健康 難聴

(29.2.28) 人体の機能は復活するか!! 右耳の再生訓練実施中

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 ラマルクの用不用説
ではないが、やはり身体機能は使用しないと衰えてしまうらしい。
私は今70歳だが、36歳の時真珠主性中耳炎右耳の手術を受けている。鼓膜を切除したため代用鼓膜になっており自分の耳の後ろの皮膚が移植されている。
感度は非常に悪く以来私は左耳でのみ音声を聞き取るようにしてきた。右耳は全くと言っていいほど使用しなかったわけだ。

 ところが年を取ったのと左耳を酷使しすぎたせいか最近左耳もひどく聞こえが悪くなり、通常の会話さえ支障をきたすようになってしまった。
特に会議といった多くの人が発言する場所では全く誰が何を言っているのかわからない。
思い余って人との接触をできるだけ避け家に閉じこもるようになってしまった。
もっぱらテレビを見ているのだがそれも音声は消して字幕だけを見ており、音を認識しないようにしてきた。
かみさんとの会話も最低限にとどめている。

 こうしてここ1年を過ごしてきたがますます聴力は衰え、このままでは完全な聴覚障碍者になりそうなので今まで使用していなかった右耳の再訓練をすることを思いついた。
右耳は36歳の手術後は全くと言っていいほど使用していなかったため神経細胞が死滅してしまったらしく、テレビのイヤホーンで聞くとほとんど雑音になってしまう。
だが聞こえるのだからまだ見込みはある。神経細胞の迂回回路さえできれば再び聴力が回復するのではないだろうか
脳では死滅した神経細胞は復活しないが、まだ使用されていなかった神経細胞で迂回回路を作ることは可能だとの研究結果があったことを思い出した。

 ここ一か月間右耳にイヤホーンを当ててテレビを見ていたら毎日少しずつではあるが聴力が回復してきて、うれしいことにNHKのアナウンサーの言葉ならば識別可能になった。
普通の人がしゃべっている言葉や劇中の人物の言葉は相変わらず雑音だが、一部でも聞き取れるようになったのはうれしい。
さらに歌番組などは高い音と低い音が聞き取れないため、最初はどんな歌手が歌っていてもひどい音痴に聞こえていた。
だが聞こえる音の範囲も少しずつ拡大しているようで、最近は高い音の歌手の歌声は歌として聞こえるようになってきた。

いやー、この年になっても神経細胞の新たな回路ができるのかい!!!」
うれしくなってきた。
音声が聞こえないというのは甚だ厄介で会話は成り立たないし、かみさんからは「前に言ったじゃない」などと常に言われてしまうが、実際は何も聞こえていないのだからいくら言っても無駄なのだ。
筆談にすればいいのだが通常の会話で筆談は誰もしてくれないのでコミュニケーションが全く成り立たない。
したがって人との接触をできるだけ避けるようになるのだが、音声の聞き取りが少しずつでも復活してきたので人を避けなくても済むようになるかもしれない。

注)今私は基本としてかみさんと家に勉強にきている子供としか会話を交わさないが、勉強の指導は教科書や参考書に沿って一方通行でも可能なのでかろうじてコミュニケーションが取れている。

 今はこの訓練を継続すれば何とかまた通常に社会に復活できるかもしれないとの希望が持てている。そう信じてただひたすらこの耳の訓練を行っている。

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(26.1.5) 難聴がさらに進んだ! 日常会話もまともにできない!

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(外房の浜辺 トシムネさん撮影)

 正直言って頭を抱えている。耳の聞こえがだんだん悪くなって日常会話にも支障が出てきたからだ。だいたい1回聞いただけでは意味を理解することがないので聞き返すのだが、それでも分からないことがある。2回以上聞くのは気が引けるので分かったそぶりをするのだが、実際は分かっていないので問題が発生することがある。

 先日知り合いのパーティーに招待されてご主人が以前と比較して脂肪がすっきり取れていたので、「ジョグの効果がありましたね」と言ったら、ご主人が「大腸がんの手術をして2週間入院していた」と回答したのだが、これが聞き取れなかった。
こちらはすっかり運動の成果だと勘違いしてかなり頓珍漢な対応をしたが、途中で内容が分かって冷や汗ものだった。

