(25.6.2) 元気なケヤキの木が枯死し始めた。 原因は何なのだ?
(右のケヤキの木が枯死をはじめた。本来なら左のケヤキのように葉が青々と茂ってなくてはいけない)
実はここ1か月余り気もそぞろになってしまう出来事が発生している。
四季の道のケヤキの木のことだ。
このケヤキ並木は約4年ほど前に強剪定をして、ケヤキというより巨大サボテンの通りになってしまい、それ以降樹勢が回復するまでは剪定を控えることになっていた。
当時おゆみ野には「おゆみ野まもり人」という団体があって、この団体と市とのあいだでの話し合った結果、樹勢が回復するまでは四季の道のケヤキの剪定を控えることになった。
私が「おゆみ野まもり人」のケヤキ担当で、以降このケヤキの木の回復を見守ってきた。
さすがに4年たつと昔の樹形が戻ってきてここ四季の道を歩くにも実に気持ちがいい。
ところが信じられないことに小谷小学校からイオンに向かう太鼓橋の手前のケヤキの木が一本、なぜか葉っぱをつけず冬枯れのままの状態になっている。
当初私は単に葉の生育が遅いだけでそのうちに他のケヤキの木と同様に青々と茂るだろうと思っていたが、5月が過ぎ6月になったというのに立ち枯れたままだ。
「これはいくらなんでもおかしい。このケヤキの木に何か起こっているに違いない」
私はほぼ毎日清掃活動をしているからそのたびに見上げて確認しているのだが、外形は全く問題がない。
かつてよくあった強剪定した場所から腐朽菌が入り込んで中を腐らせているような状況はない。
いたって健康そうに見えるのだが、何しろ葉っぱをつけない。
先日このケヤキの木をよくよくチェックして見た。すると上部は全く問題ないが根元に猿の腰掛のようなキノコがまつわりついていた。
手で取ろうとしたが完全にへばりついているので素手ではとても取れない。
翌日スコップを持ってこのキノコを除去してみたが、根のかなり深いところまで菌糸がはびこっていた。
「これはもしかしたらこのキノコがケヤキの体内に入っているか、または根を腐らせているのではなかろうか。人間でいえばがん細胞がはびこっているような状況になっているのではなかろうか・・・・・・・」
考えてみたが私は専門家でないので推測の域をでない。
写真を撮って市の担当者のところにとりあえず報告を入れることにした。
これではせっかく成長し樹齢も40年は経っていると思われるケヤキの木が死んでしまう。
今まではケヤキの枯死は剪定作業のミスだけが原因と思っていたが、それ以外に外形は全くなんでもないがキノコの菌糸が中に入り込み、ケヤキを枯らすことがあり得そうだ。
もしそうなら根元にサルノコシカケのようなキノコが生えたら、根を消毒するような措置が必要になるのだろう。
いづれにしても私の手には余るので専門家の対処をお願いすることにした。
なお、ケヤキ選定問題にかかる過去の経緯は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat15469332/index.html
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