« (2.7.7) 人類衰亡史序説 世界経済 その2 大恐慌の時代 | トップページ | (2.7.9) 今日も子供とともに学んでいる。 »

(2.7.8) 人類衰亡史序説 アメリカ その15     G7拡大に日本が反対?

031

 アメリカのトランプ大統領が9月に予定のG7にロシア、インド、オーストラリア、韓国、そして場合によってはブラジルを招待し、さらにG7をG12に拡大したほうがいいと発言したことで大騒ぎになってしまった。
G7の規定ではホスト国は自由にゲストを招待できるが、正式メンバーになるためには7か国の承認がいることになっている。
簡単に言えばG7は拒否権を持っており、正式メンバーになるためにはすべての国の了承を得なければならない。

 トランプ大統領が拡大G12を提案したのは、一つにはG7でアメリカが孤立しており、特にドイツのメルケル首相とは犬猿の仲であること、さらにこのG7を中国包囲網を形成することに利用しようということだが、さっそくイギリスとカナダがロシアの参加に反対であるとの意思を表明した。
クリミアを武力で併合したロシアを許すわけにはいかない」ということで、さらに日本が韓国の参加を「親北朝鮮政策をとっており、さらに親中国の韓国を参加させるのは適切でない」とアメリカに通達したとの報道を共同通信が報道したため、韓国の世論が沸騰した。

 共同通信は朝日、毎日と並ぶ左翼三羽ガラスで日本政府の方針には何でも反対し、韓国こそ正義と称してやまない報道機関であるが、日本政府が正式にそうした申し出をしたことはなく、これは共同通信の憶測記事に過ぎない。
明確にG7の拡大に反対しているのはイギリスとカナダでロシアの参加は絶対に反対だというものだ。

 しかしこの共同通信の記事が出た後の韓国世論の沸騰はすさまじいものだった。
韓国大統領府の高官は「日本の破廉恥さの水準は全世界で最上位レベルだ」「日本が我が国にどれだけ被害を加えてきたかは、植民地時代もそうだし、害を及ぼすためにだけ動いている」「日本の韓国の国際的影響力の拡大に公然と反対することに憂慮を覚える」というし、韓国与党も激しく「G7の韓国参加を妨害するのは正常な国でない」「安倍氏の韓国G7参加反対の姑息な手段は嫌韓政治の最たるものだ」「GSOMIAの再延長は難しくなった」「日本のこのような措置の裏には韓国経済が日本を追い越すという恐怖が内包している」とメディアを通じて表明した。

 もちろん日本の朝日も共同通信に呼応して「日本は韓国の参加を後押しすべきだ」という論陣を張ったが、実際は日本が正式に韓国の参加を拒否した事実はない。単なる共同通信の憶測記事に対し反日を標榜する韓国と朝日新聞がただ騒ぎまわったということに過ぎない。
さらに本質的な問題はトランプ大統領が他の参加国の同意を得なければならないG7の正式参加国の招へいについて勝手にアナウンスメントしたことで、他の参加国が反対するのは当然なのだ。
これは国連の常任理事国に日本とドイツとインドとブラジルを正式に認めるとトランプ大統領が言ったのと同じで、当然のことに中国とロシアが大反対を表明するのと同じだ。

 韓国はこと日本のこととなると最大限に悪意を持って判断し、同時に朝日と共同通信も同様で特にこの二つのメディアは韓国と中国と北朝鮮のポチと言っていい。

茂木外相は「他の参加国はメンバーの拡大について反対だ」と述べたが、これは韓国の参加に反対しているというよりはロシアの参加に反対して他のメンバーは拡大G7に同意しないということだ。

実情がわかるにつれて韓国の振り上げたこぶしの落としどころがなくなってしまった。
日本は正式に反対していないが、本心では反対しているからそうした日本の本心に反対だ」などというはなはださえない反対論になってしまい、さらにアメリカ以外はG7の拡大に反対していることがわかり、日本をいくらたたいても意味がないことがわかってきた。
日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダの破廉恥さは全世界で最上位レベルだ」などというのはさすがに言いにくい。

 韓国と日本の左翼メディアはパブロフの犬でなんでも日本のすることを悪意を持って報道したり評価する。今回もそのたぐいで大騒ぎはしたものの大山鳴動して鼠一匹になってしまった。



 

|

« (2.7.7) 人類衰亡史序説 世界経済 その2 大恐慌の時代 | トップページ | (2.7.9) 今日も子供とともに学んでいる。 »

評論 人類衰亡史 アメリカ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (2.7.7) 人類衰亡史序説 世界経済 その2 大恐慌の時代 | トップページ | (2.7.9) 今日も子供とともに学んでいる。 »