« (29.2.13) トランプ氏の思わぬ厚遇とアヒルの水かき  水面下で貿易・為替・防衛の話し合いが進む | トップページ | (29.2.15) 最後の自由主義経済国家ドイツの運命 メルケル氏は踏ん張れるか? »

(29.2.14) 北朝鮮の火遊びで空爆まじか キム・ジョンウン氏はトランプ氏を読み違えている。

2322_016 

 キム・ジョンウン氏
の火遊びはいつまでたっても止むことがない。
日米首脳会談に合わせて中長距離弾道ミサイル・ムスダンの発射実験に成功したと朝鮮中央通信が発表した。
ムスダンは射程4000㎞と推定されており、日本はもちろんアメリカのグアムやアラスカを想定して開発されたICBMだ。
北朝鮮はアメリカ本国に届く長距離ICBMの開発を行っており、このムスダンはその準備段階のICBMと言われている。

  さっそく日本とアメリカは共同で「ミサイル発射は断じて容認できず、安保理に付議する」と声明を発したが、オバマ政権と異なりトランプ政権は自国の危機に対して断固として戦う姿勢になっている。
先にマティス国防長官が韓国と日本を訪問したが、トランプ政権が北朝鮮対策に本気で向き合うことを伝えに来た。
中国頼みはもうしない。断固対応する」

 平和主義者で話し合いが第一と考えたオバマ大統領と異なり、トランプ氏は問答無用の力での解決を好む。
また国防長官はイラクやアフガニスタン戦争の指揮官で、勇猛さで知られているマティス氏だ。
キム・ジョンウン氏は叔父の張成沢氏を銃殺刑にした後ほとんどいさめるものがなくなり、理由も会議での座り方がよくないとか、拍手の仕方がなおざりだといったほとんど理由にもならない理由で政権の幹部や軍幹部を銃殺刑にしている。

 ひどいお坊ちゃんだが北朝鮮内にはこのお坊ちゃんの暴走を止めるものはないから好き勝手で、アメリカと日本を挑発して止まない。
ニューヨークまでとどくICBMの開発と小型化した核弾頭の開発に邁進しており、その時は近いと本人が何度も発言している。

 オバマ氏ならこのような状況下でも中国に北朝鮮を抑えてもらおうと依頼するところだが、トランプ氏はそんななまっちょろいことはしない。
イラクと同じで一撃のもとに北朝鮮のミサイル基地と原子炉を破壊する計画を立てろ」と命じているはずだ。
北朝鮮の空爆についてはブッシュ政権下で何度も方策が検討されたが、すぐさま北朝鮮ロケット部隊の反撃が予測されソウルが火の海になる可能性が高いため却下されてきた。
だが、トランプ氏は自国の危機をほっておくようなキャラクターでない。

 戦争はイラク型になり、日本海や東シナ海に展開された空母から北朝鮮のロケット発射基地や核施設に対し、トマホークでピンポイントで爆撃した後、空母の艦載機が北朝鮮ロケット部隊や砲兵隊を瞬時に沈黙させる作戦をとるだろう。
その後は無人偵察機を使って反撃の目をことごとくつむ作戦になるはずだ。

 これだけアメリカを挑発して無事でいられたのはアメリカが平和主義者で話し合い一辺倒のオバマ氏だったからで、今度は相手を読み違えている。
アメリカにとどくICBMの開発と搭載可能な核弾頭が開発される前に、アメリカの空爆が実施される可能性が非常に高くなった。


 

 

|

« (29.2.13) トランプ氏の思わぬ厚遇とアヒルの水かき  水面下で貿易・為替・防衛の話し合いが進む | トップページ | (29.2.15) 最後の自由主義経済国家ドイツの運命 メルケル氏は踏ん張れるか? »

評論 世界経済 北朝鮮経済 政治情勢」カテゴリの記事

コメント

お邪魔します。
 ふと思うのですが北朝鮮相手に戦争した場合、その「戦後処理」はどのようになされるのかと思います。「戦後復興とかは日本や韓国に丸投げ」になるのか。それとも中国に投げ与えられるのか。アフガンやイラクはグダグダというか混沌状態に陥りましたので、「アメリカ自身の利益が第一」のトランプ大統領は首を突っ込まないのではないかと思われます。幸いにも朝鮮半島には「原理主義」は無さそうですし。

(山崎) アメリカは地上部隊を派遣することはないと思います。ミサイルと核を破壊することだけが重要だからです。
キム・ジョンイルも生き残るでしょう。その後の状況はアフリカの未開発国と同じになるでしょう。

投稿: ブロガー(志望) | 2017年2月14日 (火) 23時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (29.2.13) トランプ氏の思わぬ厚遇とアヒルの水かき  水面下で貿易・為替・防衛の話し合いが進む | トップページ | (29.2.15) 最後の自由主義経済国家ドイツの運命 メルケル氏は踏ん張れるか? »