マラソン

(27.1.7) 駅伝王国日本の男子マラソンはなぜ世界に通用しないか? 

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 先日ブログの読者の信作さんから「今年も箱根駅伝が盛況に終わりました。正月の一番の楽しみです。こんなに駅伝が盛んな国なのにオリンピックのマラソンの日本男子はまるで駄目ですね。
大学駅伝が無い女子の方が優秀な成績なのは何故でしょうか
?」というコメントをいただいた。

 確かにこれほど駅伝が好きな国民はいないがそれにしては日本男子の低迷は著しい。日本十傑のトップ高岡選手2時間6分16秒で走ったのは2002年のことで、以来13年間記録は低下の一途をたどっている。
現役の選手で日本十傑にかろうじて入っているのは2時間7分台藤原新選手だがその記録も2012年のものだ。
現在の世界10傑にはケニア選手が8名、エチオピアの選手が2名でいづれも2時間2分から3分で走っていて、日本選手と一緒に走ったら2000mから3000mはゆうに離してしまうのでこれでは勝負にならない。
今ではオリンピックで日本選手が6位以内に入賞できれば激賞される水準になってしまった。

 信作さんの疑問は「これだけ駅伝が盛んな国でなぜマラソンが低迷するか」ということだが、実は駅伝とマラソンはまるで異なる競技と言っていい。
駅伝とは日本独自に発展したスポーツで世界ではこの種の競技はほとんど行われていない。
いわば大相撲のようなもので日本独自ルールで特殊な競技をしていると思うとイメージがわく。

 マラソンでなく日本で駅伝が盛んなのは日本人の資質にぴったり合ったからで、日本人は小さなグループインナーサークル)で協力する時に最も力を発揮する。

 これは自分の経験でも確かで私も駅伝の時は普段は走らないようなスピードで頑張る。
理由は「みんなに迷惑をかけるわけにはいかない」と思うからで、日本人の小集団に対する帰依の心は異常に強い。
かつて私の友人が非常に面白いことを言っていた。
第二次世界大戦の軍隊を見ると将官クラスが優秀だったのはアメリカで、アメリカ人は戦略を重んじたからだという。将校が優秀なのはドイツでもともと貴族出身者が多く騎士道の精神が残って身を犠牲にして頑張ったからだという。
そして下士官が優秀だったのは日本で下士官のもとに統率された小集団は小さな戦闘では無敵だったという。
私は笑ってしまったが、日本人の性格をよく表している。

注)思いのほか日本が陸上の400mリレーで強いのも上記の理由で、100mでは準決勝にも残れないのに銅メダルを獲得する。またスキーや体操でも団体競技の方が成績がいい。

 一方フルマラソンのような個人競技になるとケニアやエチオピアの選手のような自らの名誉と金のために頑張る選手に蹴散らされてしまう。
自分だけのために努力する人間は日本では高く評価されない。
もともと日本選手は肉体的にアフリカの選手のようなばねがないのだからかつての円谷選手君原選手のように気持ちで走っていたのだが、ここに来て気持ちが切れてしまった。
どんなに努力してもケニアの選手にはかなわない
最後に残ったのは日本でしか競技が行われない駅伝で高校生は京都で、大学生は箱根で、そして実業団は上州路で日本選手の中だけで楽しんでいる。

 世界では全く歯が立たたないレベルだから、駅伝競技に外国人選手などが入ってくるとレベル差が歴然となるのでできるだけ外国人選手(高校や大学の留学生)を排除する。
1チーム1名までとか、花の一区は日本人に限るとかのルールがそれで、これは日本の農業を関税で保護している発想と同じだ。

 だからいくら日本で駅伝が盛んでもこれは世界との間に壁を設けて楽しんでいるだけだから、オリンピックのような自由競争になると全く勝ち目がない。
勝つためには川内選手のような自分のために走る選手が出ないとだめで、実業団選手のように職場が保証されている選手では世界に通用しないと思った方がいい。

 なお女性は男性に比較してまだ世界に通用しているがこれも時間の問題で、ここでもケニアの女子選手の躍進が著しい。
女性も駅伝だけを楽しむ時代が刻々と近づいている。
だから駅伝は大相撲と同じで日本人だけが楽しむスポーツとして今後も日本にだけ残されていくのだろうと私は思っている。

 

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(26.12.23) 史上初のマラソン詐欺が発生した。 東京荒川マラソン

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 前代未聞のマラソン詐欺が発生した。12月21日に開催予定だった東京・荒川マラソンである。開催の二日前に突如開催が中止になった。1500名程度がエントリーし参加費はフルが4000円で、全体で500万円程度の参加費だったと主催者側は説明している。

 最近のフルの参加費用は1万円前後が多いので4000円と言うのは格安だが最初から詐欺を行う予定だったので安く設定したのだろう。
フルマラソンの開催で収益があがるか否かは、運営方法にかかっている。たとえば東京マラソンのように監視員がほぼ10mおきぐらいに並んでいると人件費が膨大になって、いくら費用をかき集めても赤字になってしまう。
赤字は主催者側が負担するのでよほど強力なスポンサーが付いていないと怖くてマラソン大会を開催できない。

注)マラソン大会は毎年大規模化しており1人1万円で3万人が出場するとすると3億円が集まることになるビックビジネスになっている。

 一方できる限り運営に人数をかけない大会を開催しようとするとどうしてもへき地での開催になる。監視員などほとんどいらないが今度は参加者が限られてしまうのでこちらは参加者が少なく閑散とした大会になり、後援している地方自治体の負担が増える構図になっている。
だからマラソンで地域おこしならともかく収益を上げることは非常に大変なのだ。

