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(2.11.3) 人類衰亡史序説 アメリカ その24  選挙で負けても裁判があるさ、トランプ流勝利の方程式

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 今回のアメリカ大統領選を見てつくづく思ったのはアメリカ人のタフさというか、トランプ大統領のどんな状況下でも勝利しようという執念に感心した。世論調査ではほとんどのメディアがバイデン優位を伝えており、バイデン氏が10%程度の差をつけて優位に選挙戦を進めてきた。
このような状況になれば私を含めて日本人の多くは「こりゃ負けだ、潔く敗北を認めるメッセージの練習でもしておこう」というような気持ちになるものだが、どっこいトランプ氏はどんな状況下でも勝利をつかみ取ろうとしている。

 選挙戦終盤でトランプ氏本人がコロナに感染した時にはだれでも「ほれ、見たことか。自業自得だ」と思ったが、そのコロナをものともせず積極的な遊説をすすめたのには心底驚いた。何しろトランプ氏は74歳で私と同年だ。この年になってコロナに感染などすればすぐに集中治療室送りになるのが普通だが、数日で回復したのには「ほんとかね」という気持ちだった。

 最後の両候補者の討論会でも、天然ガス産出のためのガス田の取り扱いについて、バイデン氏が中止ほのめかしたのをトランプ氏はバイデン攻撃の最後の集中攻撃に変えた。「バイデンはガス田を止めるといったぞ。これでペンシルバニアから3万人の雇用が失われる。失業が増えて生活できなくなるがそれを食い止め守るのは私だ」と実にうれしそうにバイデン氏を攻撃していた。

 トランプ氏を見ていると客観的事実を全く無視し、主観的事実で物事を判断していることがわかる。自分に都合の悪い情報はすべてフェイクニュースにし、敵の失敗は徹底的につくのがトランプ流で、討論会でもひたすら難癖をつけているだけだった。
さらに今日が投票日だが、すでに期日前投票で7割の有権者が投票を済ませているが、期日前投票をした人の多くはコロナ感染を恐れており民主党支持者が多いだろう。一方当日投票をするものは「コロナなんか恐れておらず、マスクもしない」という人が多くトランプ支持者が多いと思われる。

  トランプ大統領の最後の賭けは当日投票のみを有効投票とし、郵便投票は選挙違反が多くて信用ならないとして無視する方針で、それを裁判に持ち込んで保守系判事が多い最高裁で勝利を得ようというものだ。
選挙で実質的に負けても法定闘争で勝利しようというものだから、実にアメリカ人らしい選挙戦を繰り広げている。
選挙結果が確定するまで相当の日数がかかりそうだし、決定しても法廷闘争が待っていてトランプ氏とバイデン氏がともに大統領勝利宣言をして収拾がつかなくなるかもしれない。

 私は個人的には中国に厳しく相対的に日本に友好的なトランプ氏に大統領になってほしいと思うが、トランプ氏のタフネスというか厚顔無恥ぶりにはやはり一種の畏敬と嫌悪感を覚えざる得ない。

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