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(2.4.13) 人類衰亡史序説  WHO その2   なぜWHOの統計は採用されないか

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 とても不思議な感じがする。全世界のコロナウイルス感染者数と死亡者数の統計はWHOの公式特設情報ページの数字が採用されず、もっぱらジョンズ・ホプキンス大学の統計数字があらゆるメディアによって採用されていることだ。
ジョンズ・ホプキンス大学はアメリカのメリーランド州にある私立大学で、医学部が世界最高水準にあることはよく知られていたが、まさかコロナの統計数字の最高権威になるとは思いもしなかった。

 なぜWHOの統計でなくこの大学の数字が全世界で参照されるかといえば、データの更新がリアルタイムで行われているからだ。例えば最新時点でWHOの感染者数は1.696.588名なのに対して大学の数字は1.850.220名となっており大雑把に言って2日ほどWHOの数字は遅れている。ニュースでは最新時点の数字がほしいからすべてジョンズ・ホプキンス大学の数字を参照することになる。
実は私もこの大学の数字を毎日チェックしており、各国別の感染者数と死亡者数が即座にわかり非常に重宝なのだが、一方WHOの数字は大陸別・地域別にまとめられており国別の感染状況分析にはほとんど役立たない。

 この大学では1月22日から大学のシステム科学技術センターが中心になり国家が発表する感染者数と死亡者数のデータを24時間体制で更新をしているようだ。時間を変えてチェックしてみると数字が微妙に変わっているのでそのことがわかる。

このデータを基に日本では「(毎日更新)新型コロナウイルス国別発生状況まとめ」というサイトがあり、このサイトを見ると日別・国別に感染者数と死亡者数と増加数がチェックできるので、どこが今感染爆発になっているかわかるし、また落ち着いてきているのかもわかる。

 

 ただしあくまでも各国が発表する数字をリアルに計表に反映させているだけだから、中国のように統計を意図的に操作している国の数字も含まれており、統計データの正確性を保証するものではない。
一般に低開発国の数字は特に感染者数の把握には失敗しているようだ。何しろ検査キットがないものだから症状だけで判断しているはずで、症状が出ないか軽い患者はほとんど把握がなされない。死亡者だけが突出して多い国が多いが(致死率が高い国が多いが)これは、死亡者だけがかなり正確に把握されているからだと思う。

 今回のコロナウイルスの致死率については二極分化されつつあり、医療崩壊がなされていない国は致死率2%前後、医療崩壊があれば致死率10%程度に集約されつつある。
現在はそうなのだが、低開発国で医療が存在しない場合がだんだんと明らかになってくると、この場合の致死率は20%程度になるのではなかろうかと想定している。

 毎日ジョンズ・ホプキンス大学の統計数字を見ているため、各国別のコロナ発生状況がわかってきて、日本は今大爆発寸前だということもよくわかる。実に便利な統計を提供しているのだが、それに引き換えWHOの統計事務処理能力のなさは目に余る。

中国のお先棒を担いで政治的なことだけを念頭に活動しているとこうした場合全く役に立たないことが証明される。

 

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