健康 老化対策

(25.10.13) NHK クローズアップ現代 日本の高齢者は世界最速ランナー 

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(北海道 トムラウシ岳の近く。タムさん撮影)

 日本の老人が世界で一番元気なのではなかろうかと思ってしまった。
京都で開催されていたマスターズ陸上の世界大会で日本の老人が世界新記録やアジア新記録、そして日本新記録を連発していたからだ。

 圧巻は90歳森田満さんで、女子90歳代の陸上100mと200mの世界新記録保持者になっていた(マスターズの競技は5歳刻みで行われる)。
90歳とは思われないかくしゃくとした言葉づかいで声だけを聞いていれば私とさして変わりがない若やいだ声をしている。

 毎週3日、近くの子供陸上クラブの練習に参加しており、小学生と一緒になってスタートダッシュや、タイヤを引っ張りながらの走力のアップを図っていた。
食事は毎回タンパク質とビタミン類が豊富にある食事を食べ、朝はんは豚肉5枚と生卵を飲み込んでいたが、私などそんなことをしたら胃がもたれて1日中苦しみそうだ。
しかも3時間後には店でうな重を頼んでいたからとても老人の食事とは思われない。

 老人医学の専門家が、「老人にはタンパク質が必要で特に75歳を過ぎたならば栄養価のある食べ物をたっぷり食べることが大事だ」と言っていたが、世界新記録保持者になるのにはそうした食事が必要なようだ。

 森田さん以外で宮崎秀吉さんという103歳の男性がいて、100歳以上の陸上の世界新記録保持者だった。こちらの方はそもそも走る人が世界的に見てもほとんどいないのだから走りさえすれば世界チャンピオンになってしまう。
足がややもつれた感じはあったが、それでも立派に走り切っていた。
私も100歳まで生きて身体が動けば世界新記録も夢でないな!!」嬉しくなってしまった。

 日本の老人は走ることが実に好きだ。日本人は暇さえあれば走っており、皇居の周回コースが特に有名だが、ここおゆみ野の四季の道も隣のちはら台のかずさの道もランナーで溢れかえっている。
そして何より老人が走ることは健康的にも精神的にも若返る秘訣だ。

 見ていると老人ランナーは実に若い。自分のことを言うのはいささか気恥ずかしいが私などは帽子をかぶっていさえいれば40代後半と言っても信じてもらえる。
ランナーは顔と身体に脂肪が着いていないからで、特に顔に脂肪が着いていなければ昔ながらの顔の形を保っている。

注)いわゆる年寄り顔とは顔に脂肪が着いてしまうから全体にのっぺりして、さらに小鼻に脂肪がたまると鼻の穴が開いてしまう。どんな美形でも年齢を重ねると顔が崩れて見えるのはそのせいだ。

 何度も同じことを言って恐縮だが、日本の最大の資源は老人だ。いままで老人は病院通いばかりする厄介者に見られていたが、それは病院以外に行く場所がなかったため仕方なしに病院に遊びに行っていたのだ。
私も老人だからよくわかっているが坐骨神経痛や膝関節の痛みや腰の痛みなどどんなに病院に通っても治らない(近い将来パーツを取り換える再生医療が普及すれば坐骨神経痛の苦役から逃れられるかもしれない)。
いわゆる加齢からくる病変は今はあきらめる以外に対処方法はない。
だから病院など行っても無駄で、それよりも森田満さんのように子供とスタートダッシュの練習をしている方が病気のことを忘れてしまうだけはるかに健康的だ。

 運動をしたり、シングルファーザーの孫の面倒を見たり、子供に勉強を教えたりしていると注意がすっかりその方に向くので、病気のことを忘れられる。
老人は保護の対象ではなく埋もれた人的資源だと認識すれば、日本ほど元気印の老人はいないのだから、これほど素晴らしい資源はないことに気付くべきだ。
そのことをマスターズ陸上大会の元気印の老人が教えてくれている。

注)なお「老人は荒野を目指すべきだ」という記事は前に記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/24111-898b.html

 

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(24.12.2) 中国語を漢文方式で学ぼう 発音できなくても意味が分かればいいじゃないか

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 「そうか、中国語を習うコツは漢文と同じか!!」と思った。
先日NHKが放送した「中国文明の謎 漢字誕生 王朝交代の謎」を見た感想である。

