頭脳を持った方々を動員して防諜をやり続けるしかありませんね。

こういう地味なある意味裏方仕事、数学嫌い 数学屋を軽んじてきた日本には荷の思い仕事です。


 

 



 

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(27.2.23) サイバー空間の仁義なき戦い ようやくアメリカの反撃体制が整った!!

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 中国とアメリカの間でサイバー空間仁義なき戦いが繰り広げられている。
最近までは中国が圧倒的に優勢で、頭にきたアメリカは中国軍の61398サイバー部隊将校5名をアメリカ政府や企業に対するハッキングで訴追していた。
訴追しても中国本土にいる限り逮捕などできないのだがアメリカ政府の怒りの表現ともいえた。
中国にはこの61398部隊のほかに民間のハッカー集団を装ったプッター・パンダと呼ばれるハッカー集団や、アクシオム公理)と名付けられている国家安全省直属部隊までいて、最近までは外国の政府機関や先端産業の情報を盗みまくっていた。

 この状況に危機感を持ったオバマ大統領は政府と民間が一体となったサイバー対策部隊の創設を提言し、この13日にはセキュリティー・サミットを開催していた。
私は相変わらず中国サイバー部隊の跳梁跋扈が優勢でアメリカが不利なのだろうと思っていたが、ロシアのセキュリティー研究所で世界的に権威のあるカスペルスキー研究所が最近実に興味深い報告を出した。
それによると現在「知られているどの組織を上回る複雑さと精巧さで世界30か国以上の政府機関や企業にサイバー攻撃をかけているイクエーション(方程式)と呼ばれるサイバーテロ集団がいる」という。

 そのハックする対象先は中国、ロシア、パキスタン、イラン、シリア、アフガニスタン、インドだというから思わず笑ってしまった。これはアメリカの国家安全保障局NSA)によるサイバー攻撃のことだからだ。
最近の例ではスタックス・ネットという謀略ソフトが有名で、イランの原子力施設にひそかに侵入しそこの濃縮ウラン設備の稼働を妨げたのが有名だ。
このソフトを開発したのはNSAとイスラエルのモサドと言われている。

注)スタックス・ネットに関しては以前に記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/231120.html

 今回のカスペルスキー研究所の報告が真実だとすると、ようやく劣勢に追い込まれていたアメリカのサイバー部隊が反撃に転じたことになる。
サーバー空間での防御と攻撃は紙一重で、防御態勢が整うとすぐさま反撃できるところがサッカーと似ている。
今までアメリカは中国のハッカー集団によって再三にわたってゴールポストを脅かされていたが、こぼれ球を拾ってすかさず反撃に出たようだ。

 カスペルスキー研究所が「今だない精巧さと複雑さ」と評価したのはこのイクエーションが使用しているハッキングソフトはディスクの制御部に感染して、システムを再立ち上げしても再インストールしても駆除できない性質で、しかも自らを隠ぺいする能力を持っているからだという。
感染しているかどうか分からない巧妙なウィルスソフトだから駆除するのは甚だ厄介」なのだという。

 どうやらサイバー空間での戦いは当初は中国が圧倒的に優位だったがここに来てアメリカの巻き返しが効を奏し始めたようだ。
カスペルスキー研究所はロシア政府の息のかかった研究所でロシアも被害にあっているのでこれを公表したのだろうが、サイバー空間の戦いは本当に仁義なき戦いだ。

注)日本政府もようやくここに来てサイバー戦争で中国にやられっぱなしの状況改善に乗り出すことになった。ホワイトハットと呼ばれる良心的なハッカーを募集して中国からの攻撃に防御態勢をとるのだという。アメリカの対応からは相当遅れているが、始めたことは評価してよい。

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(26.5.13) 「俺は大物か?」 中国のサイバー部隊から狙われだした。

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 「ほんとかいな!!」自分でも驚いた。私が中国のハッカーからメールへのサイバー攻撃を受けたからだ。
昨日GoogleのGmailから次のようなメッセージを受け取った。

最近、他のユーザーがあなたのパスワードを使ってあなたの Google アカウント(○○○@gmail.com)にログインしようとしました。このユーザーは、メール クライアントなどのアプリケーションや携帯端末を使用していました。 

Google では、このアカウントへのアクセスが不正使用のおそれがあるため、このログインをブロックしました。ログインの詳細について、以下の情報をご確認ください:      

 2014年5月11日 13時29分04秒 UTC    
    IP アドレス: 120.35.175.45    
場所: 中華人民共和国 福建省 寧徳市   

 このログインに心当たりがない場合は、他のユーザーがあなたのアカウントにアクセスしようとした可能性があります。今すぐアカウントにログインして、パスワードを再設定してください。

 どうやら私のパスワードが盗まれてしまったらしい。実は昨年の年末から私の端末に怪しげなことが発生していた。知り合いからのメールに私のセキュリティーソフトが「スパンメールの警告」を出していた。
私は悩んだのだが、知り合いでもあり常時メールのやり取りをしていたのでこの警告を無視してメールを開いたところ、その後私のパソコンの入力をブロックされてしまった。
しまったなあ、セキュリティーソフトを信頼すべきだった!!!反省したが後の祭りだ。