注)地域おこしの場合は自治体が赤字部分を補填している。

 今回突如中止になった東京・荒川マラソンにはいくつかの問題があるが、まずネーミングに問題がある。 
かつて東京・荒川市民マラソンと言う日本でも有数のマラソン大会があった。荒川の河川敷を走るのだが東京マラソンが開催される前までは東京の風物詩と言っていいほどの大会だった。
この大会が数年前に名前を変更し「板橋CITYマラソン」という名称に変わったため、「荒川マラソン」というビッグネームが宙に浮くことになった。今回「東京・荒川マラソン」を開催する予定だったというNPO法人黎明」はこの非常に有名なマラソン名を詐称している。

 また今回中止の理由を道路や会場の使用許可を申請しなかったためと説明しているが信じられない。これは最初から開催をする気持ちがなかったからで、規模の大きな大会では必ず使用許可が必要になる。
開催者がそれを知らなかったはずはなく、意図的に申請をしなかったのは参加費用をネコババするためにRUNNET等を利用して詐欺を働いたからだ。
黎明のホームページ等では1月以降参加費用を返済するとしているが、これも詐欺師の常套手段で返済されることはあり得ない。

注)大会エントリーには雑誌ランナーズが管理しているRUNNET等のエントリーシステムを利用していたが、過去にこのシステムを利用した詐欺は一件も発生していない。これからは大会の申し込みをするとときに信頼できる大会か否かのチェックが必要になってくる。

 
 さらに「黎明」というNPO法人は過去に一度もマラソン大会を開催した経験はなく、NPO法人の登録場所は詐欺師がよく使う架空住居だという。
ひどい話だがついにマラソン大会においても詐欺事件が起こったという記録すべき大事件だ。
今回のマラソン大会には私が所属しているちはら台走友会もっちゃんがエントリーしており、実際に大会現場に行って中止を知らされていた。

 今後この種の詐欺事件がさらに発生する可能性が高いのでランナーは注意をしなければならなくなった。RUNNETで募集していても募集主体が怪しかったらエントリーは見合わせるべきで、マラソンもリスク管理が必要な時代に入ってきた。

注)なお小規模で個人が主催する大会は道路申請許可等を取ることはしない。この許可を得るために莫大な時間と労力がいるからで、こうした大会はマラソン大会というネーミングは使用せず「遠足」等のネーミングを使用している。そうした個人が主催する競技は全国に多いが、こちらは趣味で行っているので参加費用は極度に安い。
 

 

 

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(26.12.9) もうマラソンもできなくなった。どうしたらいいのだろうか!!

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 このところ気持ちが非常にナーバスになっているのはマラソンが全くできないからだ。
左ひざの内側が痛んで走ると飛び上がるような痛さになっている。先日近くのメディカルセンターの運動医に膝をチェックしてもらったら内側の軟骨がすり減って骨が飛び出しておりそれが神経に触るのだという。

先生、何とかならないでしょうか?」
まあ、周りの筋肉を鍛えて膝の負担を減らすのが一番でしょう
それ以外に適切な方法はないという。すり減った軟骨はもとに戻らないらしい。
以来軽いスクワットを毎日500回しているが、何ともむなしい。特に四季の道で掃除をしていると友達のランナーが颯爽と走ってきて、「山崎さんトレーニングは?」なんて聞かれるとむなしさが倍増する。

 私は運動をしないとすぐに太ってしまい腹に脂肪がつくタイプだからそうならないように今はほぼ毎日自転車に乗っている。
自転車は膝に対する負担が走るときの3分の1ぐらいだから全く痛まないが、これ以外のスポーツができなくなってしまった。
自転車は相応に楽しいのだがマラソンと同じ負荷をかけるには3倍程度の時間自転車に乗らなければならないので何しろ時間がかかる。

注)他に水泳でもいいのだがプール代等の金がかかるのであまり積極的にできない。定年退職者のつらい立場だ。

 ちょうど今がマラソンのシーズン真っ盛りで毎日のように大会が開催されている。今から20年ほど前は毎週のようにどこかの大会に出場して、目いっぱいのパフォーマンスを繰り広げていたのが懐かしい。
さらに問題を複雑にしているのは膝が痛んで走れないのにこの四季の道駅伝のマラソンの指導を引き受けてしまったことだ。
それが来週から始まるので一層気持ちが落ち込んでいる。
果たして全く走れないのに指導なんてしていいのだろうか???」

 本当は断りたいのだが行きがかり上そうもいえないので仕方なく先日鎮痛剤を購入した。せめて走っている間だけでも痛みを感じなくなるようにしようとする苦肉の策だが、市売品で効かなければスポーツドクターに事情を話して、オリンピックで山下選手が使ったような強力な鎮痛剤を入手しなければならないかもしれない。

 年を取るということはどうにもならないものだ。かつては走ることは空気を吸うようなものだったのに、今では走ることが大仕事だ。
実際はもう四季の道駅伝の指導もやめなければいけない状況になっている
今までできていたことが一つ一つできなくなってきており、そのことが私の気持を落ち込ませる。

 

 

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(25.6.9) 皇居からランナーが締め出され始めた。 皇居周辺は誰のものか!!

