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(29.2.18) 政治も経済も奈落の底の韓国。 ただ感情だけがほとばしる

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 韓国は政界も財界も脳死状態に陥ってしまった。パク・クネ大統領は国会で弾劾されて職務停止の状態だし、今度は韓国GDPの20%とも25%ともいわれるサムスングループの事実上のトップである副会長が逮捕された。
サムスングループが系列2社の合併をパク・クネ政権に認めてもらう見返りに、約43億円の賄賂をパク・クネ氏の指示でチェ・スンシル祈祷師に提供した容疑である。

 特別検察は先にこの副会長の逮捕請求をしたが、1月の段階では裁判所から棄却され、今回は新たな証拠を提示して2回目の請求をおこなっていた。
新たな証拠がどんなものかはわからないが今回地裁が逮捕拘留を認めたのだから、特別検察として十分自信のある証拠だったのだろう。

 韓国の政争劇は昔からの名物で、歴史上何回も繰り返されたが特に20世紀初めの李氏朝鮮大院君日本的なイメージでは上皇)と皇后のミンピとの政争が有名だ。
互いに相手をののしりあい、ミンピが祈祷で大院君を祈り殺そうとしたところなどは、パク・クネ大統領とそっくりだが、自力ではなく清や日本やロシアといった当時の大国と組んで相手を抹殺しようとしていたところもパク・クネ氏の蝙蝠外交とよく似ている。

 韓国はいつまでたっても変わらないのは驚くべき程で、1000年間も相手を恨んで和解しないところなどは日本でもいやというほど経験させられているが、許すという対応ができない。
日本はすぐに水に流し「禊じゃ、禊じゃ」などといって過去を忘れるが、韓国の場合はいつまでも過去にこだわり、いったんこだわるとその時の経済状況も政治状況もすべて無視される。

 今や韓国は未曽有の危機なのに韓国を道びくべきトップの二人がダッチロールになってしまい、しかも他に適当な人物はいない。
政治も経済もマヒしてただ漂流している。
隣の北朝鮮のわんぱく坊主がミサイルや核兵器の実験を繰り返し「ニューヨークやワシントンを火の海にする」と叫びまわり、対抗してマティス国防長官が「北朝鮮への空爆近し」と伝えにきても誰も対応できない。
自慢の輸出が毎月のように低下し、鉄鋼・海運・造船・石油化学といった従来の重厚長大産業が倒産前夜まで追い込まれていても政府はただ見ているだけだ。

 唯一韓国経済を支えていたサムスングループが国民に感謝されるどころか実質のトップが逮捕拘留されている。
韓国を支えているのは我々だぞ。韓国が倒産してもいいのか」李副会長としたら叫びたくなるだろう。
韓国は誰に対しても恨みだけで生きていく国民性であり、「財閥粉砕」と財閥企業に入社できなかった多くの若者と、北朝鮮の隠れたエージェントが叫びまわっている。

 韓国が合理的な判断ができず、ひたすら感情の赴くままに漂流するのは過去に中世という武士の時代がなかったからで、日本でいえば平安時代が20世紀初めの朝鮮併合まで続いていたようなものだ。
日本人は武士が登場した鎌倉時代から変質しており、平安貴族と現代人には全く精神的つながりがない。
古代とはただ精神力だけが強調された時代で簡単に言えば祈禱と祝詞の時代で、安倍晴明の時代である。
パク・クネ氏がチェ・スンシル氏の祈祷に頼って政治を行っていたのはこの伝統に従っていたに過ぎない。

 だがしかし、21世紀のこの時代に相も変わらず感情だけで政治を運営し、国民はただ怒号を発するだけの遅れた国民性では世知辛いこの世界を生き抜くのは容易ではない。
韓国はもはや二度と立ち上がれないほど傷ついているが自業自得ともいえる。

 


 

 

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