 番組では中国が一時的に分裂をしてもなぜ統一に向かうかの最大の要因は漢字にあると説明していた。
漢字は世界でもまれな表意文字で、たとえ読めなくても意味が分かれば解読でき、周辺の多民族もこの漢字を使用することで中国文化圏の一員になれるという。

注)「漢字誕生 王朝交代の謎」に関する記事は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/241124.html

 実際日本でも大和政権成立から菅原道真遣唐使船を廃止するまで直接に中国の文化圏だったし、その後も漢文は日本のインテリの基本的素養だった。
明治時期中国から日本に多くの留学生が来たり政治犯が亡命したが、宮崎 滔天は孫文と漢文で完全に意思疎通を行っていた。

 「これはすばらしいことではなかろうか。中国語は意味だけ理解して読めて書ければ、何も会話をする必要はなさそうだ!!!」急に興味がわいた。
特に私の場合は聴力に支障があり、日本語でさえまともに聞こえない。
だから所詮会話など夢のまた夢だから中国語を大和朝廷の役人がしたのと同じ方法で学んでみることにした。
中国語を意味だけで理解しよう・・・・・・

 先日から買って来た「やさしい中国語会話」と言う本を発音をまったく無視して漢文の書き下し文と同じ方法で読んでいる。
現在の中国の漢字は時代の漢字を相当簡略化しているが推定が可能な範囲で、かつ文法は同じなのだから、なにかロゼッタストーンを解読したシャンポリオンのような気持だ。

 私は最近の中国の覇権主義にはほとほと閉口していて、なんとか中国がもう少しおとなしい国になってほしいと望んでいる一人だが、そのためには中国の本音を知る必要がありそうだ。
それにはまず中国語が読めなくては無理だ。

 漢文を学ぶ程度の努力で中国語を理解できるのなら簡単なことだ。
かつて史記十八史略を受験勉強で学んでいた頃を思い出した。
現在の高校教育で漢文の授業中に中国現代文を加えてそれを書き下し分で読ませる訓練をするのは興味深い方法ではなかろうかと思ってしまう。
本格的な勉強(発音や会話)は大学ですればいいのだから高校では杜甫李白や白楽天の詩を学ぶより現代文を読ませたほうが実際はためになるはずだ。

注)このような提案は漢文学者からも現代の中国語教育者からも支持されそうもない。しかし大変興味深い方法だから漢文の素養のある人が個人的にすることは大いに勧める。

なお中国社会にかかる記事は如何にまとめてあります。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat48428075/index.html


 

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(24.5.2) BS世界のドキュメンタリー 絶食療法の科学

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 前にNHKで放送された番組で食事制限をするとサーチュインという長生き遺伝子がONになって長生きできるようになると言う番組があった。
長生きしたければ飽食をするな」と言う番組で私もずいぶん影響を受けたが、今回のドキュメンタリーは2011年フランスで製作された番組で、内容はもっとラジカルで「絶食をすると病気が治る」という番組だった。

注)サーチュイン遺伝子に関する記事は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/23614.html


  この絶食の研究は旧ソ連40年以上も前から行ってきたのだが、実際は食事を拒否する精神病患者に手を焼いた医者が、「もういい、ほっとけ」と見放したことに始まる。
旧ソ連の医療で特に精神病患者に対する医療行為はひどいもので電気ショックなどを平気でやっていたが、重度の食事を拒否した患者がその後急回復し通常の生活に戻れたことに担当の精神科医が注目した。

 その後系統的に8000人の精神病患者に絶食療法を施したところ、約70%患者で改善が見られ、その後も47%の患者の経過が良好なままだった。
ロシア科学アカデミーが本当に絶食が病気治療に効果があるのか追試をして、その結果、精神疾患、気管支疾患、心臓疾患、胃腸疾患、内分泌疾患、消化器疾患、関節疾患等に効果があることが確認されたと言う。

 私などでも胃腸消化器が何か変だとしばらく何も食べなければ直るから胃腸疾患消火器疾患はそうだろうと納得いくし、過食すると精神がいらいらするから精神疾患にも効きそうだと言う感じはする。
だが気管支疾患心臓疾患まで効果があると言うのが良く分からない。
医学的な説明では飢餓になるとホルモンの分泌が変わり自己調節機能が働きだすからだそうだ。

 そもそも人間は飢餓であった期間が圧倒的に長く、飽食になったのはせいぜい産業革命以来のここ2百年程度に過ぎない(ただし古代ローマのローマ人は飽食だった)。
したがって本来は飢餓の状態でホルモンのバランスが取れていたのが、すっかり飽食になりバランスが崩れてしまった。
今の状態が異常でこの異常な状態を元に戻してやれば、本来人間が持っている自己調節機能が働くのだという。