 このパソコンは仕方がないので再インストールをして使用している。
当初私はこれを単なる愉快犯によるハッカー攻撃ぐらいだと思っていたが、今回パスワードを知られてメールにハッキングされようとしたとなるとそうとばかりは言っていられない。
まずいな、ついに中国のサイバー部隊のリストに乗ってしまったのかな・・・・・・

注)中国のサイバー部隊による組織的なサイバー攻撃について広く知られている。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cad6.html

 私がこのブログで中国に対する厳しい意見を述べてきたのは事実だ。しかしこうした行為は日本では広く認められた言論の自由の一環で、日本では当然の権利と思われている。
しかし中国は反中国的な言動を国内では厳しく取り締まっており、違反者は逮捕投獄されている。だが日本人の私を逮捕するわけにはいかないから、パソコンを動かせなくしたり改ざん等で実質的に行動できないようにするらしい。

 それだけでなく私のような市井の一老人のメールソフトをハッキングするなんて、じつに中国サイバー部隊も暇だと思うが、私が中国の民主化運動家と何らかでつながっているのだと想定しているのだろう。
しかしそれは誤解で私のニュースソースはあくまでネットで検索できる一般情報で、それを推論機能を使って論理を組み立てているのに過ぎない。

 しかしパスワードが知られた以上問題が大きいので、今日(12日)はセキュリティー変更作業でてんてこ舞いだ。
中国からハッキングされるなんて私も大物になったものだと思う。これではアップルやグーグルやソニーや東芝のエグゼクティブ並だ。
少なくとも中国から見たら私は右派のイデオローグのように見えるのだろうが、そう認めてもらうことを光栄に思うべきか、はたまた迷惑だと思うか悩ましいところだ。

別件)1名生徒を追加募集します。
以下の条件に合致した場合はメール機能を使用して連絡ください。面接いたします

① おゆみ野在住者(遠距離ではやってこれない)
② 中学生、または小学高学年
③ 今教えられる時間帯は金曜日の5時からと、日曜日の9時からのみ
④ 数学または英語でつまずきを感じている児童

募集の趣旨は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-e7bf.html

 

 

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(26.2.7) アメリカの時代の終わり ドイツ・メルケル首相との確執

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 アメリカは世界のいたる場所からその影響力を低下させ始めた。
昨年10月にドイツのメルケル首相の携帯電話の盗聴が暴露されてからアメリカとドイツの関係は冷え切っている
メルケル首相旧東ドイツ出身者だから若いころから東ドイツの秘密警察シュタージの監視下に置かれていた。そして東ドイツの国民は基本的に全員盗聴されていたのが実態だから、NSAアメリカ国家安全保障局)によるメルケル首相の盗聴は昔の悪夢を思い起こさせている。
アメリカはシュタージと同じだ!!!!

注)NSAによるメルケル首相の携帯電話盗聴の実態は以下参照

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-03a6.html

 オバマ大統領メルケル首相から「なぜ友好国の首相の携帯電話の盗聴をするのか、私をテロリストと思っているのか」と責められ全く立場をなくした。
オバマ大統領は先月「今後は友好国の元首の盗聴は止めさせる」と妥協案を示したが、その程度でドイツは収まらない。
NSAを解体しろ、盗聴は止めろ!!とドイツのマスコミは大騒ぎだ。

 先日アメリカの下院議員も出席した討論会がドイツで開催されていたが、アメリカの下院議員がこうしたテロリストの情報はドイツにも提供される。だからNSAは有効だ」と言ったのに対し、ドイツの当局者が「そのような情報を受け取ったことはない」と気難しい顔で反論していた。

 もともとは元CIA職員スノーデン容疑者がNSAの盗聴の実態を暴露したのが始まりだが、現在スノーデン容疑者は実質的にロシアに亡命中だ。
アメリカは再三にわたってスノーデン容疑者の引き渡しを求めているが、プーチン大統領は首を縦に振らない。
それは当たり前でスノーデン容疑者が持っている情報を利用すればいくらでもアメリカの弱点を突けるので、利用価値がある間は保護し続けるだろう。

注)スノーデン容疑者のロシア亡命の経緯については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a332.html

 さらにアメリカの威信の低下を如実に示したのがシリアへの空爆実施の失敗で、「アサド政権が化学兵器を使用したのは明白で、これに懲罰を与えるために空爆する」とこぶしを振り上げたが、プーチン大統領の反対で空爆ができなかった。
かつてW・ブッシュ政権はロシアが何と言おうがイラクにもアフガンにも軍隊を送り込んだが、今はロシアが反対すればアメリカは何もできない。
オバマ大統領は頭にきてソチオリンピックの開会式出席をボイコットしていたが、こうした子供じみた反抗しかできないのがアメリカの実態だ。

注)アサド政権に対する空爆失敗については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-fdc3.html

