« (2.4.15) 人類衰亡史序説 スゥエーデン その1 人類史上最大の実験 すべての人が感染したら・・・・・ | トップページ | (2.4.17)  人類衰亡史序説  中国 その8   なぜ武漢からコロナウイルスは拡散したか »

(2.4.16)  人類水節序説 航空業界 その1 あと何か月生き延びられるか?

2344_012

 もはやどうにもならないというところまで追い込まれている業界がある。航空業界である。ほぼすべての国が国境をとざし、外国人の入国もまた自国民の出国も許さないため、飛行機は駐機場でむなしく待機させられ、パイロットも客室乗務員も管制官も空港の販売員も全くする仕事がなくなりつつある。
成田空港などは二本ある滑走路を一本閉鎖しても、離着陸する飛行機はまばらでこれほど暇になったのは開設以来初めての事態だ。

 ANAもJALも4月の国際便は対前年比9割減少、国内便も6割の減少している。航空各社の手元資金はほとんどそこをつきつつあり、業界は政府に約2.5兆円の緊急支援を要請している。これとてもまだ楽観的な数字で最終的にどれだけの支援が必要になるかは見当もつかない。
海外からの日本への旅客数は3月に対前年比93%の減少になり、4月も同様の傾向が続いている。旅客が全く消えてしまった。
最もこれは日本だけでなくどこの国際空港も同じで平均して9割の減少になっており、もはや航空産業は存在してないも同様な状態になってきた。

 コロナウイルスの蔓延が収まるまではどこの国も国境を閉ざす以上の有効な対策は取れない。空港はほとんど閉鎖状態であり、飛んでいるのは自国民を帰国させるためのチャーター機や貨物機だけといったような状況で、入出国手続きのカウンターには人影がない。
このままいくと全世界で約4割の航空業界の従業員が失職するといわれており、その数は2400万人と見積もられている。

 日本では当初は2020年はオリンピックの年であったし、4000万人の外国人旅行客が日本を訪問すると想定していたが、1月こそまだ観光客はいたが2月は58%減、3月93%減と日を追って厳しくなり4月もほぼ3月と同様の状態が続いている
これではとても4000万人などという目標数字に到着するはずもなく、19年度の3200万人を大幅に下回ることは確実で、コロナウイルスの収拾が図られるまでは、月ごとに前年度比1割程度の旅客数しか見込めないだろう。

 それでもナショナルフラッグについては国家が挙げて支援をするだろうが、LCCのような弱小の航空会社についてまで政府支援は届かないと思われるので、さしも隆盛を誇ったLCC各社がバタバタと倒産するか身売りをするだろう。
航空業界が立ち直るのはこのコロナウイルス騒動が収束してからだが、それはワクチンと治療法が確立されなければ望むべくもないので、後1年程度は暗黒の状態が継続する。

 かつては花形産業ともてはやされた航空業界だが、ナショナルフラッグはLCCとの競争に負け、今はコロナに負けてしまい悲しいほどの衰退産業になってしまった。よもや21世紀のこの時代に人々が自宅に引きこもり、外出を自粛し、県外や外国に行くことを禁止される時代になるとは思わなかった。

今回のコロナが収束しても世界的規模のパンデミックは10年ぐらいの間隔で再び中国から発生するだろうから、もはや人々が自由に外国に遊びに行く時代は終わったようだ。

 

|

« (2.4.15) 人類衰亡史序説 スゥエーデン その1 人類史上最大の実験 すべての人が感染したら・・・・・ | トップページ | (2.4.17)  人類衰亡史序説  中国 その8   なぜ武漢からコロナウイルスは拡散したか »

評論 人類衰亡史 業界 航空業界」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (2.4.15) 人類衰亡史序説 スゥエーデン その1 人類史上最大の実験 すべての人が感染したら・・・・・ | トップページ | (2.4.17)  人類衰亡史序説  中国 その8   なぜ武漢からコロナウイルスは拡散したか »