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  とうとう歩行者が怒ってしまったのだろうか。このたび皇居の周り約5kmの周回コースのマナーが千代田区の官民委員会から発表された。
一番のポイントはランナーにマナーを守らせることで以下の通りだ、

① 歩行者を優先とする。
② ランナーは反時計回りに走ること。
③ 狭い場所は一列で走ること。
④ 競技のスタート・ゴール地点は桜田門1か所とする。
⑤ スタートは全員一斉ではなく100人ずつの単位として、5分間隔を開けること。


上記の約束を守らない競技団体に対してはマラソンレースの許可を警察は出さない。

 私がここ皇居の周回コースを練習に使っていたのは勤めていた時だから、今から7年前までになる。
このコースはマラソンコースとしては最適で、途中で信号のようなものがないからレースを開催するにも最適だ。
しかも景観は日本でも有数な美しさだから、走っていても気持ちがいい。

 私はこのコースがとても好きだったが、当時はまだ歩行者との接触が危ぶまれるほどランナーは多くなかった。いわば物好きなランナーが走っている程度で花見のシーズン以外は十分な余裕があった。
それが急激にランナーが増えだしたのは石原前都知事東京マラソンを始めた2007年以降で、以来このコースはジョガーのメッカになってしまった。

 ここでの大会は5月に開催される皇居チャレンジ50km30kmもある)が有名だが、それ以外に毎週のように私設の(警察の許可を取らない)大会が開催されている。
一方ここは日本でも有数の観光スポットだから日曜日などは観光客とランナーが道を奪い合うような状況になってしまった。
千代田区が弱り切って指針を出したのはもっともだと思われるが、これで主要な大会の規制はできても一般ランナーの規制までは難しそうだ。

 皇居の周りの遊歩道は何回か拡張されて広くなってきたのだが、それでも一か所だけどうにもならない場所がある。
このコースの最高地点で千鳥ヶ淵の近くだが、石垣と道路がほぼ接していて遊歩道は二人が通るのがやっとの広さの場所が約50m程度続いている。
昔私がクリスマス・チャリティー15kmレースこれもとても有名)に参加していた時は、ここの遊歩道をもたもた走っているランナーがいると自動車道に出て走ったものだ。だがそれは本当はあまりに危険な行為だ。

 また私は現役のころまでは、今とは異なりかなり早いランナーだった。
特に国会議事堂前の下り坂などは脱兎のごとく走ったが、逆回りのランナーなんかがいるとぶつかりそうになってよけるのに苦労した。
だから走る方向を反時計回りと決めるのは有効な対策でもある。

 皇居周辺の周回コースは日本におけるマラソンコースとしては間違いなくもっとも人気のあるスポットだ。
国内にはこれほどの人気スポットはざらにない。
だからランナーが完全に締め出されたら大変なのでこの程度のルールはランナーは守って、歩行者から苦情が出ないようにするのは已むおえないだろう。

注)私は仕事の関係で日本の主要都市(県庁所在都市)と海外(ニューヨーク、ロンドン、シンガポール)に出張したが、早朝は必ずランニングコースを見つけてジョグをしていた。皇居周遊コースに匹敵するのはニューヨークのセントラルパークぐらいだろう

なお、マラソン関連の記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44014135/index.html

 

 

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(25.5.5) 超長距離走完走のコツは夜間走だ。

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 私は46歳の時に初めてレースに出たのだが、それから20年マラソンに関しては十分すぎるほど堪能してきた。
現在は走るたびに速度は遅くなっており腰痛は日ごとにひどくなってきている。
それでもレースに出ることを止めないのはマラソンが心から好きだからだが、さすがに今までと同じランナーとしての生活は難しい。

 私は一流ランナーの対極にあるような市民ランナーだが、それでも長年培ってきた経験は素人ランナーに対してなら有意義なものがある。
特に私が好きな超長距離走についてなら後輩の指導ができそうなので、自ら走ることよりもこれからはそうした人生をおくることにした。

 超長距離走とは100km以上の長さの距離を走るレースで、萩往還250kmなどが代表的なレースだ。
こうした競技は2日間にわたって開催され、48時間以内に250km走り切ればいい

 初歩の人は実はこの走り方を知らない。最初思いっきり飛ばして初日でくたびれてしまい、途中でリタイアすることが多いが、ある特別な訓練を行えばやすやすと完走できる。

 私は萩往還に合計4回出場し、最初の3回は途中でリタイアした。最後に完走できたのはようやく秘訣が分かったからだ。
秘訣とは2日間寝ないでただ黙々と走り続けることで、もし本当に休まなければ時速5.2kmで完走ができる。
5.2kmなどは速足のレベルで誰でも走れる速度だ。

 実際は全く休まないなどということはなく、食事をしたりトイレに入ったり、また適度に休息したりするのだが、それでも6km〜7km程度の速度を維持していれば完走できる。
だから秘訣などと言っても大げさなことでなく寝なければいいだけだ。

 だが経験のないランナーはこの寝ないということに恐怖感を覚える。特に真夜中走り続けなければならないのだが、マラソンは昼間するものと思っているランナーにとって夜間走は鬼門だ。
そんなことをしたら、体がおかしくなったり頭がもうろうとして事故でも起こるのではないか・・・

 私はトレーニングとして江戸川で24時間走を行っている。
江戸川の堤は河口の葛西臨海公園から、利根川との分岐点の関宿まで60kmの自転車道(遊歩道)が続いていて、実に快適なコースだがここを24時間で往復する。
120kmだから早い人は20時間程度で往復するが練習コースとしては最適だ。

