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(2.3.7)  人類衰亡史序説 日本 その7

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 今国境が次々に閉鎖されようとしている。日本人の入国を全面的または部分的に拒否している国や地域はほぼ22か国に及んでおり、一方中国や韓国といったパンデミック地帯からの入国者はほぼ100か国で入国を拒否されている。

しかもこの入国拒否はだんだんとエスカレートされていて、イタリア、イランも中国並みの入国拒否リストに載ってきた。
さらに今日本もターゲットにしようとアメリカが検討しているが、そのアメリカに突如と言っていいほどの感染者が激増し始めた。現在の感染者数は150名程度だが、アメリカでは検査体制が整っておらず自宅待機者が多数いるため、本格的な検査が始まるとその数は爆発的に増加しそうだ。アメリカ人も入国拒否リストに載るかもしれない。

 ヨーロッパもイタリアだけでなくフランス、ドイツ、スペインが日本並みの感染者数になってきており、世界中で感染者が増加し始めている。そうなれば一部地域の入国者を制限するだけでは追いつかず、国境をすべて閉鎖し海外からの入国をすべて拒否しなければならなくなる。この措置をとっているのが北朝鮮で金正恩氏は先見の明があったと評価されているほどだ。

 山崎経済研究所の山崎所長がさかんにブログで述べていることは、21世紀に入り人類が衰退期に入るということで、その典型的な特色は人口減とGDP減だと述べていた。

人間は裕福になると子供を産まなくなりその結果人口が減少し、同時にGDPも減少していくというのが山崎所長が描いたシナリオだが、コロナウイルスのパンデミックが人類の衰亡を早めるとは思いもよらなかったようだ。
中国では武漢を中心に生産は完全にストップしており、その他の地域においても農民工を中心に労働者が工場に戻らず、習近平氏の必死の呼びかけにかかわらず工場は閑散としている。中国のGDPは加速度的に低下しているが国家統計局の奮闘で今年のGDP伸び率はほぼ6%となることになっている。国破れて統計局ありだ。

 中国だけでなく韓国も同様で部品を中国に頼っている自動車産業を中心に生産は大幅に縮小している。日本も部品を中国から輸入している企業は韓国と同様の状態だ。

中国経済の急ストップに伴い鉱山資源を中国に輸出しているオーストラリア、ブラジルといった国も輸出が停滞し原油や鉄鉱石やアルミといった工業原料が軒並み低下局面に入ってきた。

ニューヨークダウも乱高下しているが、最高値から3000ドル近く値を下げている。

 世界のGDPの拡大は中国のパンデミックにより終わったのではなかろうかと市場も認識し始めた。中国と関連する工場は開店休業、また中国や韓国の旅行者は完全に締め出されているので、観光業や運輸業は閑古鳥が鳴いている。これでGDPが拡大するのは国家統計局のある中国だけだ。

国境はますます高くなり、ヨーロッパではイタリアとの国境が遠からず封鎖されるだろう。中東ではイランの締め出しが激しいがイランが、イエメンのフウシ派にひそかに革命防衛隊を派遣しているので、そうした場所を中心にコロナウイルスの蔓延が発生するはずだ。

コロナウイルスの拡散状態でイランの革命防衛隊の支援状況がわかる。

 やはり山崎所長の言うように、人類の拡張は最高点に達しこれからは穏やかな衰亡が始まるのだろう。人々の往来がなくなり世界貿易が縮小し、人々は自分の生まれた共同体でひっそりと暮らすようになるが、これが新しい中世で風の谷のナウシカのような世界が予想される。
GDPの時代の終焉だ。

 


 

 

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