« (29.3.11) またも逮捕投獄か韓国大統領 汚職は韓国の病巣 | トップページ | (29.6.13) どちらに転んでも崩壊目前の韓国  アメリカか中国か、それが問題だ!! »

(29.3.12) 南スーダンからPKO部隊が撤収するのは当然だ。 日本がPKOに部隊を派遣しても何の役割もない

Dscf0018 

 南スーダンに派遣されているPKO部隊がこの5月に撤収するという。現在陸上自衛隊の施設部隊約350名が派遣されており、首都ジュバを中心に主として道路整備を行ってきた。すでに5年が経過しており約210kmの道路整備を行ったそうだ。
南スーダンは昨年7月以降ひどい内戦状態になっており、政府軍と反政府軍がそれぞれ民族浄化作戦を実施して約150万人に上る難民が発生していると国連は推定している。

 政府は首都ジュバ周辺は比較的治安が安定していると説明してきたが、政府側が懸命に防衛しているからでいつジュバで戦闘が起きても不思議でない状況になっている。
派遣された施設部隊の日報にも「戦闘」という言葉が記載されており、民進党が「参加5原則の一つの停戦合意」が守られていないと追及していた。
政府答弁は「首都ジュバ周辺は比較的安全だ」というものだが、実際は一触即発の状態であり施設部隊の安全の確保もおぼつかない状態だった。

 PKO部隊が戦闘地帯から逃げ出すというのもいささかおかしいが、PKOといっても施設部隊と戦闘部隊は異なっており施設部隊の主要な装備はブルドーザーだから実際の戦闘に巻き込まれたら逃げ出す以外に対応のしようがない。
何しろ政府軍も反政府軍も戦車等を繰り出して戦闘をしているのだから、自動小銃程度の軽装備の自衛隊が対抗できる相手ではないのだ。

 だから施設部隊を撤収させるのは当然なのだが、内戦が勃発すると戦闘部隊を含めてPKOの役割は実際は終る。ISとイラク軍部隊の戦闘を見てもわかるように、こうした状況になると国連軍でなくロシアやアメリカが直接戦闘の支援に出てきて最新兵器で空爆を行っているが、停戦を維持するためにはより強力な軍隊の出動が必要で国連軍といった弱小部隊がいても何の役割もないのだ。

 実際の国連軍の主体はアフリカ各国から派遣された軍隊で、アフリカ各国はどこも貧しくこの国連派遣軍が政府にとっていいカネのなる木だから派遣しているのであり、国際的アルバイトといっていい。
もちろんアルバイトだから危ないことは一切したがらないし、実際昨年7月の内戦が始まるとPKOの指揮権を持っていたケニア部隊が逃げ出したので、国連事務総長は怒ってケニアの司令官を更迭している。

 このように国連のPKOとは互いに停戦をしたときにその停戦が守られているかの監視をするだけで、再び戦闘が始まればその役割は終える。
後は戦闘をそのまま放置して逃げ出すより仕方なく実際装備も停戦期間だけ有効な軽装備で戦闘参加など夢のまた夢だ。

 一般に国連のPKO活動というと日本人は何か華々しい平和維持活動で国際貢献の極みぐらいに思っているが、実際は平和な時だけ有効で内戦が再発すればすぐに逃げ出すほどの弱小部隊だから、平和の維持監視はできても平和をもたらすような強力な武力は全く持ち合わせていない。
国連活動などといって肩に力を入れて行っても仕方がなく、こうしたことはアフリカの貧しい国のアルバイトだと割り切って日本は撤収する現実感覚が必要だ。


 

|

« (29.3.11) またも逮捕投獄か韓国大統領 汚職は韓国の病巣 | トップページ | (29.6.13) どちらに転んでも崩壊目前の韓国  アメリカか中国か、それが問題だ!! »

評論 世界 国連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (29.3.11) またも逮捕投獄か韓国大統領 汚職は韓国の病巣 | トップページ | (29.6.13) どちらに転んでも崩壊目前の韓国  アメリカか中国か、それが問題だ!! »