 オバマ大統領のレイムダックはひどすぎる。予算案一つとして議会を通過させるのがやっとで、赤字国債上限枠の引き上げ法案は常に野党共和党の反対で国債の発行もままならない。
すべてのエネルギーを国内問題につぎ込んでいるから、国際問題に首を突っ込んでいる暇などなくなってしまった。

 安倍首相はこうしたアメリカの世界からの後退を読んで、ロシアとの関係強化に乗り出しており、一方中国は西太平洋を中国の海にしようと海洋進出を強化している。
アメリカはスノーデン容疑者一人を逮捕することもできず、シリアのアサド政権に対する空爆もできず、そして西太平洋からは中国から追い落とされようとしている。
よくもあしくもアメリカが仕切っていたパックス・アメリカーナの時代が終わり、今は春秋戦国時代に突入したようなものだ。

注)両院で多数を取らないと政権はレームダックになる。安倍政権以前の日本の政治がそうだったが、今はオバマ政権がそうなってしまった。
 

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(25.10.28) スノーデン爆弾の第五弾 メルケル君、君の電話は筒抜けだ!!

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  スノーデン容疑者の暴露爆弾の第五弾はドイツのメルケル首相の携帯電話の盗聴だった。
第一弾はアメリカ市民への盗聴、第二弾が世界市民への盗聴、第3弾がアメリカ在住の大使館への盗聴で、第4弾がオバマ政権のサイバー戦争戦略の全貌を明らかにした文書の公開だった。

注)第1弾・第2弾の明細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cad6.html
第3弾は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a332.html
第4弾は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-03a6.html

 こう次々にアメリカ政府のインテリジェンススパイ活動)の全容が明らかになってしまうと、オバマ政権としては立つ瀬がない。
スノーデン容疑者はイギリスのガーディアン紙に情報を提供したのだが、それだけでは不安と思ったのだろう、ドイツの週刊誌シュピーゲル紙にも情報をリークしていた。
シュピーゲルが今まで情報公開をしなかったのは、ガーディアン紙よりは慎重だったからだろう。

注)ガーディアン紙はイギリスの左翼系新聞で発行部数20万部。一方シュピーゲルはドイツの進歩的週刊誌で発行部数110万部。

 シュピーゲル紙によるとNSA(国家安全保障局)が盗聴した携帯電話のリストにメルケル首相の携帯電話があり、この盗聴は2002年から行われていたという。
NSAの主要な任務はテロの防止のための盗聴だが、これではメルケル首相(2002年当時は野党党首)はテロ容疑者として盗聴されていたことになり、メルケル首相としては立場がない。
ねえ,オバマさん、私をテロリストに入れているの!!」と言いたくなるだろう。

 実際はNSAはテロ防止の目的をはるかに超えて各国首脳の通信を傍受し、政治・経済交渉を優位に進めようと画策している。
アメリカとドイツは同盟国だが、こと貿易や金融となると角突き合わす中だから、メルケル首相の政策をいち早く知ることが貿易や金融の交渉で有利になり、アメリカ政府としても盗聴を容認していた。

 日本人として気になるのは「では日本の首相の携帯電話はどうだったのか?」ということだが、菅官房長官が先日の記者会見で「日本の首相が盗聴されたという事実はない」と述べていた。
しかしこれを素直に信じることは難しい。現在情報がリークされている先がガーディアンシュピーゲルで日本のメディアでないから確認するすべがないというのが実態で、そのうちに日本の首相もNSAの盗聴の対象になっていたことが明らかになるだろう。

 何しろ民主党が政権をとっていた2009年8月から2012年12月までは日本に親中国政権ができていたのだから、アメリカとしては枕を高くしては眠れなかったはずだ。
この間の歴代の首相の電話は盗聴されていたと考えるべきだろう。

注)自民党政権の場合は親米政権で安全保障上の問題はないが、ドイツと同じ経済・金融上の桎梏があるので、やはり盗聴対象になっていただろう。

 NSAの盗聴に対し、ドイツ、フランス、ブラジルと言った諸国が公式にクレームをつけているが、実際はドイツではBND(ドイツ連邦情報局)が要人の盗聴を行っており、フランスも同様だ。
違いは大規模な盗聴組織はアメリカと中国だけが持っており、これを両横綱とするとあとは前頭レベルだからインテリジェンスのレベル差が大きすぎるというところだろう。

 日本についていえば全くインテリジェンスはお粗末で相撲でいえば幕下レベルで、NSAがあきれ返って2011年ごろ日本に中国の国際回線の防諜設備の設置を依頼してきた。
日本は意外にも情報のハイウェイで中国や東南アジアのインターネット回線の中継基地だからだ。
あんたの所には情報が山のようにあるのにそれを利用する技術がない、われわれが代わって実施しましょう」ということだ。

