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(2.6.2)  人類衰亡史序説 アメリカ その11    黒人圧殺死抗議暴動激化

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 アメリカではコロナウイルスの感染症がまだ終息しないのに、今度は黒人男性の圧殺死を受けて全米の各地で暴動が発生し、25都市で夜間外出禁止令が出され、13州で州兵が派遣されている。

トランプ大統領は州兵派遣を躊躇する州知事を「なぜ州兵を使って早急に制圧しないのだ」と弱腰を非難していたが、ホワイトハウス周辺でデモが激化したため、本人は核シェルターに逃げ込んだ。
西部劇ではこうした場合保安官は敢然と戦って逃げたりしないのだが、トランプ氏はハリウッドのスターにはなれそうもない。
トランプ大統領は極左勢力が暴動を拡大させていると非難しているが、中国は「香港の暴徒がアメリカに上陸したのだ」と皮肉を込めて報道していた。

 どこの国にも国家の基礎を揺るがすような要因があり、それが周期的に発生するのだがアメリカの場合は人種差別を要因とする黒人暴動がそれにあたる。1965年のキング牧師暗殺に伴う血の日曜日事件、80年のマイアミ騒動、92年のロスアンゼルス暴動、そして今回のミネソタ黒人圧殺死亡事件と続いている。

今回のミネソタ事件では警察官の一人が黒人男性を9分間に及んで首を圧殺し、本人が「息ができない」と叫んでいる映像が世界に拡散した。黒人男性は店でニセ20ドル札を使用した容疑で現行犯逮捕されたのだが、パトカーに押し込められるのに抵抗していたという。

 今回の事件で黒人をはじめ多くの市民が抗議活動をするのはよく理解できるが、一方一部が暴徒となって商店やスーパーを襲い商品略奪するのには同意しかねる。アメリカでは騒動が起こると必ず商店の略奪に及ぶがこれは日本では絶対に起こらない現象だ。
略奪していた黒人女性は「これは悪だが許される悪だ」とカメラに向かって叫んでいたが、そうした悪があるとは思われない。
このままでは92年のロスアンゼルス暴動と同規模の暴動になり、コロナ対策どころではなくなってしまう。

 現在世界中がコロナ対策でおおさわぎだが、えてして予期せぬ暴動や事件が重なって起こるもので、そうなると大パニックに陥る。たとえば日本でいえば東日本大震災並みの大地震がこれに当たり、このコロナ騒ぎの最中に大地震が発生したら政府もまともな対応ができないだろうヨーロッパではアフリカからの難民がコロナを逃れて大量にヨーロッパに押し寄せたら、イタリアやスペインやフランスやギリシャは大パニックに陥るだろう。

 ますます世の中は末世の様相を呈してきた。世界経済は急ストップし中国の言うV字回復などありえない。ひたすら経済を拡大し地球を汚しまわってきた人類という種に限界点がきた。生物学の法則では増えすぎた種は淘汰され自然状態に戻るのだが、人類だけが生物学の自然法則から免れて他の種を絶滅させるという夢もはかなくついえそうになってきた。





 

 

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