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(2.2.18)  人類衰亡史序説 日本 その5

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 ついに日本においてもイベントが次々に中止になってきた。中国ではあらゆる催し物が中止でそもそも人が集まることが禁止されているが、日本でも同様の措置がとられ始めた。

東京マラソンといえば日本で最も大々的なイベントで、約4万名のランナーと150万人の沿道応援者がいて、経済効果は150億円と見積もられていたが、その経済効果が吹っ飛んでしまった。
国技館では5000名の第九コンサートが予定されていたがこれも中止になり、私が前に走ったことがある三浦国際市民マラソンも中止になるという。
また天皇誕生日の一般参賀も中止になってしまった。

 それだけでなくNTTや東芝やソフトバンクといったIT企業がテレワークを実施することになり、NTT20万人、東芝8万人が自宅作業になる。人が集まればどうしてもコロナウイルスの感染を防ぐことができず、それならば家で仕事をしてもらおうということだが、おかげで東京都内の交通機関や飲食店は相応の影響を受けるだろう。

コロナウイルスを世界中で恐れているのはこのウイルスを抑える医薬品がないからで、もっぱらうがいと手洗い、そしてマスクの着用が唯一の対処方法だ。「それなら無理して外出などしないほうがいいや」ということになり経済活動は徐々に火が消えたようになってきた。


 中国では武漢やその周辺の最も感染者が多い地域には外出禁止令が出され、まさに戒厳令下の都市のようになっている。食料等の調達はどうしているのかと心配になってくるが、人民解放軍の兵士が懸命にディリバリーをしているそうだが、実態は相当厳しそうだ。

武漢だけでなく北京や上海でも地下鉄はガラガラだし通りに人影が見当たらない。食事は多人数でしてはならず、催し物は一切禁止になっている。
これでは経済活動などは完全に停滞しているといっていい。

 日本はクルーズ船の感染者を含めると中国に次ぐ感染国になってしまい、海外からの観光客も減少し始めた。2020年には約4000万人の観光客を見込んでいたが、昨年(3200万人)より下回ることも予想しなくてはならなくなってきた。

オリンピックが開催されてもコロナウイルスを恐れて観光客が来ない場合は会場に観客を入れることを中止して選手だけの競技になるかもしれない。

人が集まることを禁止すればそうした措置もとられる可能性がある。

 今催し物を中止しているのは火元の中国と感染者数が増加している日本、それに中国との関係が深いシンガポールや香港だが、このパンデミックが収まらなければアジアを中心にあらゆる催し物が中止に追い込まれるだろう。

世界は逼塞し海外旅行など基本禁止になり、クルーズ船も乗客がいなくなってしまうからむなしく港に停泊したままになる。

飛行機もガラガラで、収益率の低いLCCはバタバタと倒産してしまい、ホテル業界や旅館業界は真冬のマローズが吹きすさぶ。

大相撲もプロ野球もサッカーも会場には観客が入れず、もっぱら選手だけになって人々はテレビの観戦しかできない。


 日本は昨年10月から12月までの第4四半期のGDP伸び率が前期比▲1.6%で年率に直すと▲6.3%になるが、20年度の第一四半期のGDP伸び率もマイナスが予想され、年間を通してもマイナス成長になる可能性が高い
私は前からこのブログでGDPの時代の終わりを予測してきたが、まさかコロナウイルスのような感染症で世界の成長がストップするとは思いもしなかった。リーマンショックのような金融クライシスが引き金になると思っていたからだが、中国発感染症で世界が凍え上がるとは予想外だった。

 一部識者はコロナウイルスが収束すれば再び成長軌道に乗ると楽観的に考えているようだが、火元の中国が立ち上がれないほどの痛手をこうむっているからその予想は外れるだろう。中国頼みの韓国やドイツは親亀がこけたら子亀もこけるのたとえでマイナス成長が続き、また日本もオリンピックを含めイベントが自粛か中止になった影響で経済停滞が続くだろう。
世界経済はリーマンショックの後のような状況だが、あの時は中国が約60兆円の公共投資に金をつぎ込み、世界経済を救ったがもう白馬の騎士はいない。21世紀、ついに世界経済はマイナス成長の時代に突入した。

 

 

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