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(2.8.9) 人類衰亡史序説 アメリカ その 17  選挙妨害が始まろうとしている!!

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 アメリカの大統領選挙はアメリカ人にとって重要なだけでなく、アメリカと敵対したり友好国にとっても重大な関心事だ。
従来は他国は選挙結果に一喜一憂していただけだったが、2016年の選挙からは傍観者ではなく明らかにアメリカの選挙に介入し始めた
トランプ氏がクリントン氏に勝利したのは、クリントン氏が有利になりそうになると民衆党本部やクリントン氏個人のメールが流出し、それをトランプ氏が実に巧妙に利用したからだ。

 前回の選挙ではロシアが国を挙げてトランプ支持を表明し、それだけでなくロシアのサイバー部隊が民主党選挙対策本部のサーバに侵入し、クリントン氏が不利になる情報を事前につかんでいた。
なぜロシアが選挙干渉したかというと、クリミア併合に対するロシア制裁の急先鋒は当時の大統領オバマ氏で、クリントン氏はその方針を引き継ぐとみられていたからだ。
一方トランプ氏は明らかにクリミア併合には無関心であり、「他国のことには干渉しない」という立場だった。

 その結果はクリントン氏が僅差で敗れるという大波乱だったが、ロシアのトランプ支持がなければトランプ氏は明白に敗北していた。その後トランプ氏は議会でロシアンゲートを追及されロシアとの距離を置く方針に変更したが、本音は「アメリカンファーストで外国のことなど知ったことではない」というスタンスだから、クリミア問題に首を突っ込みたくない。
プーチン大統領はそのことを熟知しているから、今回もロシアサイバー部隊の総力を挙げて支援に回るだろう。

 一方トランプ氏の追い落としを図ろうとしているのは中国のサイバー部隊だ。中国のサイバー部隊の本職はアメリカのIT産業からその技術情報を盗んで中国を世界最大のIT監視国家にすることだが、さらにアメリカとの関係が香港や南シナ海で悪化すると、政府の諸機関へのサイバー攻撃を強化している。
中国サイバー部隊の実力はファーウェイを世界最大の通信サーバーとスマートフォンメーカーに押し上げたことでもわかる通り侮りがたい。

 従来は中国サイバー部隊は政治より経済・技術に特化して情報を盗んでいたが今回は本気になってトランプ大統領を潰しにかかる可能性が高い。
それ以外にサイバー攻撃の能力を持つ国家はイランと北朝鮮とイスラエルだが、この中で本気で選挙干渉をしようとしているのはイランだ。ただしロシアや中国に比較するとハッカーとしての能力は数段劣るといわれている。

 現在米情報機関が選挙干渉の可能性について警告を出しており、また選挙妨害を実際に行ったハッカーの特定情報の提供者には1000万ドル(10億円)の懸賞金をかけている。
何か江戸時代のお尋ね者逮捕のための懸賞金みたいだが、ハッカーとは闇に紛れた忍者のような存在だから、懸賞金の効果は大きいのだろう。
つい最近も北朝鮮ハッカーの逮捕につながった情報提供者に5億円の懸賞金が渡されている。






 

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