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(2.10.15) 人類衰亡史序説 韓国 その 24  資本主義経済の末路 K-pop

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 BTSなどといわれても何のことかさっぱりだったが、そのBTSが所属している事務所がソウル市場に上場され約1兆円の時価総額になったと盛んにニュースで放映していた。
1兆円とは相当な金額で韓国でも時価総額ランキングで30位に相当するのだそうだ。
私のように音楽といえば日本の演歌しか聞かない者にとってK-POPなど今まで一度もきいたことも見たこともないのだが、世界の若者特に中国の若者を熱狂させているらしい。

 何かビートルズのようなもの似ているが、日本ではあまり騒がれておらず当然のことに私は全く知らない。
韓国では株式の時価総額はサムスン電子の32兆円がずば抜けて大きく、後は現代自動車の5兆円、そのあとは3兆円台が続いていて、そうした意味で1兆円の芸能プロダクションは非常に大きな存在に見える。
日本ではトヨタが22兆円、ソフトバンクが15兆円、NTTドコモが13兆円の規模)

 しかし笑ってしまうのは製造業のように何十年にもわたって営々と努力してきた企業より、ダンスで世界を魅了さえすればたちまちの優良上場企業になってしまうことだ。K-POPもそれなりに努力はしているが、トヨタのように改善で利益をひねり出すのではなく、若者を魅了するダンスで価値を創造するという世界だから、私には何かなじめない。
文大統領などは舞い上がってしまいBTSが韓国経済を救うともろ手を挙げて歓迎している。

 世界の投資家もBTSの実力を認めてこの事務所の株式に投資しているのだが、世の中がだんだんと軽佻浮薄になってきた事実は否めない。
資本主義経済が末期を迎えるようになると、まじめな製造業に投資する投資家は少数になり、オリエンタルランドのようなエンターテイメント企業に資金が集まり、さらにIRと称する博打場やBTSのダンスがもてはやされてくる。
投資家にとってはもうかれば何でもありだからIRもダンスも多くの人をひきつけそこに金が落ちるのなら投資対処になる。

 だがしかしこうした世界が健全なものかはまた別問題だ。確かに物はいきわたりこれ以上必要なものがなくなると次は無理矢理に需要を喚起させなけれな経済は停滞する。日本ではIRが、そして韓国ではBISがその対象だが、そうまでしてGDPを拡大しなければならないと考えるのは病的だ。21世紀に入り先進国ではものがあふれ出し、本来は無価値なものに人々は投資対象を求めて徘徊している。
仮想通貨、IR,そしてK-POP、すでに資本主義経済をけん引する物やサービスがなくなり最後は軽佻浮薄なものに資金が流れてゆく。

 この年まで生きていて資本主義経済の末路を見なければならなくなるとは思わなかった。

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