« (30.2.20) これほどまでに人間性溢れたスケーターがいたとは・・・・・・・小平奈緒選手 | トップページ | (30.3.5) 左翼ボーイ文大統領の幻想に振り回されている世界政治 »

(30.2.24) コーチの時代 優秀なコーチがメダリストをつくる

2328_013 

何事にも先達はあらまほしきことなり」といったのは徒然草の兼好法師だが、今回の平昌オリンピックを見てその感を深くした。
この場合先達とはコーチのことだが、優秀なコーチの指導を受けた選手はメダルに次々に輝いているが、そうでない選手はあえなく敗退することが多い。

 例えば男子のフイギユアスケートで羽生選手が金メダルをとったが、このコーチはカナダ人のブライアン・オーサー氏だ。ブライアン氏は同時に3位になったスペインのフェルナンデス選手のコーチも務めているから教え子が一位と三位に入賞したことになる。
ブライアン氏は過去に韓国の女子金メダリストのキム・ヨナ氏も指導しているから、「彼が指導すれば必ず金メダル」との評価が定まったようなものだ。

 また今回はスピードスケート女子の活躍が目を見張るがこのコーチはオランダ人のヨハン・デビット氏だ。デビット氏がオランダ流の指導法を持ち込んで体調管理までうるさく指導したおかげで女子団体追い抜きパシュート)ではデビット氏の母国のオランダ勢を蹴散らしてしまった。
世界でも瞠目されたこの快挙は夏のオリンピックの男子400リレーで日本が二位に入賞した快挙に匹敵する。
また、女子カーリングでは世界4強まで上り詰めており、私などスキップ(主将)の藤澤選手の一挙手に手に汗を握って見入ったものだ。
この女子カーリングが強化されたのはカナダ人のリンドコーチの指導のたまものだ。
金メダルの陰には必ず優秀なコーチあり」といった状況になっている。

 一方で今回の競技ではスキー男子ジャンプなどのかつて世界をリードした競技が全く振るわなかった。これなどは日本式の指導法に固執しているためで次のオリンピックに向けて、ジャンプ最強国のコーチを招聘して指導法を変えない限り復活は難しいとしみじみ感じる。
勿論日本にも優秀なコーチはいて、例えば冬の競技ではないが女子マラソンの小出監督などはメダリストを何人も輩出しているし、水泳の平井コーチも日本水泳界が世界で戦えるレベルに引き上げることに成功している。
だからどこの国籍のコーチであろうと、日本がオリンピックで活躍するためには世界の最強国のコーチを招いて指導を仰ぐのが適切で、そうしない限りメダルに届くことはない。

 話は異なるがコーチの重要性は勉強の世界でもいえて、いかに優秀なコーチにつくかでその子供の一生が決まるといっていい。特に高校生レベルになると理解しなければならないレベルが格段に増加するのだが普通の子供は何をどの程度理解したらいいのかさっぱりわからないものだ。
たとえば現在の高校の英語教育では相も変わらない文法授業が花盛りだが、こうした知識は実社会では全く必要ないもので(アメリカ人が文法を意識して会話しているなど聞いたこともない)、一方で会話力や聞き取り力(コミュニケーション能力)こそが英語を学ぶキーになっている。

 また国文法や古文法も国語教師にとって生徒をいじめる格好の手段だが、こうした知識も本来不要なものだ。学校教育は一世代古い手法のままだが何が必要な知識で何が不要かを明確に教えて必要な知識習得に邁進させるのもコーチの仕事だ。
特に大学受験を控えている場合は希望校に受かる科目の強化が必要になり、捨てるものは捨てることが必要で何でも学べばよいというようなものではない。
限られた時間内に必要最低限の知識を効率よく習得させるにはかなりのスキルが必要だが、コーチがいないと何をどうしたらよいか途方に暮れる。
何事も先達はあらまほしきことなり」だ。

注)学校の教師はギルド制に守られており、教師がいるからその教師のための勉強を強いている。何度も言うが英文法や国文法や古文法に異常なほど力を入れるのは教師の飯の種を確保するためだ。

 


 

 

 

 

|

« (30.2.20) これほどまでに人間性溢れたスケーターがいたとは・・・・・・・小平奈緒選手 | トップページ | (30.3.5) 左翼ボーイ文大統領の幻想に振り回されている世界政治 »

スポーツ 平昌オリンピック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (30.2.20) これほどまでに人間性溢れたスケーターがいたとは・・・・・・・小平奈緒選手 | トップページ | (30.3.5) 左翼ボーイ文大統領の幻想に振り回されている世界政治 »