 この時は日本はNSAの申し出を人員不足を理由に断ったことになっているが、これもかなり怪しい。中継サーバースパイサーバーを接続させて、「特定の電話番号」や「爆破」「テロ」と言った言葉が記載されているか話されているメールや電話をスパイサーバーに落とすだけだから、盗聴装置の設置さえできれば後はいたって簡単なのだ
問題は通信会社にこのスパイサーバーをひそかに了承させることが難しいのだが、こうした案件は通信会社の建前として受け入れられないことになっていても、裏の世界はどうなのか分からない。
政府のいうことを聞かなければ免許を取り消すぞ」ぐらいの脅しはしているだろう。

 ところで今回のメルケル首相の携帯電話の盗聴暴露で、スノーデン容疑者が持ち込んだNSAのスパイ活動の全容は終わりなのだろうか。
どう考えても資料の全容が解明されたわけでなく、私の予想はまだまだこれでもかというように暴露が続き、結果的にアメリカの盗聴組織の解体まで進みそうだと思っている。

注)かつてケネディ大統領はCIAが勝手にキューバ奪還作戦を遂行したことを憤って、CIAを解体するといっていたが、オバマ大統領もNSAを解体する(再編する)ところまで追い込まれるだろう。

 

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(25.8.8) スノーデン容疑者の暴露を予見したアメリカ映画 The Bourne Ultimatum

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(北海道のひまわり畑)

 NHKも相当の皮肉屋だと思った。先日BSのプレミアムシネマで放送された「The Boune Ultimatum(ボーンの最後通告)」という映画は、現在アメリカが呻吟しているスノーデン容疑者が暴いているアメリカの諜報活動を余すところなく描いていたからだ。
映画そのものは2007年の作品だから、映画の持つ先見性には驚かされる。

注)スノーデン容疑者に関する記事は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-03a6.html

 映画の筋は目新しいものではない。CIAが極秘に進めた行動修正療法という実験(ブラックブライヤー作戦と命名された)を開始したが、それはCIAの誇るエリートスパイをさらに徹底的に訓練し(極限状態にまで置いて)完全な殺人マシーンに仕立て上げる実験だった。
いわばゴルゴ13を量産するプログラムだと思えばいい。

 この実験の第一号ジェイソン・ボーンというスパイだったが、これは行動修正療法としては失敗作で、良心が残ってしまい自分が実行する殺人行動に疑問を持つようになってしまった。そしてボーンは自身がなぜ殺人マシーンになったのか調査を始める。
これに危機感を持ったのがCIAでブラックブライヤー作戦を指揮しているノアで、この作戦が外部に漏れることを恐れてCIAの総力を挙げてボーンを抹殺しようとする。

 映画そのものはアメリカ映画特有のオーバーアクションの連続だが、興味があったのはCIAがボーンを追い詰める方法の中に、エシュロンNSA(アメリカ国家安全保障局)が盛んに登場するからだ。
物語の初めはイギリスのガーディアン紙の記者サイモン・ロスブラックブライヤー作戦をかぎつけたことから始まる。

 信じられるだろうか。スノーデン容疑者がNSAの資料を提供した先もこのガーディアン紙だ。ガーディアン紙は発行部数20万部の中規模の新聞社だが、左派系の気骨ある新聞社として知られていたから、この映画でも登場したのだろう。
映画の先見性にはここでも驚かされる。
サイモン・ロスが電話で「ブラックブライヤー作戦についての特ダネを入手した」と編集長に電話したが、この「ブラック・ブライヤー」という言葉がエシュロンの危険用語に引っかかった。

 これがCIAのブラックブライヤー作戦の責任者ノアに通知された時から、CIA対テロ極秘調査が始まる(建前は対テロ作戦ということになっている)。作戦本部は投資会社としてカモフラージュされており、CIAとは一見無関係を装っているが実際はCIA長官直轄の秘密組織でアメリカ大統領も知らない
作戦本部には多くの端末が設置されていて多くの専属オペレーターがノアの指示に従って検索を行うが、端末がアクセスする先は今問題になっているNSAである。

 その探索能力はすさまじく、サイモン・ロス記者の電子メール、住所、車のナンバー、銀行口座、クレジットカード、行動パターンまですぐに把握できる(プライバシーは100%はがされる)。
もちろん携帯電話は捕捉されており、話している内容はすべてわかる。

注)映画ではボーンがサイモンと連絡を取るため電話番号が特定されないプリペードホーンを使用して連絡を取っていた。

 サイモン・ロスの監視は衛星と監視カメラと諜報部員のカメラでとらえられ、CIAのノアはリアルタイムですべての状況を把握できる。
ボーンは優れたスパイだからこうした監視体制を知悉しており、その間を縫ってサイモンに接触したり、ノアの本部に潜入して最後は自身が受けたブラックブライアー作戦の全容を知るという筋立てだ。

 だがこの映画で本当に興味があったのは、たとえば銀行口座を把握すると銀行に指示して金の引き出しや送金を遅らせたり(こんなことがシステム的に可能になっているのだろうか)、あらゆる場所にある監視カメラの映像がCIAでも直ちに検索できるというネットワークの存在だった。
原作はロバート・ランダムの「最後の暗殺者」で、もちろんこれはフィクションだからかなりの脚色はあるだろうが、NSAの実際の利用方法がよくわかって面白かった。

 現在アメリカはスノーデン容疑者に振り回されて顔色なしだが、一方でNSAのような諜報組織を築き上げることができた実力は大したものだ。
アメリカのスパイ映画もなかなか為になるという事例で、またNHKがこの時期にわざわざ放送したのも何とも皮肉が効いている。

なおサイバー戦争に関する記事は以下にまとめて掲載してあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46749968/index.html

 

 

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(25.7.25) スノーデン爆弾の第4弾が炸裂した。アメリカが悲鳴を上げている!!

