(31.2.20) ファーウェイのルーターが我が家にやってきた。大変だ!!
私が我が家のネットワーク環境を有線からWiMAXの無線にかえてほぼ20日が経過した。
通信速度は NTTの光回線より劣るがまずまずのスピードで日常の作業には支障ないのだが、次なる心配事が始まった。
送られてきたルーターが、今問題になっているファーウェイ製品なのだ。
「これは世界中で最も危険といわれているルーターじゃないか。なぜWiMAXは中国製を使っているんだ・・・・・・・・」
現在ルーターの出荷数ではファーウェイが世界を席巻していることは知っていたが、まさか自分がファーウェイを使用するようになるとは思いもよらなかった。
「このままの設定では中国政府の餌食になってしまう。自分の情報はたかが知れているから中国政府に知れても支障はないが、このルーターを経由してサイバー攻撃に利用されたら大変だ・・・・・・」何とも不気味な気持ちになった。
今日本政府が国家を上げて対処しようとしていることの一つに、このファーウェイ製品のルーターを使用したサイバー攻撃の防御がある。すべてのインターネットに接続されているルーターのパスワードを向こう5年間で政府が調査し、初期設定のままのパスワードや簡単に見破られるパスワードの変更を国民に促すという。
「これは大変だ。何とかルーターのパスワードを変更しなければ・・・・・だがどうやって変更するんだ・・・・・・」
WiMAXからルーターと一緒に送られてきた説明書を読んでもさっぱりわからない。どこにも書いてないのだ。
「どうしよう・・・絶対にパスワードを変更しなければならないのに、その変更画面がみつからないじゃないか・・・・・・・」
インターネットの検索でWiFiを使用している場合のルーターのパスワードの変更方法を調べてみたが、どれも小難しいことが書いてあってさっぱり何をすればいいのかわからない。
あきらめ加減になって止めてしまいたくなったが、ようやくWiMAXのホームページを見ればいいことに気づいた。
すぐに気づくべきなのだが、何しろ私のシステムセンスはあまり評価できないので気づくまでに時間がかかるのだ。
さすがにWiMAXのホームページには設定変更方法が説明されてあったが、その変更画面が見つからない。
「おいおい、これではどこで変更したらいいのかわからないじゃないか・・・・」
思いあぐねながらあれこれ設定方法を探していたら、急に警告画面が出てきた。
「あなたのパスワードのレベルは最低ランクなのですぐに変更するように」という警告メッセージだ。
「おお、これだこれだ。何がなんだかわからないがようやくパスワード変更画面が出てくれた」
こうしてこのパスワード変更をするのにかれこれ3時間程度もたってしまったが年寄りのシステム作業というものは時間がかかるのだ。
まあそれでもルーターのパスワードを初期設定のままにしておかなくて済んだので、中国政府の餌食にならなくて済みそうだ。
しかし中国製品の浸透は恐るべきものがあるとつくづく感じ入ってしまった。
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