リメイク版 夏休みシリーズ 23年

(23.8.23) 夏休みシリーズ NO17 自然のリズム

 夏休みシリーズはこれが最後だ。明日からはまた気合を入れてブログを書くことにしよう。


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(19.10.18)自然のリズム

 最近の眠たさはどうしたことだろう。時間があれば寝ているみたいだ。
もともと私は良く寝る方で、暗くなると眠たくなり、明るくなると目が覚めていた。自然のリズムに非常に忠実なので、夏場は睡眠不足になって、冬場は冬眠している熊みたいに良く眠る。

 実際私の寝る時間は早いのだが、だいたい8時か9時ごろには寝てしまう。社会人であった頃はさすがにいつも8時に寝るわけにはいかなかったが、引退したら社会とのしがらみがなくなったので確実に8時か9時には寝ている。

 かみさんから「お父さんは幸せでいいわね」と半分皮肉混じりにいわれるが、一方朝起きるのは夏場は特に早い。
明るくなると目が覚めるので、3時から4時ごろまでには必ず起きていたが、日の出が遅くなるにしたがって起きる時間が遅くなった。

 この自然のリズムにあわせて寝たり起きたりする生活はとても快適なのだが、一方このリズムが壊れると体調だけでなく精神的にも不安定になってしまう。
先日の甲州夢街道215KMのように、夜を寝ないで走ったりするとその後のリカバリーにやたらと時間がかかるのもリズムが壊れたせいだ。

 社会人であった頃、夜の付き合いを最低限に抑えたのも自然のリズムを維持したいからだった。それでも若い頃は2次会や3次会につきあわされたが、年を重ねるにしたがって誘いがなくなった。
山崎は夜の付き合いが嫌いなようだ」周りが悟ってくれた。

 このリズムが維持できている時の私はハイテンションで非常に陽気だ。四季の道の清掃活動をしているときも、会う人ごとに「おはよう」なんて声をかけているので、今ではほとんどの人が友達みたいになった。
ランニングしているときも「こんにちわ」ランだ。

 作業効率もやたらと上がるので、何をしてもすぐに終わってしまう。最もかみさんに言わせると「お父さんは何でも早いけど、ミスが多いのよね」ということのようだが、作業もるんるん気分だ。

 こおして大げさに言うと61年間も自然のリズムに合わせて生きてきたので、いまさらこの生活パターンを変えることはできそうもない。
いっそのこと「自然リズム教の教祖になって、教えを説いてしまおうか。

自然の声に耳をかたむけなさい。あなたの心も肉体も自然のリズムをもとめているのです。こころ安らかな生活は自然の声の中にあるのです
 さっそく亀ゴンが信者になってくれて、毎日寝ている。

質問者「先生は自然リズム教をはじめたそうですが
教祖「先生ではない。教祖様といいなさい

質問者「では教祖様、信者はいるのですか
教祖「亀ゴンがいる

質問者「亀ゴン以外は誰がいるのですか
教祖「亀ゴンの妹がいる

質問者「人間の信者はいないのですか
教祖
くどい、亀だけだ

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(23.8.22) 夏休みシリーズ NO16 携帯電話

 今日は千葉に帰る日だ。飛行機を使うと5万円台なので、JRを使用して3万円台で帰ることにする。ただし時間はたっぷりかかってほぼ1日仕事だ。


23725_124 私は長い間携帯電話を使用しなかった。一番の理由は電話が嫌いだからだが、このとき初めて携帯電話を使用することにした。

(19.10.8)携帯電話 その2

 普通の人にとってはなにげないことだと思うが、私にとって携帯電話を購入するのは悪戦苦闘の連続だった。

 最初に分からなかったのは、どの携帯電話会社と契約したらよいかということで、かみさんや娘や息子に聞いて、どうやら最も費用がかかるのがNTTドコモで、最も安いのがソフトバンクだと言うことが分かった。

 前にも記したが、私は電話と言うものを基本的に使用しない。固定電話でさえFAX兼用の操作が複雑な電話は敬遠するくらいで、通常はパソコンのメールで十分間に合っている。
それが、携帯電話を購入しようと決心したのは、このブログを常時携帯電話で見られる環境を作りたかったからで、そのためのテスト環境が必要になったからだ