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(甲斐駒ヶ岳。ふもとから登るとほぼ直線の岩登りになって非常にきつい)

 スノーデン容疑者がイギリスのガーディアン紙を通して暴露しているNSAの盗聴の実態の第4弾がさく裂した。
第一弾はアメリカ市民への盗聴、第二弾が世界市民への盗聴、第3弾がアメリカ在住の大使館への盗聴だったが、今回はオバマ政権のサイバー戦争戦略の全貌を明らかにした文書が公開された。

注)ガーディアン紙はイギリスの左派系新聞で発行部数は20万部。

 アメリカは中国のサイバー攻撃に業を煮やし、昨年10月主要閣僚と情報機関を集めオバマ大統領指令20なるものが発せられた。
この内容をスノーデン容疑者は入手しガーディアン紙にスクープしたのだが、トップシークレットの大統領指令がNSAの嘱託職員に過ぎなかったスノーデン容疑者に漏れるのではNSAのセキュリティーシステムは相当甘いと言わざる得ない。

注)第3弾までの経緯については以下にまとめてある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a332.html

 この指令の中でオバマ大統領は従来の情報収集と防御から、中国を想定したサイバー攻撃に移るように指令している。
中国からはいいようにアップルグーグルといったIT 産業や国防総省へのハッキング攻撃がなされていたので、これに対しアメリカが中国に対しサイバー戦争の宣戦を布告したことになる。

 その一環としてオバマ大統領は今年の6月に習近平主席を呼びつけて直談判をしたのだが、中国もそれを想定してスノーデン容疑者という隠し爆弾を用意していた。
さすが孫子の国中国と思ったほど手際のいい対応だったが、現在の最前線の攻防はスノーデン容疑者をアメリカが逮捕できるか、それとも中国の思惑の通り南米のアンチアメリカ政権エクアドルに逃亡できるかがこの戦争の帰趨にかかっている。

注)中国がスノーデン容疑者を隠し爆弾にした経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cad6.html

 アメリカとしては現在ロシアのシェレメチェボ空港トランジットルームに足止めされているスノーデン容疑者の即時引き渡しをロシアに求めているが、プーチン大統領は「トランジットルームはロシア国内でないので逮捕などできない」と形式論理で対抗している。

注)ロシアはその気になれば外国だろうとどこだろうと敵対する人物(イギリスに亡命していたロシアスパイ)を殺害するのだから、トランジットルーム程度でおたおたするはずがない。

 アメリカとしては気が気ではないはずだ。
今回暴露された大統領指令20に従ってNSA内部では攻撃部隊が組織され、現在1500名のハッカー要因がいるが、近い将来はこれを5000名規模に拡大してサイバー攻撃を常時実施することになっている。

注)そのためNSAやその他情報部門は世界中からホワイトハッカーというハッキング専門者をリクルートしている。

 だが本当のところを言えば、アメリカがいくらサイバー攻撃を行おうとしても相手国のシステムがロウテクでは効果が発揮できない。
たとえばオサマ・ビンラディンは通信手段に携帯電話は一切使用せずすべて頭(または手紙)による通信手段をとっていたのでNSAもなかなかオサマ・ビンラディンを拘束することができなかった。

 中国とアメリカを比較すれば知的財産権は圧倒的にアメリカにあり、中国の軍事情報など全く二流だし、ハイテク企業と言ってももっぱらアップルやグーグルやフェイスブックのパクリだから、IT企業の情報を集めても何の価値もない
だから中国要人の通話や電子メールをチェックしていたのだが、ここにきてアメリカにも反転攻撃できる手段が整備された。

 それはスタックスネットと呼ばれるインフラに対する攻撃で、中国の原子力設備や交通網や水道ガスといった生活インフラに侵入し、誤操作や破壊を可能とするプログラムを仕掛けることで、すでにイランの原子力施設を誤作動させている実績がある。

注)スタックスネットについては以下に詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/231120.html
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/2471-de66.html

 アメリカと中国はサイバー空間で戦争状態に入っており、現状は中国がスノーデン容疑者を籠絡することでやや優位に立っているが、アメリカがスノーデン容疑者の逮捕に成功すれば再び戦いはイーブンになるだろう。
そのためシェレメチェボ空港を舞台に今アメリカとロシアの間で猛烈な駆け引きが行われており、その帰趨の予想をたてるのは困難な状況だ。

