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(1.11.2) ようやく正気になったオリンピック主催者。 マラソンと競歩を北海道開催に変更。」

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 東京オリンピックのマラソンと競歩が札幌で開催されることになった。実に喜ばしいことである。真夏の東京で冬の競技であるマラソンや競歩を行うことは初めから無理があった。何しろ東京の真夏はほとんど亜熱帯であり、それも毎年毎年暑さがひどくなっている。それでも生きていられるのはクーラーの入った室内に避難しているからで、外に出れば灼熱地獄のようなありさまだ。

 小池知事は是が非でも東京でマラソンと競歩を行うと粘っていたが、IOCに押し切られた。
選手の生命が危険にさらされるような環境で競技を行うことは人道問題だ」というのがその主張で最近行われたドーハでの世界陸上ではマラソンを真夜中に実施したのの関わらず、選手が暑さのために次々にリタイアしてしまった。
こりゃだめだ。熱帯や亜熱帯で夏場にマラソンや競歩を行うのは生死にかかわる」IOCが驚愕して東京主催を札幌にかえさせた。

 私はマラソンが趣味だったから真夏のマラソンのひどさをよく知っている。かつてトランスエゾという北海道縦断マラソンに8月参加したことがあったが、地面はフライパンのように熱くなっており足がやけどをしそうだった。あまりの暑さに水道を見ると頭から水をかぶって体を冷やしたが、滝に打たれる修験者のようにかぶってようやく生気を取り戻した。北海道でさえそれほどひどいのに東京で開催するなどとはきちがいじみている。

 小池知事は当初ボート競技やその他の競技を盛んに他県で開催させようとして奔走していたが、今度は一転して東京開催を主張するのには笑ってしまった。もともとオリンピックに興味がなく自身の権力を行使したかっただけだが、今では他人事でなく自分の仕事になったとたん「東京都民のマラソン準備状況等を考慮すると札幌開催には賛成できない」などとしおらしくなって、ようやく都知事としての自覚ができたようだ。


 地球温暖化の猛威はとうとうオリンピックにも影響を及ぼすようになり、亜熱帯での夏の大会は不可能になりつつある。競技場等はドームで冷房もきいているから支障はないが、外で行う競技は全く実施が不可能になってしまった。マラソン、競歩、馬術といったところがそうでトライアスロンもマラソンはきついだろう。

馬術は馬が暑さのため心臓麻痺を起こすからで高価な馬が競技中に死んでしまったら馬の保有者は浮かばれない。


 いまだに不思議なのは夏の大会を8月に行うことで、かつての東京オリンピックは10月開催だった。日本の10月は最も気持ちのよい季節で古関祐而氏のオリンピックマーチの鳴り響く中でさっそうと登場した日本選手団の姿は今でも忘れられない。
しかし8月開催を強行すればそうした姿を見ることは炎天下では無理だ。暑さを避けなければ競技に支障が出るから選手行進も旗手だけになってしまい残りの選手はクーラーのきいた部屋で入場行進を見ているなどという風に変わっていくだろう。

 地球が猛威を振るいだしてから久しい。日本は相次ぐ台風被害でその後処理に大わらわだが、何しろ毎年過去に例を見ない風や雨に見舞われるのだから対処のしようがないというのが実情だ。
オリンピックも例外でなく、真夏の開催などに固執すれば屋外競技は実質的に開催ができなくなってしまうことは間違いない。
 

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