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(29.1.14) 既存メディアの崩壊がトランプ氏の登場で早まった。特に新聞が危うい!!

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 私が小さかったころNHKで事件記者というテレビ番組をやっていた。記者のたまり場のような場所があってそこに記者が集まっており、ニュースを先に配信したほうが勝ちということで厳しい競争をしていたが、当時は新聞が最新の情報提供者だったことがよく分かった。
しかしその後テレビの報道番組が充実し始めると最新ニュースはテレビに置き換わり、新聞は何か古いニュースを掲載する遅れたメディアのようになってきた。
そして今そのテレビがインターネットとの競争にさらされている。

 トランプ新大統領は全くメディアを信頼しておらず自己の主張の発信はすべてといっていいほどツイッターで行っているが、そのツイートされた内容で世界が右往左往している。
フォードクライスラーはメキシコに工場を建設しようとしていたが、トランプ氏のツイッターの恫喝でメキシコでの工場建設をあきらめた。
トヨタに対しても同様の恫喝が行われ、慌てたトヨタの社長がデトロイトの自動車ショウで1兆円余りの投資をアメリカに行うと表明しなければならなかった。

 また貿易摩擦に関しては中国と日本とメキシコの対米黒字がやり玉に挙げられ黒字削減策をとらざる得ない状況になっている。
まだ大統領就任前だというのにすっかり現役の大統領以上でしかもそのほとんどが恫喝だ。
発信はツイッターだけだったがようやく先日メディアを集めて記者会見を行ったが、CNNの記者が発言しようとすると、「お前のところは嘘ばかり言うので発言の機会を与えない」と相手にしなかった。

 今やトランプ新大統領が何を考え何をしようとしているかはツイッターを見なければわからず、トランプ氏のツイッターは約2000万人がチェックしている。
日本でも大阪市の橋下市長がツイッターを多用していたが、政治家の発言は新聞やテレビを通してではなくインターネットを通して知る機会が多くなっている。

 最近までメディアは第4の権力とまで言われるほどその力を誇示してきたが今やそのお株をインターネットに奪われ始めた。
私の息子などは新聞などまったくみず、テレビも子供が占有しているから情報はほとんどスマートフォンやパソコン経由で得ておりそれで少しも不自由していないようだ。
私などは古い時代の人間だから宅配された新聞に毎日目を通すが、そうした人間はだんだんと少なくなりつつある。

 新聞が旧聞になりテレビも政治家や経営者の意図を知るには不適になってきており、今や最新情報はインターネットの時代になってきた。
インターネットは実に手ごろで効果的なメディアで、わたしもこのブログをインターネットで配信しているが、毎日の記事を一人で書いておりそれがすぐさま全世界に配信されるのだから驚くべきことだ。
大手の新聞社やテレビ局は関係者を入れると数万人規模でニュースを作っているが、一方たった一人で同じようなニュースを作成できるのだから、新聞やテレビが個人と競争しなければならない時代になり経済的にはとても個人にかなわない。

 テレビは災害等の実況放送やスポーツ番組で圧倒的な力を発揮するからまだまだインターネットに負けるとは思われないが、新聞はほとんど勝ち目がない。特に紙媒体の新聞はおしまいで、宅配は傾向的に減少しまた駅の新聞を買う人もまばらになっている。
電車の中で人々はスマートフィンばかりのぞき込んでおり、新聞を読んでいる人はほとんどいなくなった。

 21世紀になりメディアの在り方が急激に変わっている。政治家が直に情報を発信してその影響が社会を動かすようになってくると、古い媒体の生き残る道はだんだんと少なくなってきた。
朝日や読売といった新聞社が日本政治を動かしていた時代が終わり、紙媒体からWebに移れた新聞社だけが生き残る時代になってきたが、Webでは人がほとんどいらないから企業規模としては中小企業並みになる。
21世紀中には新聞社が個人のブロガーとさして変わらない程度に縮小が図られる時代になっている。

 

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