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(2.8.28) 安倍首相辞任 憲政史上最高の首相が病に倒れた!!

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 安倍首相の潰瘍性大腸炎の悪化に伴う辞任についてはとても驚いたが、一方で私は病気が悪化したのではなかろうかと心配していた。
通常政治家は自分の病状について隠すものだが、ここ2週間で2回慶応大学病院で検査をしており、「もしかしたら」という危惧の気持ちが沸き起こっていたからだ。

 安倍首相は通算の首相経験日数で桂太郎氏を抜いていたが、さらに連続在位日数でも佐藤栄作氏を抜いて、憲政史上最長の首相経験者になっていた。明治以降の歴代の総理の中でとびぬけて長寿政権を維持できたのは、特に選挙感が鋭くあらゆる国政選挙で勝ちまくってきたからだ。
しばらく前まで自民党総理2年、民主党総理1年と揶揄れていたのが、アメリカの大統領並みに約8年間も首相にとどまれたのは驚くべきことだ。

 首相が次々に代わるようではその国の政治がその都度大混乱になってしまい、継続した外交政策も経済政策もその他民政も維持できない。
安倍首相は失われた20年の日本経済崩壊を受けてその立て直しに渾身の努力をしデフレからの脱出に成功したが、コロナ禍という思わぬ悲劇に遭遇し、経済が悪化したまま志半ばで政権を去らねばならなくなったのは気の毒だ。

 持病の潰瘍性大腸炎が悪化したのは国会での野党のモリカケ問題の追及や桜を見る会の追及に、腹の底が煮えくり返っていたからだろう。野党は同じ質問を繰り返すことで安倍首相をイラつかせ、質問者に対する安倍首相の野次を引き出すと今度は朝日、毎日、東京といった左翼新聞がそれを取り上げて大々的に安倍首相非難のキャンペーンをしていた。これでは持病の大腸の潰瘍が悪化するのは当然だ。
近視眼的な野党と低能だけが取り柄の左翼新聞に手足を引っ張られ続ければ健康でいられる方が不思議だ。

 自民党にとって安倍首相は中興の祖だが、崩壊直前にまでいっていた自民党をよく立て直したものだと思う。自民党議員が増加するにつれて河合夫妻や秋元議員のように頭の黒いネズミも出てきたが、そうしたトラブルを何とか乗り越えて政権維持ができるのではなかろうかと私は思っていた。

 安倍首相は辞任の記者会見で、拉致被害者の奪還、憲法改正、ロシアとの平和条約締結ができなかったことに忸怩たる思いがあるといっていたが、確かにこれは安倍首相のライフワークだっただけにさぞ無念なことだろう。
安倍首相は外交センスが鋭く、すぐさまトランプ大統領と個人関係を築いたほか、プーチン大統領やインドのモディ首相、トルコのエルドアン大統領とも親密な関係を築いていた。
次期首相にもこうした能力を期待したいが安倍首相を凌駕することはおそらく不可能だろう。

 20年間の日本の衰退を何とか救い首の皮一枚で踏みとどまっていただけに、あと一年は首相を継続してもらいたかったとつくづく思う。



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