注)その後ロシアは1年間の期限を切ってスノーデン容疑者の亡命を受け入れた。これによってアメリカとロシアの関係は非常に悪化している。

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(25.7.3) シェレメチェボ空港の仁義なき戦い 緊急指令スノーデンを確保せよ  War without a code of Sheremetyevo Airport. Emergency directive, Ensure Snowden

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 私が中国という国を快く思っていないのは、内部にチベット、ウィグル、内蒙古と言った植民地を持ち、さらにベトナムフィリピンから領土を強奪し、ついでに日本の尖閣諸島を奪おうとするなど、19世紀の帝国主義国家と何ら変わらない国家だからだ。

 だが一方で中国の戦略性には舌を巻くほど驚き、高く評価している。
今回のアメリカと中国のサイバー戦争でアメリカに対し一歩も引けを足らず、かえって有利に戦略を進めているのだから、さすが孫子の国と思う。

 アメリカが6月の初めに中国の習近平主席を呼びつけ、政府機関や防衛産業、およびアップルなどのIT産業に対するハッキング行為を証拠を示して追求したが、中国はその程度でひるむような国ではなかった。
さっそくたらし込んでいた元CIA職員NSA(国家安全保障局)嘱託職員だったスノーデン氏を操ってNSAがアメリカ市民や世界の市民の電話やメールを非合法で収集していることを暴露させた。

注)このあたりの経緯については以下の記事で詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cad6.html

 これでアメリカは全くメンツを失い、中国に盗聴を止めさす根拠を失ったが、今回アメリカ市民、世界市民の盗聴に続く第三弾がさく裂した。
今度はアメリカ在住の外国大使館やEUの代表部や国連本部38か所がNSAの盗聴対象だったことが暴露されて、世界各国からアメリカが非難される立場に追いやられた。

我が国大使館をテロの対象国として盗聴しているのはなぜか!!」
フランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相から、怒りの電話がかかり即刻こうした盗聴行為を止めるように迫られてアメリカは全く立場をなくしている。
中国はしてやったりと得意満面のはずだ。

注)実際はアメリカが盗聴していることはどこの大使館でも承知の事実で、秘密会議は盗聴防止のある特別会議室で行う等、対応策をとっている。今回はその事実が白日の下にさらされたということ。

 
 アメリカは中国のカウンターパンチに押されぱなしだが、それでもこのアメリカと中国のサイバー戦争の決着はまだついていない。
アメリカがスノーデン容疑者を逮捕し、中国が金と女を使って国家秘密を暴露させた事実を公表すれば、世論は一気にオバマ政権支持に傾く。
だからアメリカはメンツをかけてスノーデン容疑者を逮捕しようと躍起となっている。

 一方で中国は何とかスノーデン容疑者をかくまっておきたかったが、香港中国本土ではいかにもスノーデン容疑者をたらし込んだのが中国だとばれるので、何とかエクアドル(ウィキリークスのアサジン容疑者もかくまわれている)と話をつけて、モスクワ経由で逃そうとした。
アメリカは必死だからそんなことをされては大変なので、すぐにスノーデン容疑者のパスポートを無効にして、モスクワからエクアドルへの航空券を購入できなくさせた。

 困ったのがロシア政府で、さっさとエクアドルに旅立ってほしかったのが、形式的にではあれ航空券などを販売すればスノーデン容疑者の仲間になってしまう。
仕方がないのでスノーデン容疑者をモスクワ・シェレメチェボ空港のトランジットルームに隔離して形式論理で対抗している。
スノーデンはまだ我が国には入国していないので、逮捕などできない」

 まさに映画ターミナルトム・ハンクスが演じた主人公になってしまった。
私はシェレメチェボ空港をよく知っているが、大国と言われる国の空港としては最悪の部類で、薄暗くて狭い何とも陰惨な場所である。
かつてロシアがソビエトと言っていた時代、できるだけ外国から人が来ないようにあるったけの知恵を動員し、監獄のような印象にした空港である。

 今このシェレメチェボ空港でアメリカ、ロシア、中国がパワーゲームを繰り広げている。
何とかスノーデン氏をエクアドルに逃したい中国・ロシアとそれを絶対に阻止したいアメリカとの戦いはどうなるだろうか。
アメリカがここでスノーデン氏を逃すと、次なる暴露でほとんどアメリカの正義は失墜し、中国は思いのままアメリカや日本の防衛産業や先端技術を盗みまくれることになる。
悔しかったら、お前も盗んでみろ!!!」という具合だ。

 一方アメリカがスノーデン氏を逮捕できれば、中国の孫子の兵法金と女でたらしこむ)が公になり、スノーデン氏の評判は地に落ち、オバマ政権は再び中国に攻勢をかけられる。
この勝負どちらが勝つだろうか。私はアメリカに勝ってもらいたいが、今のところ勝負はイーブンだ。

なおサイバー戦争の過去からの記事は以下にまとめて入っています。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46749968/index.html

War without a code of Sheremetyevo Airport. Emergency directive, Ensure  Snowden

I have hated the country of China.  Because China has a inside colony , Tibetan, Uygur, China and Inner Mongolia , and snatch territory from the Philippines and Vietnamsteal the Senkaku Islands in Japan. China is a nation which does not change any state of imperialism of the 19th century.