注)私は36歳の頃真珠腫性中耳炎で右耳の手術を行っている。それ以来右耳の聴力は大幅になくなったが左耳も突発性難聴でひどく聴力が落ちてしまった。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/21413-ed77.html

 通常難聴になると補聴器を使用する。
私も補聴器を使ったことがあるがこの補聴器の使い方はとても難しい。私が使用したのはカナル式と言って耳の穴にすっぽり収まって外から見えないというのが売りの補聴器だったが、最大の欠点はすぐになくなることだ。
私は年がら年中運動しているので耳の穴の中が汗をかいてしまう。すると補聴器がするっと抜けていつの間にかなくなるのだ。
一つ20万円程度のものだったがこれではいくらお金があってもどぶに捨てているようなものだ。スポーツ選手にこのカナル式の補聴器は向かない

 もう一つの欠点は補聴器をつけたからと言って聞こえがすぐによくなるわけではない。眼鏡などは装着したとたんに視界が開けるので感動するが、補聴器はその正反対だ。
一定のトレーニングがいるというのだが、その方法がよく分からず馬鹿馬鹿しくなってやめてしまう。
統計によると使用者の9割が使用に耐えなくて止めているから、補聴器ははっきり言えば欠陥商品だ。

 最近音響メーカーから3万円前後で音声拡聴器が売り出されている。これはかなりの優れもので使用するとそこそこ音声を捉えられるし、安価なのが魅力だ。補聴器はバカ高く一方で購入してもうまく合わない場合の方が多いので、私は最近この音声拡聴器を使用している。
ただしこれも欠点があって長時間使用しているととても耳が疲れ、そのうちに頭が痛くなってくる。
スピーカーのそばで音を長時間聞いているのと同じだから耳が疲れるのは当然だろう。

 私のような難聴者は本当に困ってしまう。これだけ医学が進歩したのだから何とかならないものだろうかと思ってインターネットで調べていたら、虎の門病院の聴覚センターで最新の難聴治療を行っていることを知った。
それによると最新治療法は3種類あるのだという。

① 埋め込み型骨伝導補聴器(2013年から保険対象)
② 人口内耳(1994年から保険対象)
③ 聴性脳幹インプラント(保険対象外 250万円程度費用がかかる)

 は片耳だけが聞こえない場合聞こえないほうの耳に骨伝導補聴器を埋め込み聞こえる耳の方で骨を伝わって伝導した音波を捉えて聞き取る方法だという。
一方の耳が正常でないとあまり効果がなさそうで、私の場合は右耳はほとんど聞こえず、左の耳は通常の人の3分の1程度の聴力しかないのだが、うまくいくかどうかは分からない。

注)これについては一度検討したことがある。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/2296-baha.html

 は内耳に問題がある場合で人工的に内耳を作りそこに直接音声を聞かせる方法で、私の場合は内耳に支障がありそうだからかなり有効かもしれない。この場合聴神経には異常がないことが前提になっており、聴神経まで死んでいるとこの方法はとれない。

 は聴神経が死んでしまって内耳から情報を脳幹(ここで音を解析している)に伝えられなくなっている場合で、インプラントという方法で人工的に聴神経を作る方法だという。最も聴神経は33000本あるのだそうだがインプラントでは12~22本程度しか代替できないので、音声はひどい機械音になるのだそうだ。

 はたしてどうなるのだろうか。完全に聞こえなくなってから対応すると病院に行って説明するのも大変になるので、今のうちに私の聴覚の再生の可能性について確認しておくのが必要なようだ。
本年度は最新医療で聴覚が再生するか確認する年にしよう。
さっそく虎の門病院に問い合わせを行うことにした。

注)聞いた音声をディスプレイに表示してくれればそれを見ることによって会話ができるのだが、この技術はまだ確立されていない。これだけIT技術が進んでもまだ駄目だとは情けないくらいだ。

なお難聴に関する記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46049516/index.html
 

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(24.9.14) 難聴者への福音 拡聴器革命の進展 補聴器は淘汰されるだろう

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  私は耳の病気に一生涯付きまとわれている。
右耳真珠腫性中耳炎の手術をしたのが36歳のときだったが、それ以来右耳の聞こえは極端に悪くなった。
それでも当時は左耳が聞こえていたので何とかなったが40代のはじめに左耳も突発性難聴になり、以来通常の人の3分の1程度の聴力になってしまった。

