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(2.5.15) 人類衰亡史序説 日本その17   感染拡大のピークを越えたが

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 やれやれといったところだ。東京都の感染者数は4月半ばは毎日200名規模の感染者がいたが、ここにきて30人前後に落ちついてきた。

自粛要請に従った結果だがようやく病院での治療体制も余裕が出てきており、全国の入院可能なベット数が1万6000床に対し、現在の入院患者は約5000人になっている。

重症者数も4月28日の382人に対し、5月7日には341人に減少し、人工呼吸器も人工心肺装置もやや余裕含みになっている。
このままの推移が続けば重症患者は人工心肺装置で生命をとりとめ、軽症患者はホテル等で隔離すれば陰性になっていくだろう。

  厚生労働省が4月末に発表した年代別死亡者数は圧倒的に老人ばかりが死亡している現実が明確になっている。
感染者に対する死亡者の割合(致死率)は30代、40代が0.1%と1000人に対して一人なのに対し、年齢が上がるにしたがって致死率は高くなり、70代が5.2%、80代は11,1%になっていた。
これはどこの国の統計も同様の傾向を示し、特に医療崩壊が発生したイタリアでは老人からは呼吸器が外されてしまったため極度に老人の死亡率が高くなっていた。

 老人は普段でもやっと生きているのが実態で、私(73歳)などは相対的に体力があり、はたから見たら健康体に見えるようだが、それでも毎日頭痛や腹痛に悩まされている。いわゆる不定愁訴というもので、医者に行っても「山崎さん、検査の結果はどこも悪いところはありませんよ」といわれてしまう。

だが80歳代になればだれでも基礎的疾患があるもので、高血圧や動脈硬化は当たり前で、認知症の初期状態に陥っており、がんや腎臓病に悩まされている。

 昔の医学水準だったとうに死亡している老人が医学の恩恵で生きながらえているのだが、コロナのように現代医学が対処不能の病気が表れると、老人とても自身の免疫力以外に助かる道がなくなる。

今回のコロナ感染症により、免疫力のない多くの年寄りが死に絶えてしまうだろうが、ある意味で早いか遅いかの問題だからやむを得ないところがある。
この病気は一種の老人病で、若者は感染しても普通はそのままで回復する人がほとんどで、たまに28歳の力士が死亡したなどと聞くと驚いてしまう。

 この感染症の影響はまだ3年程度は継続するだろう。その間老人は人と人の接触は絶対避けなければならないから、ますます足腰が弱り、痴呆症も悪化してしまうだろう。
新生活という言葉が盛んに言われているが、そうした家に閉じこもる生活は老人にとって酷だから今まで生きながらえてきた老人もついに神様のお迎えを拒絶できなくなってきた。

 

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