注)直近の24時間走については以下の記事参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-44e1.html

 実際走ってみると分かるが人間身体を動かしている限りは眠くないし、ゆったり走っていれば身体への負担は少ない。
また夜間は視界が狭くなって、特に山林を走っているときなどは目の前しか見えないので、何とも不気味な感じだがこうした状況もなれればなんてことはない。

 ただ夜間走り続けると2日目の夜あたりから幻覚が現れる。
私は川の道270kmというレースで夜中奥秩父の山中を走ったが、この時幻覚幻聴に悩まされた。
夜間と昼間との一番の相違は遠近感が全くなくなり、遠くのものも近くのものも一緒になってしまうことだ。
そして頭が朦朧としてくるにしたがって幻覚と幻聴に襲われ始めるが、これは実に奇妙な感覚だ。

注)この時の感覚については「魔境」という内容で以下の記事にしてある。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/22817-no-09cb.html


 目の前にうっすらと見えるすべてのものが一斉に踊りだす。木や看板や標識やまた先を走っている人が踊りだす
びっくりしたがそうなる合理的な理由がある。
明るいときは遠くに視点を固定して走っているので、自分の揺れを頭の中で補正できるのだが、夜間視点が固定できなくなるとすべてのものが自分の揺れに同期して揺れてしまう。
実際は自分が揺れているのだが、外界が揺れているように見え、すべての木々や看板や屋敷が揺れるさまは壮観だ。

 
 今ではこうした状況に慣れた。
おお、またいつもの幽霊が出てきたな!!!」なんて感じでこの感覚を楽しんでいる。
しかし初歩の人はこうした経験がなく驚いてしまうので、こうした幻覚もあらかじめ経験しておいた方がいい。

 超長距離走で完走するコツは夜に強くなり、夜間の特殊な条件に慣れ、そして寝ないで(休んではいいが寝てはいけない)身体を動かし続ければ楽々完走する。
それが秘訣だが実際に経験してみなければ体得できないので、そうした夜間走のコツを一緒に走って後輩に伝えていきたいと思っている。

なお、マラソン関連の記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44014135/index.html

 (問)貴方は夜間走に興味を持ちましたか。私と江戸川24時間走をする気になりましたか?

 

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(25.4.16) 第一回おゆみ野・ちはら台ハーフマラソン(試走会)のお知らせと参加者募集

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 ここおゆみ野ちはら台にはそれぞれ四季の道かずさの道という日本有数の美しい遊歩道が整備されている。UR都市機構がそれまで蓄えてきたノウハウをすべてつぎ込んで整備した遊歩道で、私自身は四季の道を最適な環境にするために清掃活動をほぼ毎日実施している。
またかずさの道は私が所属しているちはら台走友会の練習コースだが、こちらも清掃を熱心にしている人がいる。

 長い間この自慢の四季の道かずさの道をつなぐハーフマラソンが開催できないかと思っていた。
しかし思っているだけでは埒が明かないので今回私が呼びかけ人になって「おゆみ野・ちはら台ハーフマラソン」の試走会を実施することにした。
試走会だからレースではない。
実際のレースを開催すると交通を止めたり遊歩道を占有しなければならないが、今回のレースは試走なので、特に優先権を持たず一般のジョガーと同様のレベルで走ってもらう

 私がどうしてもハーフマラソンをしたいとの気持ちにかられるのはこのコースがJOGコースとして実に快適で、高橋尚子さんもこのコースを推奨しているくらいだからだ。
多くのランナーに走ってもらって、日本にはこんな素晴らしいコースがあるのだという実感を味わってもらいたいと思っている。

 コースの途中で1か所どうしても信号を渡らなければならないが、当然のこととして交通規則を守ってもらい、ロス時間は自分で引いてもらうほとんどのランナはストップウォッチ付の時計を持っているので、信号で止まっている場合は時計を止めてもらう)。
エイドは特に用意する予定はないので(私設のエイドはあるかもしれない)、水やコーラは適当に飲んでもらうことにする。

 スタート場所は昨年までの四季の道駅伝大会スタート場所さくら公園で、ここから反時計回りでおゆみ野南中の前まで走り、そこからちはら台方面に走る。
オランダ家の前の交差点を渡り、ゴルフ場のわきの道を通ってかずさの道に入り、かずさの道の終点(ちはら台駅より200m程度先)からもと来た道を折り返す。
そのまままっすぐ折り返してしまうと距離が19km程度なので、調整のためにおゆみ野南中のロータリーで右折NAS方面に向かい、調節池のロータリーで折り返し、おゆみ野南中の前で右折してもと来た道に入りさくら公園のゴールを目指す。

 

注)このコースの距離は地図上の計測では21.5kmになったので計測を繰り返してより正確な距離にする予定。
なおこの近在に住んでいない人は上記の説明ではわからないと思うので添付した地図を参照してください。

 現在四季の道ランナーズちはら台走友会、千葉寺走友会のメンバーに参加を呼び掛けているが、一般のランナーにもぜひ参加していただきたいものだと思っている。
ハーフマラソン試走会の内容は以下の通り。

