« (2.11.18) 急に足が動かなくなった。どうしよう!! | トップページ | (2.11.20) 人類衰亡史序説 日本その38  現在の経営学とは何か »

(2.11.19) 人類衰亡史序説 日本その 37   デジタル通貨はいずれ世界を席巻する

191112_032

  デジタル通貨の発行がかまびすしくなっている。現在デジタル通貨を発行しようとしている国は中国やスゥエーデン等数か国があるが、この中で最も注目を浴びているのは中国の動きである。世界第二位の経済規模を持ち国内の金融制度が未整備で偽札の横行に悩まされている中国は、本気でデジタル通貨の導入を図ろうとしているからだ。
デジタル通貨のメリットは色々あって、第一に紙幣を印刷しデリバリーをし、古くなった紙幣を新札に変えたりする手間暇がかからなくなる。日本は世界的に見ても優秀で最高級の紙幣を印刷できる造幣局があるが、そのために費やす労力は相当なものだ。それがすべてサーバー上の通過に変更になれば手間暇は全くかからなくなる。

 イメージとしては現在私はメールを電子メールとして送付しているが、おかげで手紙やはがきといった一昔前の道具を全く使わなくなった。電子メールの送付には全く切手がいらないし、一斉配信も苦も無くできる。一昔前までは年賀状を書いていたが今では年賀メールに変えてしまった。これなら年末の31日に描いても間に合うのだからこんな便利な道具はない。
デジタル通貨とはこの紙手紙と電子メールの差のように、パソコンやスマートフォンさえあればいとも簡単に利用できる便利なものだ。

 よくメリットでいわれるのが送金機能で安価で迅速な送付ができることがある。今の海外送金の手数料は高く場所によってはやたらと時間がかかる。さらに特にコロナ禍の世界では直接通貨に触らないで済むこともメリットのなる。最近近くのセブンイレブンに行って驚いたのは支払いを現金を含めて自動支払機を利用し始めたことだ。スーパーなどではよくあるタイプだが、コンビニで採用しているのには面食らった。

 おそらく中国がデジタル通貨に移行すれば日本を含めて他の諸国も一斉にデジタル通貨に移行するだろう。紙よりはよほど優れていることは間違いないし、また中国が先行してドル本位制度に挑戦し始めれば、アメリカも対抗上デジタル通貨に移行せざる得ないし、日本やヨーロッパも続くだろう。現在日本政府はデジタル通貨の発行予定はないといっているが、デジタルテレビの時代にアナログテレビに固執して世界の潮流から落ちこぼれた愚策をまた繰り返すことは避けたいだろう。

 デジタル通貨の問題点はただ一つ、サイバー攻撃を受けて通貨を盗まれる危険性があることだ。特に北朝鮮は国を挙げて銀行強盗を行っており、セキュリティーの甘いデジタル通貨は瞬く間に餌食になってしまう。
北朝鮮サーバー部隊はセキュリティの甘い世界の銀行や仮想通貨会社から資金の強奪をしており、北朝鮮が崩壊しない限り世界最強窃盗集団であり続けるだろう。どのようなセキュリティーを施すか最も気になるところだ。
また金融機関に取って多大な努力をして考案したスイフト決済システムがお払い箱になるかもしれない。

 新規の技術は古い技術を淘汰する。デジタル化は紙産業に取って死活問題だし、多くの失業者が出ることを予想しなくてはならない。金融機関も決済機能が必要でなくなれば、業務の半分は不要になってしまう。今デジタル革命が世界を席巻しており、日本だけがアナロウにとどまるすべはないのだからこれらの苦しみは甘受して新たな時代を見つめなければならないだろう。

 

|

« (2.11.18) 急に足が動かなくなった。どうしよう!! | トップページ | (2.11.20) 人類衰亡史序説 日本その38  現在の経営学とは何か »

評論 人類衰亡史 日本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (2.11.18) 急に足が動かなくなった。どうしよう!! | トップページ | (2.11.20) 人類衰亡史序説 日本その38  現在の経営学とは何か »