安くて、インターネット環境がいいのが一番だから、ソフトバンクにしよう
いさんで、ソフトバンクモバイルのオンラインショップを覗いてみたが、頭を抱えてしまった。どうやら端末の機種とサービスの組み合わせで、購入機種を選ぶのだが、書かれているサービスの内容がさっぱり分からないのだ。

 約1日かけて、サービス内容と機種の機能を確認して、どうにか私が求めている購入機種が見つかった。
しかしそれからが大変だったのだ。携帯電話一つ買うのにこんなに苦労するとは思わなかった。他の方はまったく苦労しないのだろうか。

 まずオンラインショップでは「本人確認」が非常に厳しいことを知らされた。
必要事項を記載して、最後の画面で「本人確認」画面が出てきたが、私は免許証をファイルで送付することにしていたものの、まだこの作業をしていなかったことに気がついた。
まずい、ファイルがない」さっそく作ろうとしたら、今まで入力していた項目がすべて消えてしまった。
ありゃ、また最初から打ち込みかよ

 がっかりしたが仕方ない。再度打ちこむことにしたが、またファイルを作成するのは手間なので、今度は「本人確認」はFAXで送付することにした。
すべてが完了し、免許証をFAXで送ってすべて済んだと思ったら、翌日ソフトバンクから「画像が不鮮明なため「本人確認」ができず、販売できない」との通知が来た。
なんだい、我が家のFAXでは画像不鮮明なのかよ

 すっかりオンラインショップには嫌気がさした。それならと直接ジャスコに出向いてここで手続きすることにしたが、こんどは店員から慇懃に断られてしまった。
客様、残念ですがお求めの機種は当店においておりません。新たにできた○○店まで起こしになれば端末があるかもしれません

うぅーん、販売店には機種がなく、オンラインショップは「本人確認」の手続きが面倒だ」ふてくされてしまった。

 一日置いて気を取り直してから、4回目のトライをおこなった。
最初に免許証のファイルを作成し、ようやくオンラインショップで購入ができたが、こんなに手間隙がかかるとは思わなかった。
他の方はどのようにして購入しているのだろうか、私のようにこんなに苦労を重ねて購入しているのだろうか、聞いてみたいものだ。

 今は目の前に送られてきた携帯電話があるが、分厚い説明書や、6つもある付属部品の取り扱いについて、悪戦苦闘している。
電話という文明の利器を避けてきたつけをいっぺんに払わされているような感じだ。
グラハム ベル様、あなたの偉大さは分かりましたので、私をこれ以上いじめないでください

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(23.8.21) 夏休みシリーズ NO15 甲州夢街道215km

 トランスエゾ1100kmは昨日で終了したが、まだ北海道にいる。体力が回復しないのでのんびりと海岸べりに横たわっている。帰りは22日の予定なので、夏休みシリーズは23日まで続く。

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私の趣味はウルトラマラソンである。この記事は講習夢街道215kmを走ったときの記録である。

(19.10.3)甲州夢街道シルクロード215km 結果報告 その2

 昨日(1日)までは両足の大腿部の筋肉痛がひどく、一歩歩くたびに悲鳴をあげていたのだが、さすがに今日(2日)は痛みが和らいできた。まだ普段どおりの歩きには程遠いが、痛みが引いてくれただけでもうれしい。テンションも上がってきたので、気持ちが前向きになってきた。

 実を言うと何回もこのレースにでる事をブログで宣言してきたし、事前の練習についても詳細に記載していたので、「もし完走できなければどうしょうと心ひそかに悩んでいたのだ。
しかし、その悩みも消えた。ふらふらだったがなにしろ約34時間で完走できたし、速報を見ると完走率は約50%で、二人に一人はリタイアしているのだからなかなかのものだ。
61歳でなかなかやるじゃないか」急に有頂天になってしまった。


(注)正式結果がでました。
      出走者 209名、うち完走者109名  完走率 52.1%
      私の正式時間  34時間12分41秒  58位

 このレースの主催者は海宝道義さんという。ウルトラマラソン界では最も著名な人の一人で、94年、95年とトランスアメリカマラソンで完走している。
トランスアメリカはアメリカの西海岸ロスアンジェルスから東海岸のニューヨークまでの4700kmを64日間で駆け抜けるレースで、その後海宝さんは競技者と言うよりも競技開催者として有名になった。