 たとえばなぜ精神病患者が回復するかと言うと、飢餓になるとセロトニンという精神を安定させる物質が出て、暴力的な態度やうつ状態を改善させるからだと言う。
どうやら人類は飢餓になってもすぐにパニックに陥らないよう落ち着かせるためにセロトニンが出るみたいだ。

 絶食療法で面白かったのは人類はどの程度絶食に耐えられるかの研究だったが、大体40日程度は水だけで生きられると言う。
日本の事例でも六甲山で遭難した西宮市の職員が24日間水以外はほとんど食べないで生還した事例があった。
人間を使っての飢餓実験は(死んでしまったら大変だから)無理だが、南極の皇帝ペンギンの雄の観察では冬何も食べずに4ヶ月間卵を抱いていることが知られている(プラネットアースで放映していた)。
ラットも同じく4ヶ月程度は何も食べなくても生きながらえるのだそうだ。

 この研究の結果から人間も大体4ヶ月程度は生きながられそうだが、このメカニズムは脂質を使って生き延びることだそうだ(熊の冬眠と同じ)。
血液に含まれるブドウ糖などは1日程度しか持たないので、次は筋肉を分解してブドウ糖を作るのだが、心臓も筋肉なのでこれも限界がある(心臓が働かなくなる)。
あとは体内に15kg程度(身長170cm、体重70kgの人の場合)ある脂質を分解して生きていればまず40日は確実に生きられるのだそうだ。

注)絶食療法で使うエネルギーはたんぱく質が4%、脂質が96%だという。なお超長距離走を行うと使うエネルギーはほとんどが脂質であることが知られており、走った後は体脂肪率が極度に下がっている。

 最も実際にこの絶食療法を行うと3日目ぐらいにアシドーシスという麻薬患者が麻薬が切れたときのような症状が出て病状が悪化するが、大抵の場合は1日程度でこのアシドーシスはおさまり、その後はまったく何も食べなくても平気だと言う。
このアシドーシスを乗り切るためには専門家の指導が必要で自分だけで絶食療法を行うのは危険だと番組では警告していた。

 絶食擬似絶食は先に見たサーチュイン遺伝子をONにして長生きしたり、またホルモンのバランスを整えて私が悩んでいる胃腸病に効果がありそうだ。
よしそれならがんばるぞ
数日前から食事を減らして間食はまったくしないようにした。
朝はパン1枚と紅茶、昼は牛乳だけ、夜だけまともな食事をしている。
おかげで頬は削げ落ちて、腹はぺちゃんこになっている。
お父さん、すこしやせすぎよ」娘から注意されてしまった。

 果たしてこれで効果があるだろうか。絶食療法では最低2週間、場合によっては3週間程度の絶食が必要だから、私の擬似絶食療法は5月いっぱい食事制限を続けてみることにした。

なお、老化対策にかかる記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44501378/index.html

 

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(23.12.13) 深い反省 感情が鈍磨していく

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  「人は感情から老化する」といったのは心理学者の和田秀樹氏だが、最近の私はこの言葉にぴったりだ。
何をするにも意欲がわかない。ルーチンワークの清掃活動やJOGやブログの作成はそれでも毎日行っているのではたから見ると「特別変わりがない」のだが、心の奥深くで「なんとも面倒だ」と言う気持ちが渦巻いている。

注)感情と老化の関係の詳細を知りたい方は「人は感情から老化する」和田秀樹著、祥伝社を参照してください。

 それが極端に出るのがルーチンワーク以外の作業が入ったときで、よほど気合を入れないとできないし、その気合すら最近は入れることができない。
とても気になっている作業の一つに四季の道のベンチのペンキ塗りがあり、最近剥がれ方がひどくなっている。
しかしこの補修作業がなんとも気乗りがしないのだ。
まあ、そのうちに気分が高揚したらしよう
しかし高揚感はまったくない。

 私の知り合いにおゆみ野の森で一緒に活動しているO さんがいるがOさんは活動日以外の日にも森に出てきてベンチを作ったり、物置を片付けたりその他こまごまとした作業を一人で行っている。Oさんは自動車で1時間程度かかるところに住んでいておゆみ野の住民ではない。
なんでこんなに意欲が持続できるのだろうか」不思議なくらいだが感情が豊かなのだろう。

