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(2.5.25)  人類衰亡史序説 石油業界 その 1 シェール産業は生き残れるか? 

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  一時マイナス40ドルにもなった原油価格はこのところ30ドル台で推移している。コロナショックの始まる前は50ドル前後だったから、それに比べればまだ大幅に低いがそれでもマイナスなどという人々を驚愕させるような価格ではなくなった。
しかしこのバーレル30ドル台という価格で耐えられるような国家や原油採掘業者はほとんどいない。アメリカのシェールオイル産業のコストは大体40ドルから50ドル程度とみられていて、実際稼働リグ数は急激に減少し、3月13日の683基から5月22日の237基まで実に65%が操業を中止した。

 5月1日からはOPECプラスが日産970万バーレルの減産を実施し、OPECプラス以外でも約400万バーレルの減産体制に入っても世界の原油需給はいまだ供給過多の状態だ。

中国、EU、アメリカとここにきて経済再開に舵を切ったが、実際はおっかなびっくりの経済再開で特に国外からの人の移動については非常に慎重だ。観光しか経済資源がないスペインやイタリアはEU圏内からの人の移動を自由に認める方針だが、だからと言って他国の国民がスペインやイタリアに喜んで観光旅行するかどうかは別の問題だ。

 常にクラスターの発生を想定している必要があり、いったん国境を開放しても再び閉じる可能性も高い。国境が閉じたり開いたりしては観光客としてはおちおち観光を楽しむことができず、クルーズ船の旅客のようにどこにも下船できないような状況も想定される。
結局はワクチンと治療法が確立されない限り、自由な人の移動は制限され現状より少しましな移動状態になるだけだろう。
観光客だけでなくビジネス客も同様で、相も変わらず14日間の隔離などされてはビジネスにならないし、一方隔離しなければいつクラスターが発生するかもしれない。

 こうした状況下では生産も制限され、また航空業界や運輸業界も相も変わらず倒産におびえなくてはならず、とても原油需要が急拡大する要因はない。OPECプラス等の減産額は約1400万バーレルだがこの程度の減産ではまだまだ需給はバランスせず、本年度いっぱいは30ドル前後の価格で推移する可能性のほうが高い。
シェールオイル産業としては試練で、この価格でまだ生産が可能なのはサウジアラビアや中東石油国の一部になってしまうだろう。

 中国という国は常に問題含みの国で、武漢ウイルスを隠ぺいしようとして世界中にコロナウイルスをばらまいてしまった。隠ぺいこそが中国共産党の一党支配を維持する唯一の手段だから、今後も何が起こっても隠ぺいし続けるだろう。世界はこのコロナより恐ろしい中国共産党ウイルスに脅かされ続けなければならない過酷な運命に陥っている。

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