 海宝さんの主催する競技には多くのボランティアがスタッフとして参加しているが、海宝さんの人柄を慕って参加している人が多く、とてもフレンドリーなクルーになっている。
エイドの設定も競技者の立場に立ったメニューが十分に用意され、最近目立っている金儲けのための競技開催とは際立った一線を画している。参加していてとても気持ちがよい。

 この夢街道は甲州街道の終点、下諏訪の諏訪大社の前から出発して、日本橋までの215KMを走るものだが、諏訪大社の標高が約600mだから、基本的には下りになっている。
走っていても下りが多く、そうした意味では走りやすいのだが、途中に2箇所厳しい峠越えをしなければならない。笹子峠と大垂水峠で、特に笹子峠が厳しい。甲州街道最大の難所と言われた笹子峠は標高が約1000mである。

 笹子峠を通過する時間帯は夜だったが、ほとんどの人が歩いていた。2~3時間あるいて、まだかと思う頃にようやく頂上に到着した。下りは駆け下りるだけだが、懐中電灯の明かりだけでは道路の状態がわからず、足先を上げて走らないと転ぶ
私は経験上このことを知ったが、それまではよく転んだものである。

 次の難所、大垂水峠を越えると約160km地点で、あと50kmになっているのだが、実際はここからが難しい。ほとんどの人が身体が動かなくなっており、精神力だけで動いている。

 私も両足の激痛に悩まされたが、しばらく我慢して走るとマヒして感覚がなくなるので、あとは精神力でカバーした。
実を言うと私自身は精神力が弱いほうだが、今回ばかりはブログで宣伝したためなんとしてでも完走しようと言うバネが効いたようだ。
まあ、山崎さんたらブログでは格好つけていただけなのね」なんてコメントされたら大変だ。

 この日は東京は土砂降りの雨で、合羽を着てはいるが体温の低下に悩まされた。走っているときはなんでもないのだが、歩くと寒さがひとしおだ。
私は途中のコンビニで傘を購入して歩いていたが、途中で完全に足に来ていた走者に会った。身体がふらついており振るえまできている。
私も実はこの走者と同じ状態だったのだが、私の場合は筋トレが効いていて、たとえふらふらになっていても身体を支えることができていただけマシだ。

 しかしまあ、なんとしても完走できたことはうれしい。200kmを越すレースの対処方法も分かった。また病みつきになりそうだ。

 最後に来年度、このレースで完走したい人のためのアドバイス

快適に走りきるためには、事前に100Km走を2本程度走っておく。

とりあえず完走を目指すなら、私のように50km走を3本程度走る事で可能だが、最後の50kmは死の苦しみになる。ここは精神力でしのぐより手はない。

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(23.8.20) 夏休みシリーズ NO14 ブログは実に面白い

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは浜頓別から宗谷岬までの約65kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。
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私はすでに4年以上も毎日ブログを記載しているが、なんともこのブログとの相性がいい。これがなかったら私は外部に自分の意見を発信することもなく人生を終わっていただろう。

(19.9.30)ブログは実に面白い

 私がこのブログを立ち上げたのは昨年の11月であり、本格的に更新を始めたたのが今年の1月からである。したがってブログ経験としてはほぼ9ヶ月なのだが、その間毎日更新をしているうちにブログというものの本質が分かってきた。

 実際やってみるとこんなに面白い作業はなく、一人で作者と編集者を兼ねているようなもので、最近はさらにジャンルも写真や作詞にまで広がって総合芸術みたいになってきた。
しかもこおしたことを、一人で何でもできるというのがブログの本質で、大げさに言えばレオナルド・ダ・ビンチになったような感覚だ。
これはルネッサンスと同じではなかろうか。表現芸術のルネッサンスだ」興奮してしまった。
 
 しかもこうした作業環境はまったくタダなのだから、一昔前の人がこの状況を見たら腰を抜かしてしまいそうだ。
すべてがタダになっていくのがブログの世界だ」再び興奮してしまった。

 ブログ経験から言うと、ブログを立ち上げるのはそれほど難しいものではない。誰でも立ち上げることだけならすぐにできる。難しいのは継続することで、そのためにクリアーしなければならない課題がある。