 また私の側の親戚筋の人から毎年お中元とお歳暮が贈られてくる。私のところにこうした贈答品を贈ってくれるのはこの人だけで(一方かみさんの親戚筋からは多い)、私は心から感謝はしているもののお返しをするタイミングをいつも失してしまう。
申し訳ないと思うが、なんとも動きが鈍いのだ。

 最近子供達の四季の道駅伝の練習会が始まった。今年で4回目でしかし最初の頃にあった使命感がまったく失われている。子供達を集めて4回ほど練習会を開催しているものの気持ちの重さはどうしようもない。
練習会が始まればいつものようにテンションがあがるが、それまでは心の葛藤に悩まされる。

 もう一つ私の悩みはJOGの練習に身が入らないことだ。私のJOGコースはおゆみ野からちはら台を回る一周13kmのとてもすばらしいコースなのだが、最近は半分程度走ると歩き始める。
特に身体がきついわけではないのだが気持ちが切れてしまうのだ。

 さらに最近再開した数学の勉強も油断をするとすぐに止めてしまう。時間がないわけでなく炬燵に入っては寝ている時間が増えているだけだ。
どうしたらいいのだろうか。このままでは完全に感情が老化した老人になってしまう。

 さすがに私も決心した。私の最大の利点はルーチンワークになったことは必ずやり遂げようとすることだから、すべてを擬似的にルーチンワークにして嫌がる感情を鼓舞するほかに手はない。
現在している作業については以下のように内容の充実を計ることとした。

① 清掃活動は雨になると休んでいるが、大雨以外は実施する。
② JOGは絶対に歩くことなくどのような天候下でも毎日行う。
③ ブログはさらに経済関連についてレベルアップをはかり読者層を広げる(
現在の平均アクセス数約1200を2000にあげる)。


擬似ルーチンワークとするもの。

① 1週間に1回は四季の道の塗装や修繕を行う。
② 1週間に1回は家の庭の剪定やその他の作業を行う。
③ 数学の勉強は医学部の数学の問題が自由に解けるレベルを目指し、毎日実施する。
④ 1年に1回は今まで行ったことがなかった外国に出かける。
⑤ 1年に一回は今までしたことがなかったことを行う。


注)なぜ私が医学部の数学を勉強しているかの理由は、「猿でも受かる東京大学医学部」を参照してください。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/231018-1c3a.html

 こうしたことが実際に実施可能なように年度計画や月次計画を作成し、さらに毎週月曜日に実行計画を作成して予実対比を行う。
なにか昔の現役時代に似てきたが、こうでもしないと感情の鈍磨とやる気のなさを克服することはできそうもない。
やはり人間は「感情から老化する」のだ。そうならないように気合を入れて生きることにした。

なお老化対策については以下の記事に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44501378/index.html

また私自身の健康に関する記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat8436683/index.html

 

 

 

 

 

 

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(23.6.21) サーチュイン遺伝子をONにせよ

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 先日見たNHK特集「あなたの寿命は延ばせる 発見長寿遺伝子」にすっかり夢中になってしまった。この長寿遺伝子の正式名は「サーチュイン」と言うのだが、普段は眠っていて活動せず、飢餓状態になるとスイッチがONになると言う。

 人類を含め生物の進化の過程において飽食は異例で飢餓が通常であったため、飢餓に強い生物種のみが生き残ってきたのだと言う。
この生き残りの方法はサーチュイン遺伝子がONになることで、サーチュイン酵素を出し、この酵素が体の中の老廃物である血管にこびりついたコレステロールや不要な脂肪を取り除いて、それを餌にして生き延びるのだと言う。

そうか、たまったコレステロールも脂肪も飢餓のときのとって置きの栄養源になるのか
こうしていわゆる老廃物が体から取り除かれると細胞内のミトコンドリアが活性化し、また免疫細胞の活動が元に戻るのだそうだ。

 ここ1週間すっかりこの説が気に入り、食事制限をして飢餓状態にしている。運動は毎日行う習慣がついているので食事制限と運動でその効果が体脂肪率に現れた。
1週間前までは腹にうっすらと脂肪の層ができており、つかむとぶよぶよしていたが、この脂肪が取れて腹回りがすっきりした。体脂肪率は18から14に落ちている。
1週間でサーチュイン遺伝子がONになったのか分からないが、脂肪が取れて身体はスリムになったぞ・・・・・・

 サーチュイン遺伝子がONになると老化が防げ現状維持できることは分かったが、はたして若返りはできるのだろうか?
禿げた頭に毛が再生したり、白髪が黒髪に戻ったりしわが取れて昔のつるつるしていた肌に戻るのだろうか?