・ 日程 4月27日(土) 午前10時スタート.。9時半受付開始雨天の場合も小雨であれば決行、大雨の場合は中止。連絡はこのブログで行います

・申込方法 このブログのメール送信機能を使用して、名前と住所を報告してください。

・集合場所 四季の道のさくら公園(
昨年までの四季の道駅伝のスタート場所と同じ

・参加費用200円(
当日徴収) ゼッケン代と荷物の管理並びに受付等の費用

・本件は試走会で道路を占有しているわけでないので、一般のランナーと同様のマナーを守って走る。

・赤信号では交通規則を守る。なおロス時間を認めるので信号待ち時間は引いてください。

・その他
:さくら公園に青いシートを引いて荷物を置いてもらいます。なお貴重品は置かないでください。荷物の管理者を置きます。
:3時間を制限時間とします。
:時間は集計して後ほどこのブログに掲載します。


最後にとても重要な注意

本試走会はレースではなくまた道路の占有もしないので、すべて自己責任で走ってもらいます。交通事故等は各自で気をつけて(信号無視をしない限り安全なコースです)、事故の起こらないようにしてください。
このメール機能を使用して申し込まれた方は自己責任であることを了承されたものとみなします。

多くのランナーが参加されることを希望します。申し込みはこのブログのメール機能を使って、氏名と住所を記載してくだされば登録になります。

地図は以下参照
http://goo.gl/maps/CB1ZO

 

 

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(25.3.29) マラソンの替え玉優勝 二宮尊徳翁の名誉を汚してしまった!!

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  私は思わず笑ってしまったが、二宮尊徳翁が聞けば「人道は一日怠れば、たちまちすたれるといいそうだ。
先日小田原市で行われた小田原尊徳マラソン10km替え玉優勝が発覚してとり消されたのだが、替え玉で走った走者が市の職員であり、また替え玉を依頼した大学生はこの4月から市の職員に内定していたものだったので大騒ぎになってしまった。
尊徳翁をたたえるマラソン大会で、公務員たるものが尊徳翁の面を汚して・・・・・・・

 このマラソンは二宮尊徳を記念して毎年行われており、出場者数は1900名程度のこじんまりとしたローカルなマラソン大会である。
1万2万を超すマンモス大会と異なり顔見知りが多く、替え玉を依頼した大学生は地方ではよく名の知れたランナーだった。

 ことの次第は以下の通りだそうだ。
大学生は当然優勝狙いで参加していたのだが、アップ中に足に違和感を感じて急遽出場を取りやめることにした。ここまではよくあることだが、その時応援に来ていた人の中に高校陸上部で1年先輩だった小田原市の職員がいたのだが、「なら俺が代わりに走ろう」ということになった。

先輩は早いから優勝なんかしないで下さいよ。優勝したら替え玉だということがばれますから
大丈夫だ、手加減して走るから入賞はしないよ
しかしランナーのさがでいったん走り出したら速度を落とすのは非常に難しい。
特に年齢別に優勝者が決まる場合は、相手の年齢など分からないから競ってしまって、この先輩は高校生から29歳以下の部で優勝してしまった。

 こうした場合そっと会場を後にするのが常道なのだが(優勝授与式に出なければばれないことが多い)、この先輩は「いいからお前が行って優勝トロフィーをもらってこい」と後輩に指示したので、先輩の指示に逆らえずこの大学生はトロフィーをもらいに出た。
これを見ておさまらないのは一緒に走った2位以下のランナーだ。
おかしいじゃないか、俺が抜かされたのはこの大学生ではなくほかのやつだった。なぜこいつが優勝者なんだ
恐れながらと大会本部に訴え出たので、替え玉走者が露見してしまった。

 マラソン大会に出場した経験のない方は知らないだろうが、こうした替え玉走者は実はかなり多い
これには構造的な問題があり、応募締切は最低3か月前、場合によっては半年前になっているが、実際は半年後などどうなっているか分からず、当日仕事が入ったり冠婚葬祭に出なければならなくなったり、また体調不良で出場できなくなることが多い。
どの大会でも平均して1割の人は何らかの理由で出場をキャンセルしている。

 通常はそれで終わりだが、キャンセルする人が今回のように高校の陸上部やクラブメンバーだと簡単に代走を仲間に頼めるし、受けるほうも日ごろからトレーニングしているので簡単に引き受ける。
5000円(ハーフや10㎞の場合の参加費用)無駄にするのが惜しいから先輩、代わりに走ってくれませんか
ああ、いいよ、じゃ記念品のTシャツをもらってこよう」なんて感じだ。

注)マラソンの参加費用はかなり高くフルだと6000円から1万円、100㎞程度になると1万5000円が相場。

 もちろん主催者側は替え玉は一切認めないし、発覚した場合は記録を取り消すと規約に明示しているが、実際は本人確認などしないからいくらでも替え玉はできる(ただしゼッケンを交付するときに名前を呼ばれる)。
そしてほとんどのランナーは入賞などしないから、こうした替え玉走者は表に出ない。

 今回の大学生は深く反省し、二宮尊徳翁の「誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たない」という言葉を肝に銘じてボランティアをすることで市に採用されるようで、一方替え玉走者の市の職員は内規に従って処罰されるのだそうだ。
通常のレベルのランナーならば決して露見しないが、トップランナーはよっぽど注意しないと思わぬ落とし穴に落ちてしまうという教訓のようだ。


別件)現在おゆみ野クリーンクラブに対するカンパをお願いしております。

昨年に引き続き一人当たり3000円のカンパをお願いできないでしょうか。カンパは塗料、ガソリン代、その他備品に使用いたします。

① カンパは一人3000円(ペンキ1.8L 一缶の値段)
年間のペンキは約10缶程度です。ほかにガソリン代や備品に充当いたします。

② カンパの件数、金額はこのブログで報告します。また決算報告は年1回行います。

③ 賛同していただける方は以下の口座に送金いただければ幸いです。なお送金していただいた場合は同時にこのブログのメール機能を使ってその旨連絡いただけると幸いです(お礼のメールを出したいため)。


