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(29.3.19) 地下水の汚染が当たり前なのになぜ騒ぐ。 豊洲小池劇場

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 やはりというか当然なのだが豊洲の地下水の追加調査で基準を上回る100倍のベンゼンとシアン化合物が検出された。
都は2014年以降9回のモニタリング調査を実施してきたが、8回目までは全くと言っていいほどベンゼンもシアンも検出されなかったのに、昨年12月の9回目の検査ではほとんどの地点からベンゼンやシアンが検出されて関係者を驚愕させた。
なぜ8回目までは全くと言っていいほど有害物質が出なかったかといえば、都の担当部長がモニタリング結果についてチェックを入れていたからである。
この辺りの経緯は前に記載した。

注)モニタリング結果がどうして相違するかの説明は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/pppp-2.html

 慌てた都が37箇所に限って追加調査を実施したのだが、あたりまえだがベンゼンもシアンも検出されている。もともとここは東京ガスの石炭ガス工場があった場所だから精製の過程でベンゼンもシアンもいくらでも出ており、どんなに注意しても土壌に垂れ流されるのは当然だ。
東京ガスはまさかここが築地市場の移転場所になるとは思っていなかったはずだから、土壌汚染があってもさほど気に留めていなかったはずだ。
まあ、工場なんてみんなそうしたもんですよ・・・・」

 しかし東京都の強い要望もあって東京ガスはこの跡地を東京都に売却することにしたが、土壌問題はどうしても残る。都は3mの盛土をして有害物質を閉じ込める案を出して盛土を行ったが、建物の地下は盛土を行わなかった。
地下が利用できないような市場では本来地下に設置すべき空調や電源や倉庫等をすべて地上に設置しなければならなくなるので、担当部長の一存で建物の地下は空間のまま残した。

 小池知事が当初問題にしたのは「なぜ建物の地下は盛土を行わなかったか」ということだが、9回目の地下水調査で信じられないような汚染水が検出されたため、今は盛土問題はどこかにすっ飛んでしまった。
しかし地下水が汚染されているのは当然のことで、そのための盛土や表面をコンクリートで覆っているのだから驚くほうがどうかしている。そして地下水の汚染が問題になったとたんに今度は築地に飛び火した。

 築地はかつて米軍のクリーニング工場が併設されていて化学薬品を大量に使用していたし、市場内には小型運搬車両の整備工場があり廃液を垂れ流している。
おまけに設備が古いためしょちゅう設備が故障するし、築地が安全だというのはほとんど神話になっている。
小池知事は苦し紛れに「築地はコンクリートで覆っているので安全だ」と弁明したが、それなら豊洲も同じで、地下には盛土はないがここもコンクリートで覆われているのだから豊洲と築地の相違がなくなってきた。
まあどちらも地下は汚染物質が閉じ込められていますな・・・・・・」

 築地も豊洲も地下に汚染物質を閉じ込めていて、コンクリートで閉じ込めれば問題ないならいったいなんで大騒ぎをしているのかわからなくなってきた。
コンクリートがだめなら築地もダメですぐさま築地市場を閉鎖しなければならないし、コンクリートでOKならば豊洲も全く問題ないことになる。
豊洲の地下は汚染されていても、地下水を使用しなければ問題はない。

 もともとこの問題は小池知事が自身の権力を誇示するために移転に待ったをかけたのだが、「待ったをかけてはみたがコンクリートで覆ているので全く問題ない。豊洲に移転可だ」というような結論になれば、ただ騒いで見せただけだということが明白になってしまうし、一方NOということになれば築地の地下汚染問題が残ってしまう。
全く個人的な権力行使のパフォーマンスでこれだけ大騒ぎさせられるのだから関係者はたまったものではないだろう。
豊洲問題はパンドラの箱を開けて大騒ぎしただけのくだらない騒動といえる。

 

 

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