 ブログを立ち上げるときは、コンテンツの課題と技術的な課題がある

 コンテンツは本人が世に問いたいことの内容だから、それがなければそもそもブログを立ち上げることすらできない。ただなんとなく日記を書いていると三日坊主に終わってしまう。
だから最重要事項ではあるが、あくまで個人の資質等にかかわる問題なので、ここではこれ以上論じない。

 一方、技術的な課題は、非常に初歩的だが、実に重要な課題で、これは経験者に聞くのが一番だ。

 どのブログが最もユーザのためにすぐれているかとか、あるいはそのブログの弱点だとか、写真の掲載の仕方はバリエーションがあるとか、音声の発信の仕方とか、リンクをどうはるのが一番よいか等である。

 慣れている人にとってはなんでもないことだが、これらのことは初歩の人にとって判断をするのが難しく、そのための技術的サポートはやはり必要だと思う。

 いつかそうした内容について分かりやすい記事を書いてみたいのだが、いざ書くとなると時間がかかりそうだ。
それまでは、このブログ上に時々記事を書いて、ブログを立ち上げたいと思っている人の参考になったらそれで十分だと言うことにしよう。

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(23.8.19) 夏休みシリーズ NO13 やせる

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは美深から浜頓別までの約85kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。

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 私は引退してから非常にやせてきた。職場にいた頃は65kg前後はコンスタントにあったのに、この頃から60kgに急速に近づいてきた。ランナーとしては良い身体だが、はっきり言って貧相になってきた。

(19.9.21)やせる

 信じられないことが起こっている。体重が60kgを割ってしまったのだ。この体重は私が小学校6年生のときの体重と同じで、40年たって小学生に逆戻りしてしまった。

 つい数ヶ月前までは62~63Kgだったのだから、この数ヶ月で急激に体重が低下したことになる。理由は明白で甲州夢街道シルクロード215Kmのトレーニングと称して、この暑さの中を無理して走り回ったせいである。

 特に8月末から今日(
20日)まで、毎週1回は50km前後の長距離走を行い、長距離走をしないときは20km程度の中距離走をおこなったら、身体から脂肪がほとんど落ちてしまった。
体脂肪率は13前後になってしまい、鏡を見ると筋肉と皮という感じで、ランナーとしては申し分ないのだが、かみさんから言わせると
ひんそー、ひんそーして格好が悪い」のだそうだ。

 そおいえばかみさんと結婚したころは67kg程度あり、筋肉がもりあがって、小柄なシルベスター・スタローンみたいだったから、かみさんにそう言われるのは無理ない。

 私は当時から筋肉トレーニングをおこなっていたので、ボディービルダーのような身体だったのだが、今は不要な筋肉はすべて落ちてしまい、ランナーとして必要な最低限の筋肉しか残っていない。

 先日清掃活動をしていたら、時々四季の道で会う、1日20kmの散歩をしていると言うAさんから足をほめられた。
じつに、筋肉の張った立派な足をしてますね、うらやましい
足をほめられたのは初めてだが、何かとてもうれしかった。

まだまだ、足だけは若者なみだ」有頂天になりそうだ。

 実は最近老化現象になやまされている。頭ははげてしまい、耳は聞こえなくなり、老眼はすすみ、記憶力は衰えるだけ衰えた。さらに坐骨神経痛まで出ている。
こおした中で、若さを保っているのが足だけのようだが、何もないよりよっぽどマシだ。

よし、これからは足だけで生きよう」なんて妙に興奮してしまった。

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(23.8.18) 夏休みシリーズ NO12 失敗記 職業選択の巻

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは旭川から美深までの約100kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。

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 私は若い頃からボランティア精神が旺盛だった。人生をそうした職業について一生を暮らせられたらどんなに幸せかと思い、海外青年協力隊に応募したものだ。

(19.9.10)失敗記 その9

 若いうちは自分がどのような能力があるのかも分からないし、どのような職業を選んだらよいのかも分からない。しかし直感のようなものがあって、一度はそうした仕事につきたいと思うものらしい。
だが多くの人は直感ではなく、世の習いにしたがって職業を選び、年をとってから苦い思いにかられる様だ。
私の場合もそうだった。

職業選択の巻

 青年海外協力隊と言うものをご存知だろうか。20歳から39歳までの若者を対象に、主として低開発国に2カ年間、何らかの支援を目的に送り出す事業である。
若者であるからほとんどが技術者ではない。いわば情熱だけで現地に溶け込み、教育や簡単な医療や、スポーツの手助けをするボランティアだと思えばよい。ただし最低限の生活費は支給してもらえる。