・千葉銀行 鎌取支店(092)
・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3743511)

なお、おゆみ野クリーンクラブの活動状況については以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat45485858/index.html

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(24.10.20) 今日はアクアラインマラソンだ。 お祭りだ!! 体調不良でも走ってみよう

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(トシムネさん撮影

 今日はアクアラインマラソンだ。千葉で行われる第一回目の都市マラソンで東京湾の海底トンネル、アクアラインをそのコースの一部にしているのが売りだ(走る場所は海ほたるまでだからここは海上の橋げた部分)。
確かに普段は自動車しか通ないのだから海風を受けて颯爽と走れるのはなんとも気持ちがいいだろう。

 私の所属しているちはら台走友会でも9名のメンバーがエントリーしている。
私も初物好きだからこの大会に応募したが、体調は最低の状況だ。
ここ3週間左足の膝に痛みが続いていてなかなか抜けない。
それでも出場するのは走り始めると気分がハイテンションになって一時痛みを忘れるからで、走った後はひどく後悔するがそれはいつものことだ。

 森田知事がここ木更津市を基点とした都市マラソン実際はかなり田舎町でのマラソン)を企画したのは、アクアラインもあるがそれよりもこの地区の衰退をいくらかでも緩和したいとの希望があったからだろう。

 何しろここ木更津市の歴史はバブルとその崩壊の歴史といえる。
人口こそ13万人でほぼ停滞しているが、1997年アクアラインの開通木更津市に裏目に出てしまった。
バブルは当にはじけ、一方料金が馬鹿高かったため、利用者は最初想定した1日2万5千台をはるかに下回って1万台約4割の利用率になっていた。

 利用者はもっぱら千葉県側の住民で、今まで木更津で消費活動をしていた人々が川崎や横浜に行って買い物をするようになり、それまで閉じられていた千葉県側の37万人の商圏が3分の1の12万人程度になってしまった。
木更津には住民をひきつける商業施設がなかったからだ。

注)当初の計画では木更津は川崎・横浜圏の一部になり、多くの住民が住みつき背後のかずさアカデミアパークと一体となって文化の中心都市になるはずであった。

 駅前にあったそごうダイエーが赤字経営で撤退したため、木更津の商店街は閑古鳥が鳴いていた。
一方アクアラインの経営は赤字もいいところだが管理会社は料金を下げるそぶりがなかったため森田知事が激怒した。
料金を下げなきゃ誰も利用しないだろ、川崎や横浜から人が来ないじゃないか!!

 森田知事は千葉県の予算措置で普通車3000円を800円に、大型車4950円を1320円に引き下げて、これでようやくアクアラインが川崎や横浜の住民からも受け入れられた。
この12年4月に大規模なアウトレットパークが木更津に開店して多くの顧客をひきつけるようになってほっとしているところだ。

 だが料金引き下げアウトレットパークだけではインパクトが小さい。
今や都市の再生はイベントしかないことを日本中の自治体の長に教えたのが東京マラソンを成功させた石原知事で、石原氏はさらに余勢をかって東京にオリンピックを誘致しようとしている。
私は石原氏の新銀行東京のような金融政策はまったく買っていないが、一方都知事のイベントの企画力は大いに買っている。

注)石原知事がなぜイベントに固執するかの理由は以下のブログで取り上げた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-6cf4.html

 森田知事アクアラインマラソンはその二番煎じだがよいものはまねるのが一番だ。
何しろ参加人数が15000名で参加費用が10000円だから、それだけでも1億5千万円を集めたことになり、経済効果はさらに大きいだろう(35000名の東京マラソンの経済効果はどう計算したのか知らないが400億円とはじかれている)。

 まあしかし、こうしたマラソンは一種のお祭りだから大いに楽しんで走ろう。市民ランナーの鑑、川内選手も出場するから川内選手だけはいつものように死に物狂いで走るだろうが、私などは海ほたるで大いに写真を撮ってこようと思っている。

なおマラソン関連の記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44014135/index.html

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(24.7.23) 東アフリカマラソン軍団 世界最高の持久力の秘密はつま先走法と高地トレーニング  走法の革命が始まった

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(これは東京マラソンの写真

 オリンピックが始まるのに合わせてNHKが放送する番組に、世界のアスリートの強さを科学的に分析する番組がある。
通常この種の番組にアスリートは登場することを(強さの秘密が分かってしまうから)嫌がるので、とても貴重な情報提供になる。

 その中の一つに「東アフリカ マラソン最強軍団 持久力の限界に挑む」という番組があった。
東アフリカとはケニアエチオピアのことで、実際にフルマラソンの上位百番までの記録はこの2カ国によってほぼ占められている。

 今回登場してくれたアスリートは世界記録保持者のパトリック・マカウケニア 2時間3分38秒)、2位のキプサングケニア 2時間3分42秒)、それと人類最初の3分ランナーのゲブラシラシエエチオピア 2時間3分59秒)の3名だった。

 このうち日本の研究者が実際に調査分析したのはマカウで、マカウとの対比のためにフルマラソン日本代表の山本亮選手が同じく調査分析されていた。
研究者の最大の関心事は「なぜマカウは30kmを越えてもそれまでとほぼ同じ速度で走りきれるのか?」と言うことだった。

