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(29.1.31) パッションの時代 「すべては俺の情念で決まる」トランプ氏の偉大なる託宣

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 「真実とはパッションによって決まる」と説いたのはスコラ哲学者のトマス・アキナスだが、この中世の哲学がアメリカの偉大な予言者トランプ氏によってよみがえりつつある。
トランプ氏は最近アメリカを率いる予言者としてコンクラベで勝利したのだが、その就任式の信者数について「前任者のオバマ大主教より集まった信者が多かった」とツイタテに記載した。ところがこれが実際とはひどく違うと、ABC瓦版に書かれていたので激怒した。

 頭にきたトランプ氏白き家の宮殿で「パッションじゃ、わがパッションによれば絶対に信者数はオバマなどには負けない」と自身の就任式の合成写真を白き家に飾って大声で吠えていた。
トランプ氏はすべての真実はパッションで決まるという偉大なる哲学の使徒で、さっそくジパングの人力車はアメリカの人力車と公正な競争をしていないと吠えたのだが、これは先日実施された関税競争で実際はアメリカの関税がたかったためだ。
ジパングの関税が無税だというのは真実とは違う。わがパッションによればすべてジパングが高い
トランプ氏によるとパッションと叫べばすべてが真実になるのだそうだ。

 先日来問題になっているのはメキシカン・ロックで、メキシコからアメリカに向かって曲が流れているのだがこの橋幸夫が歌うこの曲は不公平なので、拡声器をメキシコ側に向け、3200kmにわたってボリュームいっぱいで歌わさせるという。
もちろん出演料はメキシコもちで、アメリカは一切費用は払わない」と実に自慢げに言っていた。

 さらに数日前から、イスラム教徒とISメンバーの区別がつかないので、空港で120日間水攻めにして真実を探ろうとの提案を行っている。
ケネディ空港やダラス空港ではさっそく水攻め用のプールが設置され、120日間プールから出さない措置だそうで120日間泳ぎ続けられた人はISメンバーでないとの証拠になるのだそうだ。
いくら何でも120日間は長すぎませんか」瓦版の記者が言っていたが、「いやISメンバーの最大の弱点は砂漠の民で水泳ができないから、これでISメンバーと判別できる。アメリカ国民の安全を守るためのパッションとして当然じゃ」と昂然と答えていた。さっそく3歳の幼児が溺れて死亡したがISのメンバーだったことが明白になったとCIAが発表していた。
 最近特に問題になっているのは科学について、科学技術はすべてパッションによって決まるという主張で、さっそくワクチンは自閉症を引き起こすので接種に反対だと託宣を述べたことだ。
病院ではインフルエンザワクチンの接種をすぐに取りやめたので、アメリカ中でインフルエンザが流行って20世紀初頭のスペイン風邪並みの大流行になってしまった。
あまりの大流行にワクチン接種を望む声がアメリカ中で起こったが「スペイン風邪で死ぬのと自閉症になるのとどっちが重大だと思っているんだ」トランプ氏の報道官はそう叫びながらスペイン風邪で即死してしまった。

 報道官が次々に死ぬためにトランプ氏のスタッフはみな自閉症になり家に閉じこもって出てこないため、トランプ大主教の託宣はもっぱらツイタテに記載されている。
またトランプ氏は「地球温暖化は二酸化炭素の排出が原因ではなく、牛のへが原因だ」と言い始めたため牛がへもできなくなってもがき苦しんでいる。

 こうしてトランプ大主教が就任してから一週間、世界中でパッションの嵐が吹きすさび、天動説が再び脚光を浴び、韓国の日本大使館の前やアメリカの街角にトマス・アキナスの像が次々に建設されるため、困り切った日本政府もとうとう天動説を採用することになってしまった。
かくして21世紀はパッションによって真実が語られた中世と同じになってきた。




 

 

 

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