 常識的には毛が再生するとは思われないが、それでも残った毛根から毛が生えてくることはありえそうだ。
10年ほど前にリアップという育毛剤を毎日つけていたこと思い出す。この育毛剤はそれまでの育毛剤と異なり本当に毛が生えると言うのが売りだった。

 実際につけてみて3ヶ月程度たったころから頭に産毛が生えてきた時は狂喜した。
ママさん(女房の呼び名)、見てくれ、ほら毛が生えてきた!!!!」
通常育毛剤は1日に1回か2回つければいいのだが、それから後はのべつ幕なしにつけていた。多ければ多いほど毛が再生すると思ったからだ。

 ところがつけだして2年ごろからひどい副作用に悩まされ始めた。心臓が痛むのだ。それも通常の時は痛まないのだが、マラソンレースでスタートダッシュでもしようものなら、心臓が破裂しそうなぐらい痛む。
当初は理由は分からなかったが、リアップを止めて見たら心臓の痛みはなくなった。
やはり、薬で若返るのは無理か・・・・・・」悟った。

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 しかし今度は違う。薬ではなく自分の持っている遺伝子を活性化させるだけだ。いわゆる遺伝子治療のようなもので、副作用の心配はない。
まだ初めて1週間だから数値的には体脂肪率が落ちただけだが、信じられないことに記憶力が少し甦ってきた。
ガスコンロで湯を沸かしていることを忘れなくなったのだ。今までは3分以上たつとガスコンロのことを忘れていたが、覚えていることができるようになった。
いいじゃないか、展望が持てる!!!」

 すっかり気に入った。映像では3週間で試験者の身体にサーチュイン酵素が出ていることが確かめられているので、これからは週単位でチェックすることにした。
映像にあったウィスコンシン大学の餌を制限されたアカゲザルの毛並みは実に良かった。あのイメージが忘れられない。
俺もがんばってあのような若年寄の猿になるんだ」気合を入れている。

なおサーチュイン遺伝子関連の過去に記載した記事は以下の通り
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44501378/index.html

 

 

 

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(23.6.14) NHK あなたの寿命は延ばせる 発見長寿遺伝子サーチュイン

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 最近はひどい老化現象に悩まされている。頭がはげたのはすでにずっと前からだが、最近はひどい物忘れが始まった。私は日常的に紅茶を飲むためお湯を沸かすのだが、このお湯を沸かしたことをほとんど忘れてしまう。

 何気なく台所を見てみると空になった鍋があり、ガスコンロに警告ランプがついている。私の家で使用しているガスコンロには空炊防止装置がついていて、空炊きになると自然に火が消えるので火事にはならないが、毎度のことで自分でもあきれてしまった。
なぜ3分程度時間がたつと前のことを忘れてしまうのだ」ほとんど鶏と同じだ。

 物忘れだけならまだ我慢ができるが意欲が低下している。何をするにも億劫になってしまい毎日の清掃活動ブログ製作JOGもよほど気合を入れないとできない。
しばらく前までは雨が降ろうが雪が降ろうが清掃活動に出かけていたが、最近は雨が降ればすっかり気持ちがなえて家で寝転がっている。

 JOGなども萩往還250kmを走った後は気持ちが乗らずそれでも毎日走るようにしているものの途中で歩き出すことが多い。
ああ、やだ、なんで走らなければならないんだ」なんて気持ちだ。

 腹を見ると脂肪が薄っすらとたまりだしてきている。私は中学生の頃から運動を絶やさなかったので体型がその頃とまったく変わらなかったのに、腹に脂肪がたまるなど信じられない現象だ。
俺もとうとう老化が始まったか、これも人生なのか」ため息をついていた。

 しかし昨日(12日)驚くべきテレビを見てしまった。NHKが放送した「あなたの寿命は延ばせる 発見長寿遺伝子」と言う番組で、そこでは老化を防ぐ遺伝子がついに発見され、その遺伝子を活性化すれば100歳まで老化せずに生存可能だと言う。
ほんとかい?????」目が点になった。

 この老化を防ぐ遺伝子はサーチュインといい、普段は眠っている遺伝子なのだそうだ。
この眠っている遺伝子を活性化すれば老化が防ぐことができ、番組ではアメリカのウィスコンシン大学の実験で「老化ざる」と「老化せざる」の二匹の猿の約20年間に及ぶ比較実験の結果を紹介していた。
両方とも24歳のアカゲザルで一方は私のようにはげていて皮膚がたるんでおり、他方は若さみなぎる猿だった。
若者と爺さんというくらい見た目は違っている。

