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(2.6.5) 人類衰亡史序説 韓国 その11  日本にPCR検査キットを売るな

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 韓国のPCR検査キットが世界を席巻しそうな勢いだったが、ここにきて急ブレーキがかかっている。韓国の検査キットの輸出額は3月 0.2億ドル、4月 2億ドル、5月 1.3億ドルとなって5月は4月より30%減少した。
ひところは無限に拡大するような雰囲気で50社余りが生産拡大競争をしていたが、今は生産調整に入っている。
最大の理由は夏場になってヨーロッパやアメリカの感染者数が急激に減少してきたからで、「もう検査をする対象者が限られましたな・・」なんてどこの国も安堵の声だが、韓国のキット生産会社は当て込んだ需要が急激に消えて蒼白だ。

 このためキットの値段もひところは1個当たり12ドルから14ドルしたのに、今はその半分程度で相手によっては5ドルでないと購入しないといいだしている。キットの原材料の試薬やチューブはほとんど中国等からの輸入であり、韓国は最終加工をして製品にしているがその試薬は値上がりが激しい。韓国以外の国で自国生産に乗り出し調達競争があるからだ。
さらに韓国製品の評判を落としたのは4月のピーク時に自社製品でなく中国からキットを輸入しそれに韓国ラベルを張って販売したが、中国製品の品質はかなり悪く、「韓国さん、これでは使い物になりませんわ!!」と突き返されたりしている。
思えば4月ごろまでは韓国の鼻息は最高潮に達していて、「韓国のコロナキットは世界を救うが、悪辣な輸出規制をしている日本には絶対に売ってはならない。輸出規制だ」とネットでは文大統領の尻をたたいていたが、その日本でもタカラバイオ等が検査キットの量産に入ったため日本が購入する必要性がなくなっている。

 一方医学界ではPCR検査をどの程度まで実施するのが適切か議論が分かれている。一方では全国民全員を対象にと言うような極端な意見があったが、PCR検査で陽性になってもほとんどの患者が軽い症状か全く症状がないのが実態だ。
これを見つけて病院に隔離をさせると、病室が満杯になりさらに言えば症状が無症状の患者に対してはなんの処理も施せない。ただ病院にいるだけということになり、それならホテルに隔離しても同じだということになる。現在では自宅待機がほとんどになってきた。

 コロナで重症化する人は老人で基礎疾患がありさらに肥満と相場が決まっており、そうした人が呼吸困難になれば必ず救急車を呼ぶのでそうした重症患者を病院に収容し、呼吸器をつないで棄損された肺の機能を補助するのが現状の対処方法になっている。

こうした患者の肺はCTスキャンで見れば真っ白になっているので、別にPCR検査をしなくてもコロナ患者だということはわかる。中国の武漢で患者の検出に使った方法だ。

また重症化しない人間はいくら多くてもほっておけば治ってしまうので、こちらは治療対象外だ。
PCR検査は必要最低限でいいというのは日本の医学界の認識で、これでほとんど問題が起こらないのは、重傷者はすぐにわかり、一方軽症者ははほっておけば治ってしまうからだ。。

 韓国ではPCR検査こそ感染拡大阻止の決め手といった議論がなされており、実際熱心にPCR検査を実施しているがその韓国と日本では人口対比にすれば患者数も死亡者数もほとんど変わりがない。PCR検査を徹底的にしてもしなくても結果が同じではする意欲がそがれるだろう。
だから韓国人が「日本にPCR検査キットを輸出するな」といくら騒いでも、日本ではむやみやたらと検査はしないし、また国産のキットで足りているので韓国人にはきのどくだが、韓国製のキットは必要ないのだ。

 韓国では文大統領が「韓国方式が世界で最も優れている」と国民を鼓舞しているが、ソウル近郊で感染者数が再び増大しており日本とさして変わらないレベルでは「世界最高」というのはいつもの誇大宣伝でしかない。

 

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