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(2.10.27) 人類衰亡史序説 日本その51 テレワークが推奨され企業はオフィスを必要としなくなりつつある。

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 コロナが蔓延し、テレワークが推奨され多くのサラリーマンが自宅で仕事をこなすようになって、事務所が不要になりつつある。
東京商工会議所の調査によるとテレワーク実施企業は3月時点で26%だったのが、6月には67%まで急拡大したという。それに伴ってオフィッス空家率が上昇しつつあり、2月時点で1.47%だったものが現在は3.43%まで上昇した。この数字だとまだ空家率は高いとは言えないが、問題はこの傾向がだんだんと加速しそうなことだ。
平均賃料も値下がりに転じ、オフィスに余剰感が出始めている。

 テレワークについては仕事が主として情報を扱っている企業は導入しやすい。例えば東京証券取引所などはかつては立会人が怒号を上げごった返していたが、今ではただコンピュータがあるだけで人はおらず閑散としている。
証券会社も保険会社も金融機関も扱う商品は情報だから、こうした企業は何もオフィスに人を集める必要はなく、バーチャルな空間が整備されれば個々人はコンピュータを相手に仕事をすることが可能だ。

 また教育機関も校舎は必要でなく、こちらもバーチャルな教育空間で教育が行われればそれで済む。特に文科系の学問は所詮は教師が講義をして学生はそれを聞いているだけだから教室に集まる必要性はまったくない。バーチャルな教室で教師と学生はあたかも教室にいて勉強していれば済むことだ。
実験等がある理科系の学生はそうはいかないと思っているが、こちらも実験のシミュレーションシステムが整備されれば、わざわざ大学の実験室に出向く必要はなくなる。今パイロットの訓練は基本シミュレーションで行われているがそれと同じだ。

 病院も今や遠隔医療が推奨されている時代で病人が病院通いをする時代は終わりつつある。血液検査やCTスキャンなどの検査はどうしても検査機関まで出向く必要があるが、その後は基本遠隔医療で十分だ。処方箋は直接薬局に送られ、そこからアマゾンのような宅配業者によって治療薬が送付されれば済むことだ。

 旅行もわざわざ外国に出向く必要はなく、こちらもバーチャルリアリティで旅行を楽しめばよい。特に年を取るととても外国に出かける体力がなくなるからかえって好都合だ。
またスポーツも自転車競技などは据え置き型自転車を回線でつないでスピードをきそっているが、これならわざわざツールドフランスに出場するためにフランスに行かなくても済む。
マラソンもランニングマシーンを回線につないで競争させればよくコースなどは思いのままに設定できる。

 現在行われている仕事や教育やスポーツのかなりの部分が、コンピュータを相手に仮想空間で実施できるのだから、人が移動する必要はなくなってきた。
テレワークが一時的なものでコロナ感染が収まればまた人はオフィッスに集まると思っている人が多いがそうはいかない。まずコロナ感染は数年間は継続する。ワクチンができてもそれがほとんどの人にいきわたるまでには何年もかかるし、その間コロナ患者は増加の一途をたどる。実際ヨーロッパでは感染の第二波が押し寄せており、フランスやスペインは再びロックダウンに入っている。

 結局人間はこのコロナ感染下で新たな生活様式を構築せざる得なくなっている。環境が変わればそれに応じて生活の仕方も変わっていかなければ時代から取り残される。今人類はコロナという環境の激変にさらされそれに対応しようともがいている最中だ。


 

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