この猿の違いは餌の与え方にあり、一方は十分な餌を、他方は30%ほど餌の量を減らして与え続けた」のだと言う。
日本のことわざに「腹八分目」という言葉があるがそれと同じで食料が十分でないほど長生きするのだそうだ。

 学者の説明では人類を含め生物は進化の過程で何度も飢餓状態に遭遇し、そうした条件下でも生きながらえるように飢餓遺伝子を体内に取り込んだのだそうだ。これは食料が不足すると活動し、体内にたまった老廃物を掃除してくれる。

 番組では老化の最大の原因はミトコンドリアの老化と免疫細胞の老化で、これを防げば老化の進行を遅らすことができるのだと説明していた。
ミトコンドリアは細胞のエネルギー工場なのだが、老化が始まると活性酸素を放出してしまい、この活性酸素が他の細胞を傷つけて老化が進むと言う。
しみやしわや血管の老化の主要な原因で有る活性酸素をこのサーチュインはサーチュイン酵素を出して消してくれるのだと言う。

 一方免疫細胞は通常は病原菌を攻撃するのだが、年を取ると敵と味方が分からなくなって、めったやたらと攻撃が始まって特に血管を攻撃して老化を早めるのだそうだ。
ここでもサーチュイン酵素が免疫細胞をおとなしくさせる効果があり、老化を防げるという。

 私にはミトコンドリアと免疫細胞の若返りのメカニズムは今一理解しがたかったが、今井博士のサーチュイン遺伝子は飢餓遺伝子だと言う説明はよく理解できた。
私のイメージでは体内の老廃物と言えども栄養源だから、飢餓状態ではこうした不要な栄養源を食料にすることによって生き延びることになり、血管にたまっていたコレステロールなんかがすっかり掃除されてもとの若々しい血管になるのだと理解した。

そうか、飢餓こそが若々しい体力の源泉か
もっとも本当の飢餓になってしまえば今度は血管そのものを維持することができなくなるのだから、程度問題でそれが約20%から30%程度の節食と言うことのようだ。

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 なにかこの番組を見てすっかり気持ちがハイになった。
かつて私が45歳頃から55歳頃までの10年間、食事を1食に減らしていたことがある。
目的はフルマラソンで記録を向上させるためで、当時の理論で「体重を1kg落とせばフルマラソンの記録は3分短縮する」と言うのがあった。
私は当時記録の伸び悩みに悩んでいたため、この理論に飛びついた。走るより体重を落とすほうがらくだと思ったからだ。
夕方頃になると飢餓状態になったが、それでも我慢していたものだ。
そうか、あの頃の1食主義は老化予防の実験でもあったんだ・・・・・・・・・

 今の私の希望はできるだけ長くフルマラソンを走ることだが、この番組をみてその展望が開ける思いがした。
なんとか節食を続けて100歳でフルマラソンの世界新記録を立てよう」なんて気持ちだ(この番組の導入部で100歳の宮崎さんが100mで年齢別世界新記録を達成した映像が紹介された)。

 なお番組ではこの節食方法に耐えられない人のためにアメリカではサーチュイン酵素を活性化させる方法を紹介していた。その名前はレスベラトロールといって、アメリカではサプリメントとして広く販売されていると言う。
アメリカでは節食よりもこちらの方に人気があって、「いくら食べてもレスベラトロールを飲めばいいのよ」なんて番組に登場した女性が言っていた。
しかし番組ではサーチュイン酵素は1回しか効果がないので、それを再利用できる薬がレスベラトロールだといっていたので、そもそも飽食でサーチュイン酵素が出なければ薬は何の役にもたたないはずだ。

注)医薬品メーカーはレスベラトロールを使用した薬品の開発にしのぎを削っているが、現状では薬品として売られていない。販売されているのは効果が明確でないレスベラトールを含んだサプリメント。

 やはり節食をすることでサーチュイン遺伝子をONにし、サーチュイン酵素を出して、酵素をレスベラトロールを利用して何回も再利用するというのが結論のようだ。

注)最近NHKが放送したためしてガッテンの老化防止法は糖化の予防だった。何かいろいろな方法があるようだが、おそらく老化の原因がさまざまだからだろう。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html

 

 

 

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