 元々はアメリカで始まった平和部隊が手本で、日本では1965年から派遣が始まり、現在まで約3万人がアフリカやアジアや中南米を中心に派遣された。今現在活動している人員はおよそ2500名だそうだ。

 実は、私が大学を卒業したのは1970年であり、青年海外協力隊の創業期にあたる。
ある日、青年海外協力隊の募集要項をみて、勇んで応募に駆けつけた。海外で生活することも魅力だったが、何よりも低開発諸国の人々に役立つのだと言うことが、若者の心を奮わせた。

 事務所で「
是非、青年海外協力隊員として派遣してほしい」などと高揚した気分で応募の動機を話していたら、急にこの事務所のある人から別室に呼ばれてしまった。
その人は「
自分は君と同じ大学の先輩にあたる」と自己紹介をした後、信じられないようなことを言った。

青年海外協力隊に応募する人のほとんどが、いわば日本ではまともな職業に就けない人たちで、君のようにどのような会社でも入れる人間の来るところではない
だから君は日本の大手企業に入り、まともな生活をしなさい」と言うのだ。

 実際当時は高度成長期の真っ只中にあって、どこの企業も募集に血眼になっていた。望めばどこの企業にも入れたので、わざわざ海外の、しかも低開発国に行くのは「まともな職業に就けない人」か「つきたくない人」だったのは事実である。

 勇んでいただけ気持ちが落胆したが、結局私はこの先輩のアドバイスを聞きいれ、青年海外協力隊の応募はあきらめ、ある金融機関に就職した。
しかし61歳の今になって「
その選択が正しかったのかどうか」疑っている。

 その後の人生を振り返ってみると、私は会社人間としては異邦人だったし、出世とは縁遠い存在だった。いつも居場所の悪さを感じていたのも事実である。他に自分に適した仕事があるはずだと、シナリオライターを目指したり、国連職員を目指したりした。
しかし結局はこの金融機関に最も長く勤めた最年長の職員として退職した。本当に私以上の年配者は、この企業のトップただ一人だけだったのである。

 退職してから1年間立ったが、その間はボランティアしかしていない。主として
清掃ボランティアであったり、里山開発のボランティアであったり、小学校の草刈りやパソコンボランティアだが、実に楽しいのだ。
ボランティアだから報酬は期待できないが、一方ボランティアだから自由気ままにできると言うよさもある。

 こうしたことができるのも企業に37年間勤めて年金生活が可能になったからだともいえないわけではない。
一方、こんな楽しいボランティア生活なら、当初から青年海外協力隊に応募し、その後の人生をそおした活動に費やしても良かったのではないかとの思いにかられる。

 青年海外協力隊の事務所にいた先輩は、明らかに好意でアドバイスしてくれたのだが、私の場合は「不適切なアドバイス」だったのではなかったかと今にして思うのである。
こんなに楽しいなら、最初からボランティア生活すればよかった」そう思ってしまうのだ。

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(23.8.17) 夏休みシリーズ NO11 落書き消しのプロになるのは大変だ

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは富良野から旭川までの約65kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。

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私はここおゆみ野周辺の落書きを見つけては消し去るプロだが、当初はどのようにすれば落書きが消えるのか分からなかった。悪戦苦闘の末落書きの消し方をマスターしたが、こうしたことにもトレーニングが必要なことを知った。

(19.8.29)プロになるのは大変だ

 プロになるのは大変だ。例のおゆみ野四季の道の落書き消しのことである。
はちまんがた公園の落書き「
鎌取なめんな ○○復帰だ じごく見るなよ」は、剥離材でも手動のブラシでも落ちなかったので、電動ブラシで落とすことにした。

 知り合いのNさんが、新都市ライフ(UR都市機構の関連会社)の事務所から発電機を借りてきてくれた。電動ブラシも2台、Nさんが用意してくれた。
よかった、これならきっと消すことができる。パーフェクトだ
27日に二人で勇んで出かけたものである。

