(2.6.25) 人類衰亡史序説 韓国 その15 再び手のひら返し
韓国の日本に対するちゃぶ台返しは日常茶飯事だが、一方北朝鮮の韓国に対する手のひら返しも日常茶飯事だ。
北朝鮮はケソンの共同連絡事務所を爆破し、次は軍事行動に移ると脅していたが、急に「あれはなかったことにしよう」といいだした。
金正恩氏が軍事委員会の席上で「しばらく軍事行動は留保する」といいだしたからだ。
北朝鮮では金正恩氏の言葉がすべてで、たとえ妹の金与正氏が何といおうと鶴の一声ですべてがひっくり返る。
もともとは妹の金与正氏が「軍事行動を軍にゆだねる」と宣言し、参謀本部は ① ケソン工業団地と金剛山観光施設周辺に再び軍を配置すること(ここに配置する意味はわからないが・・・)② 境界地域での軍事訓練再開 ③ 非武装地帯の監視所の再配置と宣伝用拡声器の再配置 ④ 韓国に対する1200万枚の宣伝ビラの配布(これだけの紙があるとは思われず、印刷もできず、バルーンもないと思われるが・・)を決定していたが、金委員長が「無駄なことはするな」と言って取りやめさせたようだ。
こぶしを振り上げたものの、参謀本部の軍事行動の案はいづれも戦闘を目指すものでなくデモンストレーションの範囲をでないが、こうしたデモンストレーションでさえ北朝鮮軍にとって負担が甚大と想定される。
何しろ北朝鮮には十分な食料はどこにもなく、自慢の朝鮮軍は飢えに苦しみ、さらにコロナの感染が蔓延して実際に行動できる兵士はごくわずかだから、大々的な軍の移動などできようはずもない。
「あの、移動の前に何か食べさせてください!!」といった状況だ。
金与正氏は自信満々だったが、南北共同事務所を爆破するのがやっとで、それ以上の軍事行動など全く不能なことは軍幹部は熟知している。
金委員長が「あれはやめた」といったので実にほっとしていることだろう。
金委員長としては餓死寸前の朝鮮人民軍と人民の窮状はさすがに知っているし、軍事行動などしたくてもコロナでうなっている兵士を動員するわけにいかず、ただひたすら文在寅大統領を脅して、食糧援助を引き出すのが目的だからここいらで手を緩めたのだろう。
「あんた、戦闘をしたくなかったら食料を送れ!!」
一方文在寅氏にとって、のどから手が出るほど食料援助をしたいのだが、アメリカが目を光らせていて核兵器を完全に放棄するまでだめだといっているため手も出せない。
「金チャン、僕ね、本当に食料送りたいのよ、金チャンのためには命も惜しくないのだから・・・・・」
北朝鮮こそ心のふるさとと信じている文在寅氏としてはジレンマで胃がきりきり痛んでいるだろう。
「一日も早く、韓国を北朝鮮に売り渡したいのにそれができないとは、あああああ、苦しい!!!」呻吟している。
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