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(2.4.1)  人類衰亡史序説 日本 その11 東京厳戒 緊急事態宣言前夜

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 このところ東京都の感染者数は毎日70人前後になっており、感染大爆発の前夜になってきた。小池知事は「カラオケやライブハウス、および接待をともなう深夜の飲食業について外出を控えるように要望」したが、最初接待を伴う深夜の飲食業の意味がよく分からなかった。

接待を伴う深夜の飲食業って・・・えーと、えーと、ああそうか料亭やキャバレーやナイトクラブのことか・・・・
しばらく時間がかかったのは、私がそうした場所にいかなくなって、ほとんど40年近くたっていたからだ。

 東京や大阪といった大都市の感染者は、現在は40歳以下の若者が中心になり、31日の東京の感染者数78人のうち7割がそうした場所の従業員や客が感染者だった。小池知事としては感染の大爆発を抑えるにはそうした場所の出入りをストップさせなければならないとの強い危機感があるようで、安倍総理と会談し、緊急事態宣言の発令を懇願したようだ。
私のような年よりは外出の自粛が叫ばれれば、用がなければ家で静かにするのが普通だが、江戸の昔より歌麿の伝統のある中高年はそうしたことに耐えられないようだ。今や外出自粛の抜け穴が夜の接待文化に移ってきた。

 キャバレーやナイトクラブの環境は確かにコロナウイルスの蔓延にはうってつけの環境といえる。狭い空間にぎっしりと押し込まれ、空調はほとんど効かず、その道の女性に肌を押し付けれれて、鼻の下が伸びた男性はたちまちのうちにコロナの餌食になってしまう。
コロナがなんだ。あれは老人の病気で俺たちはかかっても免疫ができるだけだ」とうそぶいて歌麿をやめないので、小池知事としてはこうした感染者の増加を止めるためには緊急事態宣言によって、キャバレーやナイトクラブの営業を一時ストップさせるより仕方がないと判断しているようだ。

 キャバレーやナイトクラブのことで昔読んだガルブレイスの「豊かな社会」の一章を思い出してしまった。この本は経済学の専門書としてはベストセラーになるほど読まれた本だが、その中に「国防という幻想」という極めて興味深い一章があった。
詳細は忘れたが、イギリス空軍がドイツのハンブルグを空襲して、工場を含む街を焼き払った時のことだが、イギリスとしてはこれでドイツ軍の兵器生産能力が落ちると予測したが、反対に軍事産業の生産力が上がってしまったというパラドックスについて述べた章である。

 理由は戦争中であったがハンブルグの街には多くのバーやキャバレーといった遊興施設があり、戦争とは無関係の多くの男女がこの業界で働いていた。それがイギリス軍の空襲でそうした施設が焼け野原になったため、焼け出された人々が軍需産業で働くようになり、軍需会社の生産力があがって、ナチスドイツの戦争遂行に役立ったという内容だった。
私は思わず笑ってしまったが、この「国防という幻想」という章は第二版で削除されてしまったため(反論が多く出されたのだろう)、今は読むことはできないがとても印象深い内容だった。

 さて現在のコロナ対策はどこの国でもコロナ戦争と位置づけ、その抑え込みに躍起となっている。しかし現実にはバーやキャバレーといった遊興施設が数多くあり、ナチスドイツの例でいえばコロナ戦争を遂行するためにははなはだ無用の業界で、ここに出入りする歌麿がいる限りコロナ戦争に勝利できないということがだんだんと分かってきた。
小池都知事としてはこの戦争に勝利するために、感染防止に協力しない歌麿を一掃しない限り勝利の目がないと判断したようで、おそらく感染者が100名に達した段階で、東京都を封鎖することを考えているようだ。



 

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