(24.4.4) おゆみ野歩く会の定例散歩 四季の道からかずさの道へ
(ここだけ桜が咲いていた)
今年の春はやけに遅い。例年ならば3月の終わりには桜が咲き誇っているのに、今年はまだつぼみのままでちらほら開花が始まったと言う状況だ。
四季の道を歩いているとそろそろ終わりに近づいた梅の花が最後の芳香を放っており、本来なら桜の前に咲きそろうもくれんが開花し始めている。
「なんということだ、今年は梅と桜ともくれんが競合して咲いている。これではシベリアの春と同じじゃないか・・・・・・」驚きだ。
しかも先日は大風が吹いたが今日(3日)も台風並みの大風が吹くと天気予報が警告を発している。
「倒れそうなものは補強して、補強が不可能なものは室内に置くように」と実に親切なアドバイスだが、こんな異常気象は初めてだ。
注)温帯で発生する台風並みのこの低気圧を「爆弾低気圧」と言っていたがあまりいい命名でない。「温帯性台風」のほうがいいのではなかろうか。
世界中の天候に異状がきたし始めてから久しい。
日本は四季折々の風光明媚な国だったが次第に春と秋がなくなって、冬はめっぽう寒く、夏は猛暑の亜熱帯の国に近づいてきた。
昨年の夏私は北海道でRUNをしていたがあまりの暑さに根をあげた。
「ここが北海道だろうか、これでは千葉を走っているのと変わりがない・・・」
それでも春は春だ。今日(3日)はおゆみ野歩く会の定例散歩の日で、桜見学に四季の道からピンクロード、そしてちはら台のかずさの道をめでることにした。
このコースは私のランニングコースだが桜をめでるコースとしても最適だ。
日本人が花と言えば桜と思うようになったのは平安時代からで、それ以前は中国にならって花は梅だった。今でも奈良朝時代にさかのぼる古い神社仏閣に紅梅・白梅が植えられているのはその時代の名残である。
しかし日本人の感性には梅よりは桜のほうが似合う。
梅の花はいつまでも粘り強く咲き誇っているが、これは中国人のメンタリティーのようだし、さっさと散ってしまい散り際の美しさを求めるのは日本人の感性だ。
今回散歩に選んだ四季の道は春の道エリアが桜通りになっており、ピンクロードは千葉県農業総合研究センターが川沿いに桜を植えている。
またかずさの道はすべてが桜通りだ。
歩くと3時間から4時間程度のコースでとても気持ちがいい。
この近在に住んでいる人にはぜひ勧めたい花ロードだ。
今回の歩く会もいつもの仏姉さんやケヤキ姉さん、それとパイロットおじさんと散歩おじさんのメンバーだ。
午前中は天候が安定しているので、朝9時に出発し天気が崩れる前に散歩を切り上げることにした。
食事はちはら台のセンドーでさくら弁当を仕入れた。
風は強かったが気温が高く、吹かれても気持ちがいいくらいだった。午後1時には散歩は終わったが雲の流れはとても早かった。
なお歩く会の記事は以下にまとめてあります。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46049658/index.html
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