 発電機は初めて扱ったのだが、重さは本体だけで40Kg、ガソリンを入れるとさらに重くなり、一人で持ち運びをするのはとてもできない。私たちの車は四季の道に入る許可書がないので、近くの道路に車を止めて発電機を引っ張っていくのだが、それだけで汗びっしょりになってしまった。

 そんなにも努力をしたのに、やはり塗料が素材にしみこんでいる落書きは消すことができなかった。炎天下で約1時間ぐらい二人で電動ブラシで削ったが、水色の塗料がどうしても落ちないのだ。ほこりと汗で身体がべとべとになってしまった。
これは、他の方法を考えた方がよさそうだ。素材と同じような色の塗料で上から塗ってみたらどうだろか。D2で塗料を買って来よう
一旦作業を中止した。

 この日は、はちまんがた公園以外に、「扇田小学校の近くの道路下」「はるの道橋の下」「千葉南警察署近くの公園」の3箇所の落書きを消す予定にしていたので、そちらを先に消すことにした。

「扇田小学校の近くの道路下」の落書きは一旦は私が消しておいたのを、電動ブラシでパーフェクトに消そうとしたのだが、これも完全というわけにはいかなかった。
でこぼこのコンクリートにしみこんだ塗料は、どうやっても残ってしまう。コンクリートの粉塵をたっぷり吸い込んで気持ち悪くなってきたので、「
気にしなければ気にならない」程度で作業を中止することにした。

はるの道橋の下」は落書きを消した塗料の上に、さらに落書きをされていたので、とりあえずスプレーで落書きを消しておいた。
これは全面塗り替えが必要なので、機会をみて実施することにする。

千葉南警察署近くの公園」の落書きは硬いレンガの上にされており、塗料が材質の上に付着していただけなので、レンガ部分は剥離材で簡単に消えた(ただしレンガとレンガの間のコンクリート部分は剥離材では消えない)。
この種の作業はいたって簡単なのだが、欠点は剥離材の価格が高く、すぐになくなってしまうことだ。
一缶2000円程度で、通常1箇所程度しか消すことができない。
剥離材を使用する作業が増えると、年金生活者は破綻してしまう。
家計を考えながらボランティアをしなさい
かみさんからいわれそうだ。

 はちまんがた公園の落書きは、再度トライし試行錯誤をおこなったものの、最終的には同種の塗料を塗って文字を見えなくして終了した。
うぅーん、難しい」天を仰いでしまった。

 朝の10時から、午後の3時までかかったが、この日はひどい残暑で,Nさんが用意してくれた麦茶のボトルがなかったら日射病で倒れたかもしれない。ふらふらになったが、Nさんはさらにこれから仕事があるのだから大変だ。

完全に消し去ることができるかと思っていたが、なかなかそお言うわけにはいかないな
作業の割には成果が今一で、勇んでいた分気落ちした

 まあ、それでもあまり気を落とすのはやめよう。落書き消しの道も険しいのだ。これからも「すべてこれ修行」と思って精進することにしよう。

(注)はちまんがた公園の落書きについては、クリーンクラブのF姉さんが緑土土木事務所(
F姉さんから土木事務所でなく緑公園緑地事務所が正しいとのコメントが入っています)に連絡してくれたので、事務所が28日に全面塗装をして、落書きを消してくれた。
はちまんがた公園については、F姉さんがチェックしてくれているので、今後はF姉さんに任せることにしよう。

今回の作業結果を写真で掲載しますので、どの程度落書きを消し去ることができるのか確認してください。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19828

なお、本件と関連するブログは以下のとおりです
・落書き消しは大忙しだ

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(23.8.16) 夏休みシリーズ NO10 朗読のスパルタ・トレーニング

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは新得から富良野までの約75kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。
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 ちはら台走友会のメンバーの女性でちはら台のコミセンで朗読会を開催しているYさんから、乙川優三朗の磯笛と言う本の朗読を頼まれた。当初はなんてことはなかろうと安請け合いをしたのだが、徹底的にYさんに絞られた。朗読のおくの深さをしみじみと感じてしまった。

(19.8.24)スパルタ トレーニングが始まった

 トレーニングを受けている。例の乙川優三朗(おとかわ ゆうざぶろう)著、磯笛という短編小説の朗読のトレーニングである。場所はちはら台コミュニティーセンターだ。

 Yさんはこの道のプロで、普段はとても優しい感じの女性なのだが、こと朗読になると相手が誰であっても容赦はしない。私のように61歳になった老人までもスパルタ教育でしごくのだからすごい。