 マラソンをしたことがある人なら誰でも知っているがいわゆる30kmの壁と言うものがあって、このあたりから速度が急速に低下し場合によってはJOG並みのスピードに落ちてしまう。
原因は体内に疲労物質の乳酸がたまり、特に大腿部ふくろ脛にこれがたまると筋肉の伸び縮みができなくなるからだ。

 調査をしてみると驚いたことにマカウ選手はどんなにペースを変えても乳酸値は3.2ミリモル程度で、日本人のマラソン選手6人の平均4.8ミリモルよりはるかに低かった。
乳酸値が4ミリモルを越えると乳酸の分解ができずに筋肉にたまると言われているから、マカウ選手はまったく乳酸を筋肉にためることなく走っていることになる。

 なぜそれが可能かの説明にびっくりした。原因はマカウ選手がつま先走法をしているからというのだが、山本選手を含めて世界のほとんどのランナーかかと走法をしている。
私もマラソンの教科書で着地はかかとから行って重心を徐々に足の前方に移し、最後は親指で大地をけると教わった。

 しかしこのかかと走法は大地との接触角度に無理があり特に大腿部の筋肉に大きな負荷をかけていることが今回の実証実験で分かった。
山本選手との比較実験でマカウ選手は体重の1.6倍の衝撃、山本選手は体重の2.2倍の衝撃を筋肉にかけていた。
つま先走法かかと走法に比べて非常に楽に走っていることになる。
山本選手が画像データを見て「これでマラソンを行かれたら強いよな」とため息をついていたが、走法に革命的な変化がおこりそうだ。

 なぜマカウ選手がつま先走法になったのかの理由はケニアの大地に原因があった。
ケニアでは今も道路が舗装されておらず砂利道を子供もランナーも走っているが、この砂利道で足に衝撃を与えない唯一の方法はつま先走法だ。
特に子供は靴もはかずにはだしで走り回っているので、足全体、特に土踏まずを大地につけると皮が薄い分ひどく足が痛む。
そこで大地との接触部分をできるだけ少なくする走りになり、それがつま先走法だ。

注)これは私も経験している。私はよく北海道の農道を走ったのだが、舗装されてない砂利道に入ると知らず知らずのうちにつま先走法になっていた。そうしないと足の裏に激痛が走るからだ。

 さらにマカウ選手の心臓の左心室は通常の大人の1.6倍と非常に大きく、また筋肉量も1.3倍と発達していた。さらに信じられないことにマラソンを開始すると心臓の大きさが通常時の1.6倍通常の人は1.2倍)に膨らむのだそうだ。
1.6×1.6=2.56だから通常の大人の心臓の2.5倍程度の大きさで血液を送り出していることになる。
高出力のエンジンのようなもので、これだけ血液が身体全体に運ばれれば乳酸は発生しないだろう。

 これだけかと思ったら赤血球そのものが小さくなり、数が多くなると聞いて驚いた。大きさは山本選手よりはほぼ1割小さい(キプサングもゲブラシラシエも同じく小さい)。
これだと毛細血管の中を容易に通過していき、さらさらで十分に酸素と結合した赤血球が身体の隅々までいきわたることになる。

 こうした心臓と血液の変化はマカウ選手がほぼ毎日2400mの高地で20km、さらに3000mの高地で20kmのトレーニングをしていることが原因という。
3000mの高さでは平地より空気が30%も少ないので、毎日高地トレーニングを繰り返していることになる。
この結果心臓は拡大し赤血球が小さくなるのだそうだ。

 そして平地で競争すればいつもの30%アップの空気を吸えるのだから、重さのない酸素ボンベをくわえて走っているようなものだ
そうなのか、つま先走法こそ身体に衝撃をくわえない走法で、さらに高地トレーニングをすれば完璧か・・・・・」納得した。

 先日来私はもっぱらつま先走法をしているが、信じられないことに5kmをこす頃から非常に疲れを感じる。
これはつま先走法をするためには深部底屈筋群というつま先を支える筋肉が必要なのだが、それがまったく備わっていないためらしい。
つま先走法をするためにはそのための特殊な筋肉を鍛えておく必要があるようだ。

 だがしかしそれでも日本の多くの一流選手がこのつま先走法に変えていくだろう。マカウ選手やキプサング選手がこのつま先走法をして3分台で走っている以上、それに対抗するにはつま先走法高地トレーニングしかないからだ。
今世界中で走法に劇的な変化が起ころうとしていることをNHKのこの番組が教えてくれた。

注)なおマカウ選手は今顔のロンドンオリンピックには出場しない。予選を兼ねた大会で途中棄権をして代表からもれた。世界最速のランナーがオリンピックに出られないほどケニアの選手のレベルは高い。

またロンドンオリンピックのケニア有力候補だったサムエル・ワンジル選手は不慮の死を遂げているが、その件については以下に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/23518-9033.html

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(24.6.27) つくばマラソンエントリー狂想曲 しまちゃんに助けてもらった

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 いやはやとんだ狂想曲に巻き込まれてしまった。つくばマラソンエントリーのことである。
つくばマラソンは茨城県の筑波大学をスタート・ゴールにするフルマラソンで首都圏から近く、またコースが平坦なので記録が出しやすい人気のレースだ。

 私は毎年のようにこのレースに参加しているのだが、信じられないことに毎年エントリーが難しくなっている。
5年以上前まではエントリー初日に参加者がいっぱいになるようなことはなく、RUNNETで悠々とエントリーできていたのに、最近はほとんどきちがい沙汰といえるほど応募が殺到している。

