(23.3.5) 勝浦ビッグひな祭りに今年も行ってきた
この時期になると千葉県の勝浦市で開催されているひな祭りを見に行くことにしている。
勝浦ビックひな祭りといい、そもそもの始まりは「徳島県勝浦町で開催されていた『ビッグひな祭り』を東と西の勝浦で同時に開催しようとしたのが始まりで、当初は徳島県勝浦町から約7000体の雛人形を里子として譲り受けて開催した」ものだそうだ。
今年で11回目の開催になる。
私が見学に行くのは今年で3回目で、昨年はかみさんと友達のKさんと一緒だったが、今年は一人で行くことにした。
私の住んでいるおゆみ野から勝浦市までは約70km程度の距離にある。
「まあ、今年は走っていってみるか」朝6時に我が家をスタートした。
RUNの時速はだいたい7kmだから、10時間程度の距離だ。
勝浦までの道は短縮路があるはづだが、あいにく私は自動車に乗らないのでその道を知らない。
いつものように大多喜街道を大多喜方面に向かって走り出し、上総牛久から大多喜街道を外れて養老ラインで養老渓谷方面に向かった。
私はこの養老ラインがことのほか好きなのだ。
12時ごろ養老渓谷駅に着いて、足湯で暖まっていたらすっかり走る気力がなえてしまった。走るときは休みなど入れないで一気呵成に走らないとこうなる。
「まあ、いいか。ここまで40km程度走ったのだし、後は電車にしよう」
勝浦のビックひな祭りは毎年見ているのだが、今年は心なしか観客が少ない。2年前までは会場が勝浦市の中心街に集中していたが、昨年から主要な会場が郊外に移ったせいかも知れない。
それでも遠見岬(とみさき)神社の石段のお雛様は相変わらず壮観だったし、また図書館の2階で開催されていたお雛様も面白かった。
しかしこの勝浦に来て毎年思うことは、まったく街が変わらずもしかしたら江戸時代のままのたたずまいを残しているのではないかと思われることだ。
もちろんそれは大げさすぎる言い方だが、人口だけで言えばかつて3万人いた人口が、今では2万人になって首都圏では最も人口の少ない市になっている。
もっともこの街出身のKさんの話によると、郊外に電鉄会社が開発したヨーロッパを思わせる定住型別荘地が広がっており、スペインのような外国に家屋を求める決心がつかない人が好んで住んでいるのだという。
確かに現状の市のままでは安楽死しそうな情勢なので、新たに別荘地としての展望を開こうとする意欲は買うべきだろう。
私は毎年ひな祭りを見せてもらっているし、ここで開催されるハーフマラソンに参加させてもらい恩義があるのだから、勝浦市のそうした新たな試みが成功することを祈りたい。
写真をWebにアップしました。
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本件と関連するブログは以下の通り
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