« (2.4.26) 人類衰亡史序説 北朝鮮 その5  隠されていた真実   | トップページ | (2.4.28) 人類衰亡史序説 WHO その3  なぜ中国のポチか »

(2.4.27) 人類衰亡史序説 地方空港 再び存続の危機

Dsc01945

 昨年海外からの旅行客は3200万人に上り、今年はオリンピックがあるので4000万人は固いと踏んでいた航空需要が突然消えてしまった。

コロナウイルスの蔓延で国際便はほぼ90%の運航を中止し、国内便も60%の減便になっている。しかもこの比率は日を追って高くなり、国際便は貨物を除くとほぼ全滅で、国内便も7割程度が運休に追い込まれつつある。

日本には多くの地方空港があり、1県に1飛行場が建設され一時は赤字で苦しんでいたが、ここ数年の海外からの観光客の増大により地方空港も活況を呈していた。

 しかしその観光客やビジネス客がほとんどゼロになってしまったのだから、空港会社も航空会社もただひたすら天を仰いで「神よコロナを退散させたまえ」と祈祷をする以外なすすべがない。
茨城空港などはスカイマークが国内便を日に6便飛ばしていたがすべて欠航になり、台湾と中国への国際便はかなり前から運休になっていたから、飛行機は一機も飛ばなくなってしまった

 空港会社は飛行機が飛んでくれてなんぼのもので、着陸料や施設使用料が徴求でき、ターミナル店舗の売り上げも上がるが、飛行機が飛ばなければ滑走路の維持費だけがかかり、また空港会社の職員は基本することがないので自宅待機になってしまう。

積みあがった赤字は地方空港の管理者が地方自治体の場合は自治体が負担し、それが民間空港の場合は倒産が頭をよぎる。

 すべてはコロナ騒動が収まれば元に戻る期待はあるが、問題はいつコロナが収束するかにかかっている。これは日本だけが収束してもダメで相手国も同時に収束してくれなければ飛行機の飛ばしようもない。
現在はアメリカ、ヨーロッパでコロナウイルスは猛威を振るっているが、次はアフリカと南アメリカそれと東南アジアの低開発国と中東の番で、このウイルスが収束するまではほぼ1年はかかると見なければならない。
その間航空会社は飛行機を飛ばすことができず、空港会社は滑走路にペンペン草がはえるに任すほか手の打ちようがなくなる。

 

 さらに問題はコロナが収束した後の世界のGDPは2020年がIMFの試算で▲3%だが、とてもこの程度で収まりそうもないことだ。

アメリカやヨーロッパが完全にロックダウンし、日本でも食料品関係を除けば、果敢に営業を継続しているのはパチンコ店ぐらいだから、これで▲3%で済むと考える方がどうかしている。

IMFの予想の前提は4から月6月の第2四半期が最低で、その後経済はV字回復することになっているが、そのようなことを演出できるのは統計処理の天才といわれる中国以外にはありえない。

 実際は本年度いっぱいは景気は落ち込んだままで、ようやく回復の兆しが見えるのはワクチンや治療法が確立される来年以降だろう。
その間飛行機は相変わらず駐機場に止まったままで、空港は飛行場の周りを飛び交うのはカラスだけという惨状を見ているほかはなさそうだ。
2020年、世界は中国のコロナウイルスで地獄を見ることになり、わけても航空会社と空港会社はその最大の被害者になるだろう。


 

 

|

« (2.4.26) 人類衰亡史序説 北朝鮮 その5  隠されていた真実   | トップページ | (2.4.28) 人類衰亡史序説 WHO その3  なぜ中国のポチか »

評論 人類衰亡史 業界 航空業界」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (2.4.26) 人類衰亡史序説 北朝鮮 その5  隠されていた真実   | トップページ | (2.4.28) 人類衰亡史序説 WHO その3  なぜ中国のポチか »