
ブログの読者から一月以上更新がなされていないが病気なのかというお便りをいただいた。心配をかけて申し訳ないので近況を書くことにした。どちらかといえば元気で9月の初めに2週間かけて四国に自転車でお遍路をするつもりで出かけた。
自転車の友はいつものイェティさんで、当初の予定では48か所巡りをする予定だったが、すぐにあきらめた。私は腰にひどい腰痛を持っており歩いたり走ったりすることができない。100mも歩くと臀部と右足にひどい痺れが出て休みをとらないと動くこともできない。お遍路周りは階段をかなり登らなければならない場所がほとんどで、自転車以外に行動手段を持たない私には無理だ。
「イェティさん、申し訳ないがお遍路はあきらめて自転車の周遊にしてもらえないか」懇願した。
イェティさんは若干不満だったようだが、「病気なら仕方がない」と了承してくれた。
うれしいことに自転車では全く腰痛が出ないのでどこまでも乗り続けることができる。いったん止まると再稼働が難しいので、停止をせず乗り続けたらイェティさんからクレームが出た。
「ロドリゴさん、これでは遍路もへったくれもない。ただ自転車の耐久レースをしているようなものだ。せっかく四国に来たのだから名所旧跡や讃岐うどんぐらいは食べようじゃないか」
さすがに私もひたすらこぐだけでは能がないと思って同意した。
イェティさんとの自転車の旅では常に私が先導するのだが、私が先導するといつまでたっても休まずにひたすら自転車をこいでいくので、イェティさんのクレームを受けてからはイエティさんに先導を変わってもらった。
イエティさんは1時間程度ごとに休憩をとり、また城郭が表れると見物をしたりしていかにも旅らしく、ロドリゴの耐久レースとはえらい違いになった。
おかげで四国の名所旧跡をいくつかたどることができた。
私が四国に行きたかったのは
四万十川を遡りたかったのと、
しまなみ海道を尾道まで行って再び引き返したかっただけで、あとは全くこれといった目標はなかった。
四万十川は下流域では道路に樹木が生い茂り川に沿った道路からは川面がまったく見えない。
「
四万十川はどこにあるんだ!!」おもわずつぶやいた。
しかし中流域を過ぎるとさすがに川が見えだし、その水量の多さに思わずびっくりした。四国は吉野川もそうだったが川が悠々と流れている。
「
これがうわさに聞いてた四万十川か!!」満足した。
もう一つのしまなみ海道には驚いた。尾道と今治の間の距離は約80km程度なのだが、私はずっと橋の上を走れるものと思っていたら、架橋のある島に到着するたびに島に下される。島の中の道を通って次の橋まで島の中の道を走らなければならない。こうした島が7か所程度あってそのたびに上り下りをさせられるのでうんざりした。
「
また上り下りかい、勘弁してほしいな・・・・・」愚痴の一つも言いたくなる。
どうやら島の土地を架橋用地に提供した見返りとして観光客誘致のために自転車や徒歩の人は島を通らざる得ない設計にしてあるようだ。
しまなみ海道では一つの失敗をした。道の駅でコーラを飲んだ時に、ザックを自転車のそばに置きっぱなしにしたら、置き引きにあってしまった。ザックには寝袋と着替えと自転車修理道具が入っていたので、少し困惑したがあきらめた。
「
まあ、大したものは入っていないし、今は暑いから寝袋もいらないし、着替えなどまた買えばいい。自転車修理道具だけは困るがパンクさえしなければ使うこともないのでまあ、あきらめよう・・・・・・」
旅では半分は野宿、半分は宿どまりになったが、野宿はもっぱら道の駅のひさしの下を使わせてもらった。道の駅は大体6時過ぎには閉まることが多いのでそのあとはひさしの下にあるベンチで寝ていた。お遍路さんでも野宿をする人がいて四国での野宿はなかなかにぎやかだ。
幸いケガもせず2週間余りで戻ってきたが、その間千葉には台風15号が通過して大きな被害が出ていた。イェティさんは大工さんだから、旅の途中に千葉の得意先から悲鳴のような修理依頼が何件も飛び込み、おちおち自転車旅行を楽しんでいることができなくなってしまった。
私は四国の自転車旅行をするくらいだから元気といえば元気なのだが、腰痛にはひどく悩まされている。自転車にタダ乗るだけの旅行しかできないのも腰痛のためで、さすがに今回は反省した。
「これはもう限界だ。これから生き続けるためには腰痛を直す必要がある。医者に行って手術をしてもらおう」
四国から帰ってからは腰痛専門医を探しまくって市川にある腰痛専門医を探し当てた。
手術を依頼したら最新でも来年1月だといわれた。2週間程度かかるという。
「ロドリゴさん、あなたの腰痛はすべり症と脊柱管狭窄症の合併症で程度が悪いから、本格的な手術になります」覚悟を決めて手術を受けることにした。
ブログの更新をしなかったのは旅をしていたこともあったが、書く内容が同じようなものになってしまって気持ちが乗らなかったからだ。
最近は韓国情勢を主として記載していたが、文大統領は側近を無理矢理法相にしたが、この人物の娘が違法に有名大学の推薦入学したり、親族が違法な投資をしたりして、完全にレームダックになっている。
しかしあと2年は大統領職にとどまるので、世界で最も無能な大統領に5年間も率いられた韓国に未来はなくなった。ほっておいても自己破産するのが見え見えなのであえてブログに記載するまでもないと思ってしまう。
また中国は相変わらず6%程度の成長をしていることになっているが、実際は資金が尽きた。ジャパンディスプレイに資金を提供するはずだった中国の投資会社が手を引いたのも中国に貸す金などなくなっているからだ。
中国も日本の高度成長が終わったように高度成長の時代は終了した。ただそれだけのことだが相変わらず見栄を張って大本営発表ばかりしているのでガダルカナルは目の前だ。
世界政治はすっかり内向きになり、成長余力が実際にあるのはインドぐらいであとはどこもかしこも低成長だ。アメリカや日本やEUは仕方なしに金をすっては市場にばらまき投機経済でかろうじて経済を維持しているだけでもはや成長の時代は過ぎている。
いまでは金儲けをするには関電の役員になるほかは手段がなくなったようだ。
時にはブログの更新をしないと読者が「ロドリゴは死に絶えたか!!」と心配されてしまうので、それなりの更新はしようと思っている。
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