 それが年を取るにしたがって老人性難聴が始まり、今では通常の会話も難儀している。
見知った人であればその人が何を言うかは大体見当がつくので適当に相槌を打っても支障がないが、初めてあった人や外国人になると会話はさっぱりだ。
会議に出てもまともに話が聞けないので最近は会議に出席するのも億劫になってきた。

 すっかり人前に出るのがいやになっていたが、信じられないことに最近デジタル技術の発達で音声拡聴器が急速度に発達してきてついに骨伝導型の拡聴器まで現れた。
骨伝導とは鼓膜からではなく耳のそばの骨を通して音声を聞く方法である。

 耳の悪い人は通常補聴器を使用するのだが、これを使用した人は誰でも気がつくがコスト・パホーマンスが極端に悪い
通常片耳で20万円程度し、両方で40万円もするのだが、眼鏡と違ってつけたからといってすぐに聞こえがよくなるわけでない。
何回も調整を行ってやっとこさで耳に合ってきても、聞こえはややましと言う程度で付け続けるのが億劫になる。
それに使用する乾電池が特殊でやたらと高く家計に響くほどだ。

注)補聴器と拡聴器の違いは前者は医療器具、後者は音響装置の位置づけ。

 私も何回か補聴器を購入しては机の奥深くにしまいこみ、今では机の中は補聴器の見本市のようになっている。
すっかり補聴器がいやになり聞こえなくても聞こえる振りをして過ごしてきたが、しかし変化が現れた。最近は音響メーカーや電機メーカーが高性能の拡聴器を発売するようになり、ついに骨伝導型の拡聴器が2万円以下で発売されるようになった。

注)私の右耳の鼓膜は一度摘出され、そこに体の一部の皮膚を縫いつけたもので感度が非常に悪い。あまりに聞こえが悪いので空気伝導は諦めていた。

 私が使用し始めたのは伊吹電子の「iスマートボイス」と言うのだがこれがなかなか優れもので、今までテレビの音声を20レベルで聞いていて周りに迷惑をかけていたが、この拡聴器を使用すると15レベルで十分に聞こえる。

注)私が使用しているテレビはシャープのアクオスでその音声表示のレベル

 最もクリア感はいまひとつで、私が期待していた眼鏡をはじめてかけたようなクリア感はないが、今までに比較するとはるかにはるかにマシだ。
「よかった、これでテレビの音声で悩むことはなさそうだ」嬉しくなった。
会話についてはやや音声が割れるが、それでも今まで相手が何を言っているのか不明であった言葉が聞き取れるようになったので、これも許容範囲だ。

 まだ会議のような多数の人がいるところでの使用はしていないので聞き取りが可能かどうかは分からないが、こちらは今後テストを繰り返して見ることにする。
私のように内耳に問題があって空気伝導が期待できない難聴者は残された道は骨伝導でこれも駄目になってしまうとまったく会話が聞き取れなくなる。

 66歳になって神様のお迎いが近いので、「まあ耳が聞こえなくてもいいや」なんていっては見ても、人が話をしている会話に入っていけないのはとてもつらい。
会議などは資料がそろっていない会話だけの会議などは何が話されたかさっぱり分からないから、後で発言者に確認を取らなければならない。
聞くと「あんた、会議で何を聞いていたの」なんて不審な顔をされるがいたし方がない。

 しかし生きている甲斐があったというものだ。
デジタル技術の発達はすばらしく、拡聴器のレベルは年々アップしついに補聴器に迫り始めた。
価格が十分の1で機能が同じならば補聴器に未来はない。
いままで暴利を貪りその実効果の少ない補聴器メーカーはこれから淘汰されていくだろう。
拡聴器が眼鏡レベルの価格で購入できるようになり、しかも機能は補聴器並みなのだからこの長く停滞していた業界にも革命が起こりつつある。

 なお私が難聴になった経緯やその後の対応については以下に纏めてあります。難聴で悩まれている方には読んでもらいたい内容です。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46049516/index.html

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(23.10.3) 補聴器革命が始まった Victorのボイスレシーバー

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 私の日頃の不満はまともな補聴器が入手できないことだった。耳の正常な人にとっては補聴器など考えたこともないだろうが、この補聴器ほど現代文明の恩恵の外にある機器はない。
なにしろコストパフォーマンスが極端に悪い

