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(30.10.15) 韓国が中世に突入する。文在寅政権の徳政令

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 21世紀が中世の時代
だとこのブログで何回も述べてきたが、韓国が中世真っただ中に突入しようとしている。
文在寅政権徳政令を発布する準備に入ったからだ。
徳政令の内容は100万円以下の借入で10年以上返済が滞っている債務を国が一括購入して借金棒引きにするのだそうだ。
対象者は約123万人、対象金額は約2兆円規模だという。

 対象者はもちろん大喜びで「さすが文在寅大統領は庶民の味方だ」と熱烈歓迎しているようだが、もちろんおさまらない人も多い。
え、なんで100万以下なんだい。俺の101万の借金はどうしてくれる!!」
実際実施するとなると徳政令は棒引きの基準が難しい。123万人以外の国民がブーイングを始めると対象を広げなくてはならなくなるが、広げれば広げるほど政府の負担は大きくなる。

 もちろん政府が全額保証せず金融機関に半額負担させるといった方法もあるが、今度は中小の金融機関が倒産してしまう。今でさえ韓国の経済状況は最悪なのに、金融機関の倒産が始まって失業者があふれるようなことが発生すると、今度はその対策で膨大な国費が必要となる。
しかも国は日本と同じで借金地獄になっており(ただし統計操作で実態を隠している)とても国費を無限に投入できる状況ではない。

 この徳政令というものは中世に特有のもので、日本では鎌倉・室町時代に幕府がこの徳政令を頻発している。
ヨーロッパでは産業革命以前に教会が徳政令を出しているが、いづれも金融業者を悪徳商人とみなして、一種の懲罰を与える目的で徳政令が出された。
この金貸し業を悪徳業とみなすのが中世の特徴で、特にヨーロッパではまともな人間のすることでないとみなされていたため、金貸し業はユダヤ人の専売特許になってしまった。

 しかし資本主義経済が発達するにしたがって、金融業は経済を支える柱の一つと考えられるようになり、日本においても金融機関は最も安定した職場として最近まで若者に人気があった。
私もある金融機関に就職したが、給与条件は相対的によく社宅等も完備されていたのを思い出す。
この金融機関を悪徳商人とみなすか経済の主要プレーヤーとみなすかの対応が中世と近代の分かれ目となる

 だが21世紀に入り金融機関はその役目が終りつつある。最大の理由は金利がほぼゼロに張り付いておりお金に新たな富を生む価値がなくなってきたからだ。
アメリカもEUも日本もそして中国もカネを大量に印刷していて、ジャブジャブにお金が市場に出回っている。
そのため金に価値がなくなり金利がゼロかマイナスにまで落ち込んで金融機関の存続が不可能になってきた。
金融機関が存在意義を失い再び中世に逆戻りしはじめた。

 文在寅政権は徳政令を発布して庶民を救い、悪徳金融機関を淘汰しようとしている。韓国から今金融機関が消え金融という仕事がなくなりつつある。そして経済は衰微していくが誰もが貧しかったあの牧歌的な社会が出現すると韓国人は狂喜している。。




 

 

 

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コメント

お邪魔します。
 中世ではお上や教会が借金の棒引き等を行っていたと聞いていますが、一方では西洋中世では借金が払えない場合には刑務所に入れられる場合もあったと聞いた事がありますし、「借金のかたに娘を女郎屋に」というのは日本にもありました。そういった事が頻発すれば人々は犯罪に走ったり、暴動を起こしたり、あるいは村とかを捨てたりしかねないので、そういったものへの「安全装置」として「徳政令」があったのではと思います。その意味では破産手続きがある近現代の方が借り手は守られているでしょう。そうして借り手が守られたのは、「経済成長があれば、多少の回収不能があっても、その埋め合わせがあり得る」からと思われますが、経済成長が行き詰まれば「確実に回収しなければ損をするのは自分達」になる可能性が増大するので、今迄程には借り手は保護されなくなっていくでしょう。
 未来の世界は「極一部の債権者と、大多数の債務奴隷の格差社会」になるかも知れません。債務奴隷になるのも放蕩とかではなく、「家族の中で大病を患う者が出た」事とかで。

投稿: ブロガー(志望) | 2018年10月22日 (月) 23時33分

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