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(30.7.14) けが対策を無視した大相撲に未来はない。横綱も大関もいなくなりつつある。

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 私は昨年9月の記事で大相撲が崩壊過程に入ったことを記載したが、それがだれの目にも明確になってきた。
何しろ相撲が取れる横綱が一人もいなくなり、また今場所最も期待された新大関の栃ノ心さえもケガで休場してしまったからだ。
残ったのは豪栄道と高安といった今場所負け越せば大関陥落のがけっぷち大関の二人になってしまった。

注)昨年9月の「大相撲崩壊論」は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/29915-da88.html

 一般の人は毎日満員御礼が続いている大相撲が崩壊するとはとても思われないかもしれないが、実際は相撲をとれる力士が実質的にいなくなっている。
稀勢の里は1年前の日馬富士との一戦で土俵下に転落し右肩を酷く損傷した結果、もう相撲をとれる状態ではない。まともに横綱を務めたのは1場所だけで、その後は休場を繰り返している。本人は「来場所進退をかけて出場する」といっているが、とても勝ち越せそうはないから横綱引退になってしまうだろう。
白鵬は足の裏にけがを抱えていて、土俵外でちょっとつまずいただけで相撲が取れなくなってしまったし、鶴竜は満身創痍でかつての付け人の阿炎に負けただけで精神的に追い詰められ古傷が一斉に痛み出した。
そして今度は右足に爆弾抱えている栃ノ心が右足親指を痛めて休場だ。

 稀勢の里以外はさしたるケガには思われないのだが、実際は毎場所けがを押して出場しているためほんのちょっとの打撲で土俵に上がれなくなってしまう。
現在出場している大関の豪栄道や高安もいつけがで休場するかわからないような状況だし、
人気力士だった宇良などは手術の結果が思わしくなく三段目まで落ちてしまい、いつ廃業するかといったありさまだ。

 こうした怪我人のオンパレードになった責任はすべて相撲協会にある。何度も同じことをいうが、相撲ほど力士(選手)のけが対策を無視している競技はない。
一番ひどいのが60cmもある土俵で、土ではあるが塩で固められて岩塩と何ら変わりがない。そんなところで裸のまま格闘技を行っているのだからけがをしないほうがおかしい。
かつては相撲のかなりの部分が八百長だったから、互いにストーリーができておりその通りにとっていたのでケガもしなかっただけだ。

 なぜ相撲は観客が砂被りといった力士が転げ落ちてくる場所に平然と座っていられるかといえば、所詮は八百長であたかも歌舞伎を最前列で見ているのと変わりがなかったからだ。
しかし現在の大相撲は八百長が警視庁にばれて世間の指弾を受けた後は基本としてなくなり、ガチンコ相撲になっている。
それなのに何らケガ対策を相撲協会は講じないから力士はけが人ばかりになってしまった。
稀勢の里は横綱一場所しか持たず、今また栃ノ心が大関になったとたんに陥落の危機だ。

 私は昨年9月の記事で大相撲は3年以内になくなると予言したが、力士のけが対策を実施しなければ必ずそうなることが明らかになってきた。

 

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