 考えてみれば朗読なんて中学生の時を最後にしたことがない。その後は黙読中心で、しかも年齢を重ねるにしたがって漢字を読みではなく形で理解するようになっていたので、いざ音に出すと意外と間違った読みをしてしまう。

 Yさんは私が少しでも間違がったりすると、小学校の先生のように丁寧に間違いを指摘する。
山崎君、もう一度読んでご覧なさい
山崎君、内容をちゃんと理解して読むのよ。字面だけ追ってはだめ
山崎君、言葉にも感情があるの。棒読みになってるわよ

 自分の朗読を録音して聞いてみたが、会話部分はともかく、説明文はただ読んでいるだけで、聞いてもちっとも面白くない。
聞いてる人はあくびがでそうだ」がっかりしてしまった。

 Yさんによると「まともな朗読をするためには、1週間に2回、2時間ずつのトレーニングが必要です」というのだ。えらいことになった。
こちらはボランティアの朗読だから、適当にとちってもいいと考えているのだが、「努力をすれば必ず報われます」なんて人生訓まで言われてしまった

 間違わないように読もうと緊張したり、精一杯抑揚をつけようとして胃の調子がおかしくなった。例によってしくしく痛むのだ。楽しい定年生活はどこにいってしまったのだろう。
かみさんは「鼻の下が長いからこうなるのだ」なんて言って、まったく同情してくれない。

 9月末の朗読会までは約束だからがんばるが、朗読は今回限りにさせてもらおう。
山崎君、とてもよかったわよ。またがんばろうね」なんていわれても、「ぼくちゃん、もう朗読はしないの」ときっぱり断ろう。

 その時はできるだけ鼻の下を短く見せることが大切だ。

このブログと関連する記事は以下のとおりです
磯笛の街 外川(とかわ)
これはピンチだ
朗読 本の世界へのいざない

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(23.8.15) 夏休みシリーズ NO9 犬のウンチに切れそうだ

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは忠類から新得までの約85kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。

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 私は毎日四季の道約6kmの清掃活動をしているのだが、最初は犬のウンチの処理にてこずった。今では何気なく処理をすることができるようになったが、そうなるまで数年の訓練が必要だった。

(19.8.14)犬のウンチに切れそうだ

 夏休みに入ってから、四季の道の犬のウンチの処理に追われている。どうやら夏休みの期間中は、子供か学生が犬の散歩をさせるらしく、大人と違って犬のウンチの処理をしないことが原因らしい。

 四季の道のなかでも、千葉南警察近くの秋の道に毎日のようにしているウンチはサツマイモのように巨大で、量も半端ではない。昨日(13日)は8個もあった。

 ほっておくと自転車や靴で踏まれて、路面が黄色く染まってしまうので私は見つける都度処理しているが、だんだんと気持ちがナーバスになってきた。
なんで、私が毎日、この巨大なウンチ処理をしなければならないんだ。いい加減にしろ」大声を出しそうだ。

 この巨大ウンチをみるたびに「もう知らん。飼い主の責任だ」と思う一方、「この道を気持ちよく散歩したりJOGをしたりしている人のために何とかしなければ」という思いに気持ちが引き裂かれる。

 結局ウンチ処理をすることになってしまうのだが、やはりこのままでは私自身が切れてしまいそうなので、対応策を考えることにした。

 当面は、小谷小学校のつつじと同じように、ウンチ場に注意文書をはっておくことにした。
いつもこの場所で犬の糞をさせている方へ。毎日私が清掃していますが、老人なので限界です。どうか自分で処理をお願いします。(写真添付)」
 
これでしばらく様子を見てみよう。

「亀ゴン、この巨大ウンチにはもう我慢できない。切れてしまいそうだ。もう犬のウンチ処理なんてしたくない
先生、まず冷静になってください。先生は四季の道の清掃担当のアンカーなのです。先生が切れてしまったら、おゆみ野クリーンクラブの他のメンバーはどうしてよいか分からなくなります

もうアンカーなんかいやだ
人には定められた運命があります。先生が四季の道の清掃を始めてから13年。その間先生の活動に賛同してくれるメンバーが7名も増えたのです。いまさらアンカーを降りるわけにはいきません