注)マラソンレースがフィーバーし始めたのは石原都知事が東京マラソンを成功させてからである。それまではフルマラソンは好きな者だけのレースだったが、東京マラソン以降多くの若者がフルマラソンに目覚めてしまった。
昨今のマラソンブームはバブルと言って良いほど盛況だ。

 私はこのレースにランナーズRUNNETで応募しているのだが、この24日(日)が応募初日でシステム登録の開始時間は午前10時だった。
つくばマラソンのフルの通常の募集枠は1万人である特別枠等を加えると全体では15000人程度)。

 実は昨年もこのRUNNETを通じて応募したのだが、信じられないことに何回もシステムが動かなくなり、そのたびに登録順位が最後尾になってしまった苦杯を味わっていたので、今回はスムーズに登録しようと準備万端整え、気合も入れていた。

 実は気合を入れなければいけない理由があった。昨年までは自分だけの個人登録を行っていたのだが、今回は私が所属しているちはら台走友会のメンバー12名集団エントリーお仲間エントリーと言う)をすることになったからだ。
このエントリーを引き受けたのは走友会きってのシステムマンで冷静沈着なしまちゃんである。
ただフル10名、10km2名の全員の登録をするのは大変なので私が10km2名の登録を引き受けることにした。

 昨年の経験から、10時少し前にシステムを立ち上げてトップクラスでエントリーしようと何回もRUNNNETの画面を確認し、「準備中」の表示が消えるのを待った。
9時50分に表示が「登録可」になったので「やれ嬉しや」と接続したら、待ち人数は300番台だった。
これなら楽勝だ。今回はついているぞ

 この余裕が裏目に出た。私はこの時間にブログを記載しているので、ブログ作成画面RUNNETの登録画面を交互に覗いて確認をしていたのだが、ようやく順番が回ってきたので、ブログ作成画面を閉じたらその瞬間にRUNNETの登録画面も消えてしまった。
な、なんなんだ。インターネット・エックスプローラを落としてしまったのか、なんと言う失態だ

 あわててもう一度RUNNETに入ったら、順位は5000番台になってしまっている。画面を見ていると3分ごとに順位が確認できるのだが、そのたびに1000人程度順番が進むので、15分程度は順番待ちになりそうだった。
15分間、パソコンの前にいても仕方ない。家の雑草でも取っていよう
雑草取りを30分程度して戻ってみると、信じられないことに画面が閉じられていて「最初からやり直してください」なんてメッセージが出ている。
どうしてだろう、次の画面が出たらすぐに対応しなかったのがいけなかったのだろうか・・・・・ぶつぶつ

 このあたりから心に余裕がなくなった。再びRUNNETの画面を開くとなんと順位は20000番台だ。
大変だ。入り込むのに60分かかる。今度は絶対にパソコンを離れないぞ
1時間程度画面とにらめっこしたら、ようやくIDとパスワードを入力する画面が現れた。
やれやれ、これで登録画面にやっと行けそうだ

 IDとパスワードを入力して実行キーを押したら、「システムにトラブルが発生しました。もう一度やり直してください」なんてメッセージが出てきた。
何だよ、そりゃないだろ・・・1時間待ってやっと入力したらこれかい
悲壮な気持ちになってきた。

 4回目のRUNNET画面を呼び出すと、順位は25000名程度だ。これではまた1時間以上かかる。
すでに1時に近づいており、このまま登録ができるのか心配になってきた。
これが自分だけのエントリーだったら「まあ仕方ないか」で済ませるが、今回はちはら台走友会のメンバーの集団エントリーだから責任がある

 しまちゃんに確認したら1時前にフル10人分のエントリーは終了していた。
しかし私が担当している10kmのエントリーはどうなるかまったく展望が持てない。
しまちゃんに泣きついた。
しまちゃん、助けて。10kmのエントリーができない。そちらでも登録作業をして!!!」

 しまちゃんと私で早く画面が出たほうが登録することにした。
IDとパスワード入力画面が再び出て、入力して実行キーをおすと、今度はエントリー登録画面が出たが、「お仲間エントリー」を押すと再び6000名の待ち行列だ。
一体いつになったら終るのだろうか。もしかしたらもう駄目かも知れない
胃が痛みげり症状がが出て、トイレに飛び込んだ。
時間はすでに2時を経過している。
もう駄目だ。俺はなんと浅はかな安請け合いをしたのだろう・・・走友会に顔向けができない・・・・・・
悲壮な気持ちになった。10kmの二人になんと言ってあやまったらいいのだろうか・・・・・。

  時間が3時に近づいた頃、しまちゃんから電話があった。
10km二人の追加登録が完了した
ありがとう、しまちゃん!!!!!!」肩の力がいっぺんに抜けた。
しかししまちゃんができて、なぜ私には登録ができないのだろうか。
覗いていた画面がようやく「お仲間エントリー」の画面になったが、むなしさだけが漂った。

 なんとも情けない話だ。10時から3時まで5時間の奮闘がまったく役にたたなかったのだから、これほど残念なことはない。
私にはしまちゃんと違って本質的にシステムマンとしての素養がないのではなかろうかとしょげた。

 しかし何よりもこの狂想曲の実態を記録しておかないと、また来年何が起こるかわからない。何か旧日本軍の「失敗の本質」のような記事になってしまった。

なお、ちはら台走友会の記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44088639/index.html

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