But on the other hand, I astonished about the strategy of China,and I have a high opinion.
In the cyber war between the United States and China , China is fighting neck and neck with the United States, and China is promoting a strategy to advantage , I think China is a country of Sun Tzu.

America has summoned the President Xi Jinping of China at the beginning of June. So , USA sought to show the evidence the hacking for the defense industry and government agencies、 IT industry such as Apple, but China was not a country like flinch at that degree.

A former CIA officer and Temporary Employee of NSA (National Security Agency) , Snowden that has been acquired by China, exposed that NSA is collecting illegal to telephone and e-mail of citizens of the world and U.S. citizens .

America loses face at all ,and Ameriga lost the reason to put an end to the eavesdropping China.
In addition, this time,third bullet was exploding  following the wiretapping American citizens, citizens of the world .
This time was exposed that office of the United Nations and 38 representatives of the EU and foreign embassies of the United States resident was subject to NSA eavesdropping , the United States is condemned from all over the world.

"NSA's eavesdropping as countries of terrorism our country embassy is unforgivable!"
President Hollande of FranceGerman Chancellor Angela Merkel, angry phone call takes, America has lost its position at all under pressure to stop these eavesdropping act immediately.
China should puffed-up.

America has been pushed to counter punch of China, but still, end of cyber war between China and America is not on yet.
If the United States arrested a suspect Snowden and publish the fact that , China has exposed the state secret with a woman and money, public opinion tilts Obama administration support at a stretch.
So America has become a desperate attempt to arrest the suspect Snowden.

China wished to keep harboring Snowden suspect in mainland China and Hong Kong somehow. On the other hand, it is come to light that it is China's acquired Snowden suspect indeed . So China put the story  somehow, it tried to exile in Moscow

via to Ecuador  (Asajin suspects wiki lease network is also sheltered)

America is desperate, it's very such a thing.So America can disable the passport of Snowden suspect immediately, he was impossible to buy a flight to Ecuador from Moscow.

The Russian government was in trouble, Russia wanted traveled to Ecuador quickly him,But if Russia sell the ticket in formally it becomes a friend of Snowden suspect .
Since there is no way, Russia is countered by formal logic to isolate the transit room of Moscow Sheremetyevo airport Snowden suspect.
"Because he do not enter my country,so he is still in overseas, we can not be arrested him"

America, Russia, China is engaged in a power game in this Sheremetyevo Airport now.
What would come to a conclusion of the battle with China and Russia and America, China and Russia want to miss in Ecuador Snowden somehow, On the other hand the United States that want to absolutely prevent it,

If America  miss Mr. Snowden here, justice in the United States whould fall almost the next exposure. On the other hand China will be able to ride up stealing the advanced technology and defense industry in the United States and Japan l.
And said "if chagrin, you too! Dare steal"

.On the other hand if  the United Statescan arrest Mr. Snowden , could do publicly (debauch and woman in gold) Art of War of China, reputation of Snowden's fell to the ground, the Obama administration is subjected to offensive to China again.
This game which one will win?. I want to win the United States, but game is even so far.

 

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(25.6.15) 中国とアメリカの仁義なき戦い。サイバー戦争のリーク合戦 War without a code of China and the United States. Leak battle of cyberwar

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 中国とアメリカのサイバー戦争リーク合戦が熱を帯びてきた。
この7日と8日に行われた米中首脳会談はアメリカのオバマ大統領習近平主席を呼びつけたもので、主題は中国の情報部隊(61398部隊)によるアメリカ政府機関、防衛産業、先端産業、報道機関に対するハッキングを止めるようにこわ談判したものだ。

注)米中首脳会談の中身については以下の記事に記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-542f.html


 オバマ大統領は先に中国の情報部隊がニューヨーク・タイムズをハッキングした証拠を突きつけて習近平主席に迫った。
我が国に対する貴国のハッキングは我慢の限界を超えている。これ以上のハッキングを繰り返すならば我が国も挙げて貴国の軍事産業やネットワーク監視システムに対しサイバー攻撃を仕掛ける

 習近平氏は「我が国もアメリカからハッキングを受けているのだから、お互い様だ」と居直ったが、オバマ大統領のけんまくに気おされてその場は引き下がった。
しかし中国は日本と異なりアメリカに脅されてすごすごと引き下がるような玉ではない。

 さっそく中国の諜報機関がたらし込んだ元NSA(米国安全保障局)職員、エドワード・スノーデン氏の暴露記事がガーディアン紙に掲載された。
米政府による市民の通話やネット利用の情報収拾が日常的に行われている。これはNASの開発したPRISMというシステムを通じて行われた

 これでアメリカ政府は上を下への大騒ぎになってしまった。
NSAのアレグザンダー長官は「PRISMによって数十件のテロが未然に防がれ、この防諜活動はアメリカ国民の安全に資している」と強弁したが、まったく無関係の市民の電話やネットが盗聴されていたことで、オバマ政権の評判はまた一つ落ちた。

