« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月

(31.3.15) コンビニ24時間ビジネスモデルの崩壊

Photo 

  今コンビニ業界が24時間営業の是非でもめている。問題の発端は東大阪市のセブンイレブンのオーナーが、働き手が確保できないので営業時間を朝6時から翌日1時までに短縮して営業を始めたことによる。
これに対しセブンイレブン本社がかみついた。「契約では24時間営業をすることになっているので、時間短縮をつづけるならフランチャイズ店の契約を解除し、1700万円の違約金を支払え」と迫った。

 だがこのオーナーは果敢にもマスコミを通じて反撃し「実際に働くものが確保できない以上営業短縮しなければやっていけないし、もし続けるとすれば自身が24時間労働をするしか方法はなくこれは人権問題だ」と主張した。
24時間営業が実際にはできなくなっていたからだ。
コンビニで24時間営業が始まったのは日本がまだ高度成長をしていた1975年ごろからだったが、当時は日本の人口構成も若者が多く深夜に活動する人間が多かったから、時流に乗って瞬く間にほとんどのコンビニがこの方式を採用した。

 便利でしかも24時間営業が売りだったし、アルバイトの学生を採用するのも容易だった時代のことである。しかしそれから約半世紀が経過し、世の中がすっかり変わってしまった。
人口は大都市以外は減少に転じ、しかも老人比率が劇的に増加したため、今は夜間に活動する人口が急激に減少している。
簡単に言えば老人は夜中に活動しない。私なども暗くなれば家に引きこもって夜間外出することは絶対にしない。足元がおぼつかないし、視力も落ちて鳥目だしまた外出する理由は全くない。

 さらに老人が増えて若者がいなくなればアルバイト学生もいなくなる。今回のオーナーの場合はアルバイトを募集しても全くやってこないため、自身が24時間労働をする羽目になったようだが労働力も日本からなくなっているのだ。
お客はこないし、従業員はいないし、一人で店番することにオーナーが嫌気をさしたのは当然なのだ。
何かが間違っている・・・・・・・・・・・24時間営業する理由がわからない・・・・・

 24時間営業とは若者文化であり、日本のように老人が毎年のように増加した老人社会ではビジネスモデルとしては成り立たなくなりつつある。
ローソンは社長が24時間営業の見直しを行うと表明したが、セブンイレブンは原則は曲げないとまだ頑張っている。
しかし客はいなくなり従業員がいなくなれば精神論だけで営業を続けることは不可能だ。
老人が主体の社会は夜間営業は全くむかない。
高度成長が終わり、若者がいなくなり老人ばかりの社会になれば夜は静かに眠りにつくのだ。

| | コメント (0)

(31.3.4) 韓国文大統領の落胆 くそケソン工業団地の再開はだめか!!

Dscf6511 

  思わず笑いこけてしまった。先日行われた米朝首脳会談の決裂について、トランプ大統領や補佐官が「会談は大成功だった」と強弁していたからである。
しかしこの会談は客観的に見ればボタンのかけ間違いと言っていいほど惨めな結果に終わった。
トランプ氏としては北朝鮮がアメリカにとどくICBMの実験をやめ、とりあえず核施設の廃棄を約束すれば人道支援に限って制裁解除を行うつもりだったようだが、北朝鮮はトランプ氏の妥協的態度を見透かし武器を除くすべての制裁解除を要求し、その見返りはミョンビョンの核開発施設の閉鎖だと提案してきた。

 ミョンビョンの核施設とはアメリカのCIAが「何度も核実験を行ったためもはや使用に耐えなくなった」と推定しているあの核施設のことである。実際の核施設は温存しおんぼろになった核施設だけを廃棄するという何とも虫のいい提案だ。
トランプは外交成果に焦るあまり、確実にこの提案に飛びつくはずだ」と金正恩は楽観的に考えていたようだが、さすがにこわもてのネオコンのボルトン補佐官の目はごまかせなかったようだ。
トランプ大統領はあまりに虫のいい提案にいかって会談の席を立ち、昼食会は取りやめになってベトナム料理のシェフをがっかりさせてしまった。

 金正恩の見込み違いはトランプ流の交渉術に慣れていなかったことにある。トランプ氏はにこやかに金正恩氏をほめたたえ、最高の指導者だなどとお世辞まで言うものだから、「こいつは簡単にだませる」と思ったようだが、にこやかに握手をしてテーブルの下で足をけりあうのがトランプ流西欧流)なのだがそれを知らなかったようだ。
金正恩氏が知っている交渉術は旧ソビエトロシア流共産党流)というもので、まずなんでも「ニエット」といってけんもほろろな態度をとり、相手の交渉者がイカって帰国する寸前で「ダー」というのが交渉だと思っている。あのソビエトロシアのミコヤン副首相がミスターニエットと呼ばれたこわもての交渉術である。

 だが今回の米朝会談の失敗で最も落胆したのは隣の韓国大統領文氏だ。文氏としては会談が成功すればすぐにケソン工業団地を再開し、金剛山の観光事業に協力し、韓国資本家のお尻をたたいて北朝鮮内に工場を建設させ、南北縦断鉄道を開通させようとしていたのだからすっかり当てが外れた。
トランプ大統領からは「制裁解除はあいならん」とくぎを刺されさらに「日本に対する敵対的行為は北朝鮮包囲網のほころびになるのでするな」とまで言われたようで、直後に行われた三・一独立運動の記念式典は日本非難の大演説をするつもりが、「未来志向」などと文氏には全く似合わないフレーズでさえない演説をする羽目になってしまった。

くそ、米朝会談は失敗か!!!北朝鮮と組み中国のバックアップで日本を抹殺する戦略がこれでは台無しだ。従軍慰安婦や徴用工問題で、日本企業を韓国から締め出し、日本の哨戒機にレーダー照射で脅しをかけて最大限の挑発を行ってきたのに、また振り出しかい・・・・・・」ひどい落胆に陥っている。
文大統領としては南北の戦争の終結宣言を受け、大々的な投資を行い韓国を実質的に北朝鮮に売り渡すつもりだったが、その戦略が頓挫してしまった。

 左翼とは社会主義や共産主義と聞くと舞い上がってしまう人種を言う。かつて日本社会党は非武装中立論を党是としていたが、「もしロシアが攻めてきたらどうする」と問われ「その時はもろ手を挙げてソビエトを受け入れる」といっていた。
文大統領も北朝鮮が好きでたまらない人種で、「ピョンヤンこそ心のふるさと」と韓国を北朝鮮に売り渡してもいいとまで考えているようだ。
だがその目論見も頓挫した。アメリカの指示もあり仕方なく日本に対するファナティックな攻撃は少し控えなくてはならなくなくなった。
それが三・一独立運動の式典での、全く文大統領らしくない心に反した「未来志向」発言である。

 

| | コメント (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »