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(2.5.8)  人類衰亡史序説 アメリカ その8 米国債凍結の可能性

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 先日、宮崎正弘氏のメールマガジンを見ていたら、「米国が中国のコロナ拡散の責任を追及し、損害賠償を請求する担保として米国債を凍結するかもしれない」という記事を見てその手があったのかと感心してしまった。
中国は現在1兆1千億ドルのアメリカ国債を保有しており、それをアメリカ財務省の電子的勘定で管理している。

国債は現物で持つことが普通だと思っていたが、アメリカ国債はすべて財務省の電子勘定で管理されており、アメリカ政府の意思でいつでも凍結できるようになっている。


 中国にとってそのような危険極まる状態でアメリカ国債を保有するのは国策上好ましくないのではないかと中国政府に同情してしまったが、中国はアメリカとの貿易黒字をアメリカ国債で保有し、それを担保に人民元を発行しているのでどうしようもない。

人民元の価値はアメリカ国債にある以上、もしアメリカ国債を売却するならばそれに代わる人民元の担保が必要で、考えられるのは金か、ユーロか円ぐらいしか思いつかないが、いづれもドルに比較すれば担保価値が低い。人民元とは実質的にドルなのだ。

 アメリカは中国の足元を見ているので、コロナによって失われたアメリカ人の資産の損害賠償の担保としてアメリカ国債の凍結は非常に有効な手段となる。中国武漢の研究所からコロナウイルスが拡散し、それを中国とWHOが2019年12月31日まで隠ぺいしていたことが明確になれば、アメリカだけでなく世界各国は中国に対し損害賠償を請求できる。最もその担保を確実に持っているのはアメリカだけで他の国は「お願い、払ってちょうだい」レベルの懇願しかできない。


 最も中国はもしアメリカがアメリカ国債の凍結をすれば、対抗して中国にあるアメリカ資産の凍結を行うだろうが、そうなるとアメリカは国債以外の中国の資産をこれも凍結するだろうから、何か第二次世界大戦前のアメリカと日本のような関係になってくる。
信じられないかもしれないがこのコロナ戦争は中国が偶然に仕掛けた第3次世界大戦であって、世界は中国の過失によって社会と経済を破壊されてしまった。

 この第3次世界大戦は第一次世界大戦と実に構図がにている。第一次世界大戦はオーストリアの皇太子がサラエボで暗殺者の手にかかって暗殺されたのがきっかけだが、当時の世界にとってはほとんど偶発的な事件だった。ドイツもイギリスもロシアもそしてフランスもこれが世界中をゆるがす大戦争になるとは夢にも思っていなかった。
今回のコロナ騒ぎは中国の武漢ウイルス研究所から流失したウイルスが世界中に蔓延した可能性が最も高いが、中国にとってこれがパンデミックになるとは思いもせず、いつものように中国共産党の権威を守るための隠ぺい工作をしただけで、WHOはその手下になっただけだ。

しかしこのウイルスがヨーロッパからアメリカに拡散し、さらにロシアやブラジルまで巻き込む世界的規模のパンデミックになってしまい、世界経済にリーマン・ショック以上の打撃を与えてしまった。

 中国にとってはほんの偶然の事故であり、隠ぺいすれば済む程度に考えていたのが世界中を相手に戦争を仕掛けたのと同じ状況になってしまった。特に最大の被害を受けたアメリカは怒り心頭でコロナ戦争と位置付け、オーストラリアがアメリカ側に立って中国の過失を攻め立てたので中国は追い詰められつつある。

武漢の研究所がコロナの発生源だと明確になれば、アメリカやオーストラリアだけでなく、EU諸国も日本もそして中南米もアフリカも中国に対し損害賠償を請求することになる。

もちろん中国は支払わないで居直るから、アメリカは奥の手のアメリカ国債の資産凍結をし、中国は第二次世界大戦の時の日本と同じ立場に追い込まれる。
中国としてはコロナで戦争をするつもりなど毛頭なかったのだが、その秘密体質が災いして世界を巻き込むコロナ戦争になってしまった。

これを第3次世界大戦と同様と位置付けたのは山崎経済研究所の山崎所長だが、その見通しが当たるかどうかはここ1から2年で明確になる。



 

 

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