注)アメリカでは正当な理由があれば防諜活動が許されるが一般市民を対象にした無差別の防諜活動は許されない。

 しかし中国に取り込まれたスノーデン氏の爆弾はこれだけでなかった。氏は中国政府の保護のもとに香港に逃れここで第二の爆弾をさく裂させた。
さらに全世界の市民のネットも監視されており、分かっているだけで6万1千件のハッキングがなされた。この中には中国を対象とした数百件がある
これが中国政府がエドワード氏に言わせたかった内容で、「中国もアメリカからハッキングされているのだから、中国がアメリカをハッキングするのは当然だ」ということだ。

注)私は米中間のハッキングの非対称性に驚いた。アメリカでは政府機関やIT産業が常にハッキングされているが、中国では数百名規模の要人がハッキングされているだけらしい

 さらにスノーデン氏は「私は裏切り者でも英雄でもない。アメリカ人だ。犯罪を明らかにするためにここ香港にいる」と自己弁護したが、スノーデン氏が正義感だけでアメリカ政府のハッキング行為を暴露したとは到底思われない。
なぜ中国政府(香港は中国)の保護下にいて、アメリカの諜報機関の秘密活動を暴露しているかがポイントで、スノーデン氏は中国政府から正義と金と女を十分供与されているのだろう。人間は正義感だけでは生きていけないからだ。

 それにしてもこの中国政府のカウンターパンチは鮮やかだ。脅されたら脅され返すのが政治の常道で、いつでも反論できる材料をそろえておく所はさすがと言っていい。
私はいつも残念に思っているのは日本政府があまりにナイーブで、CIAのような諜報機関もNSAのようなネット監視機関も持っていないことで、これでは中国のハッキングを防ぐことなど到底できない。

 中国レベルになると品位もへったくれもないが、せめて世界が標準的に行っている諜報活動を日本も行わないと、国際政治では常に敗者になってしまう。
そのことが今回のスノーデン氏の暴露行動を見てよくわかった。

なおサイバー戦争に関する記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46749968/index.html


War without a code of China and the United States. Leak battle of cyberwar

Leak battle of cyber war between the United States and China have been hot.
US-China summit meeting held on 7 and 8 June this is what U.S. President Barack Obama has summoned the chief Xi Jinping. Subject matter, something that to stop hacking for media organizations and high-tech industry and the defense industry and U.S. government agencies by (61398 troops) intelligence units of China, President urged.

President Obama urged the president Xi Jinping and poses evidence that intelligence units of China has been hacking the New York Times earlier.
"It is beyond the limits of patience. China if repeated hacking, network monitoring system for the military and industry of your country, the United States launch a cyber attack hacking of China for our country"

Xi Jinping said countered, "China has also hacked from the United States," but the spot was withdrawn been overwhelmed by the anger of President Obama.
But China is not a country like dejectedly back down and threatened the U.S. unlike Japan.

Immediately, intelligence agencies in China had been captured, expose the original NSA (U.S. Security Agency) staff, Edward Snowden has been published in the Guardian.
"Information out of control of access to the Internet and call citizens by the U.S. government, has been carried out on a daily basis. This was done through a system called PRISM developed by NSA"

But the bomb of Snowden, who was captured in China was not only this. And fled to Hong Kong under the protection of the Chinese government, he was exploding a bomb in second here.
"Net of citizens of the whole world are monitored further, I only know, hacking of 60 001 thousand were made. There are hundreds of clearly defined that target China in this"
In what the Chinese government wanted to say to Mr. Edward this, "China because of hacked from the United States, China is hacking the United States rightly so," .
Now, the U.S. government has become a fuss to bottom up.

Alexander Secretary of NSA, commented as follows.
"Terror of dozens of is obviated by PRISM, this counter-espionage activities are capital to the safety of the American people"
However, by telephone or net of citizens unrelated had been eavesdropping at all, reputation of the Obama administration fell.

In addition, Mr. Snowden was self-defense as follows.
"Is neither a traitor, I am not a hero. I am American. In order to clarify the crime, i am in hong kong"
But, Mr. Snowden is exposed, the hacking of U.S. government only sense of justice, no one would possibly think.

The Snowden, why, what are under the protection of the (Chinese Hong Kong) China government.
And he doing? Exposed the secret activities of intelligence agencies in the United States. Mr. Snowden has been granted enough money and women and justice from the Chinese government. Human beings can not live only sense of justice.

Even so, this counter punch of China government is vivid. When threatened, it's common practice of political will return threatened. The place to keep a large selection of material that can be refuted at any time, can I say that China indeed.
What I regret is always, it's that the naive too, the Japanese government does not have any net monitoring body intelligence agencies like the CIA as well as the NSA. In this, Japan can not possibly be such as to prevent hacking of China.

Have no character when it comes to China level, Japan also do not do intelligence activities that the world is going to standard at least, it becomes the loser always in international politics.
It has been found well to see the exposure behavior of Edward's this, about it.

 

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