 補聴器にはいろいろな形があるが、耳の中にすっぽりはまって外からは見えづらいカナル型と言うのが人気の製品だ。
ほとんどがデジタル化されていて大きな音を抑えて耳に優しいと言うのがうたい文句だが、このうたい文句どおりの製品にお目にかかったことがない。

 通常こうした製品は片耳だけで20万円前後し、両方だと40万円する。補聴器専門店に行くと片耳だけでは音を拾うことが難しいので必ず両方の耳にかけることを勧められるが、なんとも煩わしい上にまともに音が聞こえたことがないので腹立たしい。

 近眼や老眼の眼鏡などはかけると急に鮮明に見えるようになり、こんなことなら早くから眼鏡をかければよかったと思うほどだが、補聴器はその対極にある機器だ。
耳は目よりも調整が難しいのは、難聴と言っても大きく分けて伝音性難聴感音性難聴があり、前者はただ音を大きくすれば音が聞こえるが、後者は音の判別ができなくなっているのでただ音を大きくしても雑音となんら変わりがないからだ。

 通常難聴は伝音性難聴から始まり徐々に感音性難聴に移って行くそして感音性難聴になると、単に音を大きくするだけでなく聞こえない音を増幅しなければならない。
通常は高い音低い音が聞こえなくなるのだが、さらに進むと子音が聞きづらくなってくる。
そうなると「OHAYOU」と言う言葉が「OAOU」となるので何を言っているのか分からないのだ。

 私の難聴は感音性難聴で、最近は子音がとても聞きづらくなっている。補聴器を装てんしてもこの子音を増幅する機能は低いから相手の言っている言葉が理解できず、最近は適当に相槌を打つことが多くなった。
そのためしばしば「山崎さんにそのことはもう言いましたよ」なんていわれることが多く、「ああ、そうだったね」なんて答えているものの、相手からは「とうとう山崎さんはもうろくしたのだ」と思われている。しかし、実際は最初から聞こえていないのだ。

くそ、なんとか機能のいい補聴器が現れないものか、このデジタル技術万能の時代になぜ補聴器だけはまともなものがないのだ、企業は努力がたりん」このところ不満が鬱積していた。
ところがこうした状況を見て、とうとう音響メーカーのVictorが集音器の「ボイスレシーバー」を開発してくれた。
これは医療器具の補聴器でないがなんとも優れものなのだ。

 通常補聴器をかけると金属音がやたらと甲高く聞こえるのだがそれを抑えてくれるし、集音機能が革命的といえるほど優れている。
なぜ集音機能が良いかと言うとこのレシーバーではマイクが本体にあるのではなくイヤホンと本体とつなぐコードの途中にあるからだ
従来のボイスレシーバーはマイクが本体の内部にあったため、本体をポケットに入れようものなら服のこすれる音をマイクが拾ってしまい、聞きたい言葉がまともに聞こえなかった。

 それを避けるためコードの途中にマイクをつけており調度耳の下辺りで集音してくれるので実に自然な感じで音が聞こえる
先日からこれをつけて四季の道を歩いているが、見た目は補聴器ではなく音楽のイヤホンのようなので外見上もまったく違和感がない。
いいじゃないか、ようやく念願の補聴器が見つかった」嬉しくなっている。

 さらに、価格が3万円程度と実に手ごろな値段で、一方で40万円の補聴器と機能ではそん色ないし、第一補聴器と見られることもない。
音楽を聴いているのだろう位に見られている。

 Vivtorのこの集音器は難聴者にとって革命的な製品だ。
うれしいことに電池は充電が効いて何回も使用でき、補聴器の電池のように直ぐに電池切れになって買い換えることもない。これも普通の人は知らないが補聴器の電池はやたらと高い

 日本のように老齢者が世界で最も多い国なのにまともな補聴器がなく、ただコストパフォーマンスが圧倒的に悪いカナル型の補聴器を販売しつづけてきた補聴器メーカーの淘汰が始まりそうだ。
よくやった、Victor、実に立派な企業家精神を持った企業だ。これで暴利をむさぼっていた補聴器業界は悲鳴をあげるだろう!!」いくら褒めても褒めたらないぐらいだ。

なお私の難聴の苦悩史はいかにまとめてあります。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat39159143/index.html

 

 

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