でも犬のウンチ処理が私の運命なんてひどすぎる
「とりあえず、注意文書を作って、秋の道に掲載しましょう。これで効果がなかったら次の方策を考えましょう

うぅーん、 亀ゴンは本当に冷静だ

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(23.8.14) 夏休みシリーズ NO8 失敗記 真珠腫性中耳炎の巻き

 現在私は夏休みに入っており、北海道で開催されているトランスエゾ1100kmに参加しています。今日のステージは襟裳岬から忠類までの約85kmです。
レースの模様はTwitter(
http://twitter.com/#!/yamazakijirou)で確認することができます。

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 おそらく私の人生での最大の失敗はこの真珠腫性中耳炎になったことだろう。最近では手術をした右の耳はほとんど聞こえず、左の耳もかなり危うくなった。人との会話にも支障が出ていて聞いているそぶりをすることが多くなっている。

(19.7.23)失敗記 その8 

 健康に対する過信は、限度を越えるとその後の人生に大きなマイナスの影響を残す。私の中耳炎から真珠腫(しんじゅしゅ)性中耳炎への移行、そして手術の過程はまさにそうしたものだった。

(真珠腫性中耳炎の巻き)

 私は若かった頃、極度に健康に自信があった。どんな風邪でも一日布団に入って寝れば直ったし、そもそもほとんど病気になることはなかった。
若者は病気にならないし、ほっておいても直る

 私が大学1年のとき、愛知県常滑市で水泳部の合宿がおこなわれた。当時私は水泳部で最遅のクラブ員だったが、日夜クイックターンの練習をさせられた。
その過程で中耳炎にかかったらしが、合宿の打ち上げで常滑の海岸で素もぐりをして楽しんだため、さらに症状が悪化した。
数日後、耳垂れがでてそれが固まり外耳をふさいでしまったのである。

 本来なら、その段階で医者に行き、中耳炎の治療をすべきだが、私は過信して医者に行かず、耳掻きで塊をほじくりだした。
中耳炎なんて、こうすれば直る

 当時は気がつかなかったが、無理に塊を掻き出したため、鼓膜に穴が開いてしまったらしい。その後は海で泳ぐたびに、中耳が痛み、耳垂れが外耳をふさいだが、同じように耳掻きで掻きだしていた。

 30歳頃から症状はだんだん悪化し、毎年冬になるとひどい風邪をひくようになった。一週間程度症状が抜けず、中耳は常時痛み、そのたびに耳垂れが外耳にこびりつく症状に悩まされた。
この頃はさすがに医者に通っていたが、医者の治療は通常の中耳炎の治療をでなかった。
しかし、年々症状は重くなる。
これは、おかしい。なにか重症の耳の病気ではないかしら

 思い余って、順天堂大学の付属病院で検査を受けた。36歳のときである。
これは真珠腫性中耳炎だな、手術をしないとだめですね

 真珠腫性中耳炎の知識のない人のために説明すると、中耳炎のなかで最も悪質な中耳炎だと思えばよい。内耳に真珠腫という、まさに真珠のような塊ができて、それがだんだん大きくなり内耳を壊してしまうほど大きくなる。
内耳のそばには神経の束があるので、ここが圧迫され症状としては常時めまいがし、最終的には死にいたる怖い病気だ。

 幸いにも、当時順天堂大学のエースと言われた助教授が手術を担当してくれて、真珠性中耳炎は全快したのだが、右の耳の聴力は極端に低下し、ほとんど聞こえなくなってしまった。
でも、まあ、左の耳が聞こえるからいいや

 実はこれが過信であることはすぐに分かった。左の耳のも軽い中耳炎があり、当時でも普通の人の80%程度の聴力しかなかったが、年齢を重ねるにしたがって、聴力はますます落ちてきた。

 今では、NHKのニュース以外はまともに聞こえず、それも音量をかなり高くしないと聞こえない。通常の会話でも半分ぐらいしか聞こえないので、想像力で聴力を補っている。日常活動の不便はひどいもので、マクドナルドの女性の早口なんかは、ひばりのさえずりだ。

 こうなったのも、若い時代に健康に過信し、自分勝手な治療で満足したからだと思うと、自業自得といえる。
しかし耳がまともに聞こえない不便さは想像以上で、これが健康面での私の最大の失敗になっている。

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