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(2.7.28) 人類衰亡史序説  イギリスその2  イギリスが縮むとき!!

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 イギリスのジョンソン首相がコロナ対策で大失敗したことを受けて、スコットランドでは再び独立の機運が盛り上がりつつある。
イギリスでは当初コロナ対策はスゥエーデンと同様の集団感染方式をとったが、あまりに死者が増大してきたため途中からロックダウン方式に切り替えた。
しかし時すでに遅く今や感染者数は30万人を越え、死者は4万6千人とアメリカ、ブラジルに次いで世界3位となるワースト記録を更新している。
しかもジョンソン首相までコロナに感染し、九死に一生を得るおまけまでついてしまった。

 このあまりにもひどい不手際にスコットランド住民が怒ってしまった。スコットランドの人口は540万人で、イギリス全体のほぼ1割と人口は少なく、ある産業は北海油田とスコッチウィスキーや農産品程度で、イングランドが世界の金融市場シティを持っており、EUから独立しても経済が自立できるのとは大きく異なる。
我々の希望はEU残留だ。ヨーロッパの一員として生きていきたい
昨年12月の総選挙ではスコットランドではスコットランドの独立、EUへの残留を求めたスコットランド国民党SNP)が35議席から48議席に躍進したが、イギリス全土ではジョンソン氏率いる保守党が勝利して、EUからの離脱を確実なものとした。

 しかし収まらないのはスコットランドだ。
我々はEUに残留を望む。もし聞き入れないならばスコットランドは独立してEUの一員となる
最近の世論調査では独立賛成55%、反対45%でじりじりと独立の機運が醸しだされている。
スコットランド国民党のスタージョン首相は2014年に失敗した独立の住民投票を再度やり直したいとジョンソン首相に詰め寄っているが、もちろんジョンソン首相は二回目の住民投票を認めるつもりはない。

 イギリスはシティの金融だけで持っているような国で、その他製造業等はお世辞にもふるっているとは言えず、確かにイングランドは金融立国を目指すことは可能だが、スコットランドには全くメリットはない。
スコットランドはイングランドの植民地だ。1707年の屈辱を今こそ晴らす時だ
スコットランド国民党はますます意気盛んになりイングランドからの独立を切望している。

 イギリスが連合王国になって300年たち、いまでは連合のメリットがなくなりつつあり、スコットランドは早晩イングランドから独立しそうだ。

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