(25.6.4) 江戸川 120km 24時間走を今年も走ったが・・・・・
こういうのを満身創痍というのだろう。足の中指が水膨れになり、のどはどこかが切れているらしくものを飲み込むとひどく痛い。足は完全に疲労困憊しており、痛めていた左ひざ痛が再発したみたいだ。腰はまっすぐにのばすことができない。そして胃腸が荒れ体中が倦怠感で満たされている。
実は昨日(2日)から今日(3日)にかけて江戸川で24時間走を行ってきた。
江戸川の河口の葛西臨海公園から江戸川と利根川の分岐点関宿まで行ってひっくり返してくる往復で120kmを24時間以内で走破する大会だ。
大会と言っても私が自分で主催している。最近私はレースの主催者兼選手だ。
嬉しいことに途中の川間(45㎞)まで私の所属するちはら台走友会のメンバー3人が同伴してくれる。
それ以降は私の一人旅だが私はこの24時間走を今回を含めて4回、このところ毎年実施している。
普通の人にとっては寝ないで24時間走るなんて狂気の沙汰としか思われないだろうが、私は自分の体力チェックの一環としてこれを行っている。
「よっしゃ、今年も走れたからまだ生きていけそうだ」なんて感じだ。
しかし正直に言えば毎年毎年24時間走がきつくなってきた。
今回は走友会のKさんが45kmまで付き合ってくれたので、そこまでは順調に走っていたのだが別れてからが最悪だった。
まじめに走りすぎて体力を温存しなかったので、以降は疲労がいっぺんに出た。
疲れたらベンチや草原で寝ては体力の回復を待つ繰り返しだった。
(今は使用されていない給水塔)
それでも100kmまでは何とか走っていたが、100kmを超えてからは走るのも歩くのもほとんど速度が変わらなくなってしまった。
ならばと歩き始めたのだが、私は腰に腰痛があって、特に歩いているとお尻がしびれて感覚がなくなる。
注)走っているときは腰痛は出ない。おそらく身体を前傾しているからだと思うが、歩くときは垂直で特にかかとに体重がかかるので腰を痛めるのだろう。
尻の感覚がないというのは何とも奇妙な感覚で、いくらたたいても何ともないのだがこれではトイレに行っても自分が何をしているのかわからないだろう。
寝れば一時的にしびれが取れるので寝てみたが、そうなると今度はお尻周辺の筋肉が悲鳴を上げる。かえってしびれていたほうがいいくらいだ。
2日の朝7時にスタートして、翌日の朝6時に到着したから、今回は23時間かかったことになる。
私は好んで長距離ランをするのだが、それはハーフやフルでは全くスピードが出ず、かえって毎年スピードが低下しているからだ。
「これでは超長距離ラン以外に活路はなさそうだ」そう思っている。
幸いちはら台走友会でも超長距離ランをするメンバーが増えてきて、会長のSさんなんかも好んで長距離を走っている。
だが何回も言うがこの24時間走は年寄りにはきつい。
本当はもうこうした馬鹿げたことはやめたほうがよく、走った直後は身体のあちこちが痛んでいるので「これを最後としよう」と思うのだが、痛みを忘れると再開してしまう。
まあ24時間走る体力があればその年に死ぬことはあるまいとの、保証書を得ているようなものだ。
今日(3日)はエネルギーがゼロになっている。本当はブログを書くのもおっくで、ようやっとのことでこの記事を書き上げた。
昨年の24時間走の記事は以下の通り。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-44e1.html
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