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(2.3.12) 人類衰亡史序説 WHO その1 テドロス事務局長の失敗

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 WHOのテドロス事務局長がようやくコロナウイルスの感染がパンデミックであることを認めた。パンデミックとは世界各国で一斉に感染症が広まることだが、中国以外ではイタリア、イラン、韓国が医療崩壊に近くなっており、さらにフランス、スペイン、ドイツでも患者数はうなぎのぼりに増えている。
ドイツのメルケル首相は「今後ドイツ国民の60%から70%はコロナウイルスに感染する可能性があり、しかもワクチンも治療法も確立していない」と最大限の警告を発した。
アメリカのトランプ大統領は「イギリスを除くヨーロッパ国民の入国を今後30日間停止する」と驚くべき措置をとった。しばらく前までは「アメリカのコロナ対策は万全だ」と胸を張っていたのがウソのようだ。

 なぜここまでコロナウイルスの感染者数が増加したかというと、WHOのテドロス事務局長が中国の秘密主義に追随し常に事態を軽く見る発言を繰り返してきたからだ。中国が正式にコロナウイルスの感染を認めたのが昨年の12月31日だが、その後のWHOの対応は中国が発表する患者数と死者の数字をおうむ返しに発表し、さらに「渡航や交易を制限する理由は見当たらない」と事態を極小化して発表を繰り返していた。
あまつさえ中国を訪問し「中国政府がゆるぎなき政治的決断を下し、迅速で効果的な措置をとったかとに敬服する」などとおべんちゃらを言っていた。

 考えても見てほしい。この災厄を振りまいたのは当の中国政府であり、昨年12月には武漢周辺で正体不明の肺炎が蔓延していたが、その発表をした医師を逮捕監禁し12月末まで発表をしなかった。そのため、世界中に中国人旅行者が団体旅行をしてウイルスをまき散らしたのではないか。

どうして迅速で効果的な措置などといえるのだろうか。
さらに今回のウイルスの命名をCOVID-19などとなんの名称かわからなくしたのは、WHOが中国の意向を組んでのことであり、アメリカではこうした馬鹿馬鹿しい名称をやめて「武漢ウイルス」と命名している。

 テドロス事務局長はエチオピア人だが、テドロス氏がWHOの局長になれたのは中国の後押しがあったからで、さらにエチオピアは中国の一帯一路のモデル国で、中国の支援で高速鉄道や電力の救急網を整備してきた。テドロス氏はエチオピアの保健相や外相を歴任してきたが、こうした中国資本進出のエチオピア側の窓口だった。

さらにテドロス氏は中国の意向を組んで台湾をWHOのメンバーから締め出していたが、アメリカと日本の強いクレームによってようやく台湾はオンライン会合にのみ参加が認められた。何事も中国の意向を組むのがテドロス氏のスタンスである。


 しかしここまでコロナ感染が蔓延するとテドロス氏といえども中国の太鼓持ちでいるわけにはいかない。ようやくパンデミックであることを認めて世界各国に対応を要請した。しかしここまで感染が拡大すると世界でできることはトランプ氏のように国境を封鎖してコロナ患者を入国させないことぐらいだ。

 

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