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(28.8.11) 天皇のお言葉を受け止めよう  生前退位について

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 8月8日の天皇のお言葉を聞いて思わず涙が流れた。
次第に身体が衰え全身全霊をもって務めを果たしても勤めが難しくなる」と述べられたが、これは本当のことだと思う。
陛下は82歳になられ、過去に2回の手術を受けられており必ずしも健康とは言えない。
それにもかかわらず公務を全身全霊をもって実行されておられ、さらにフィリピンやサイパンで散っていった元日本将兵の慰霊の旅を続けられ、また頻繁に東日本大震災の被災地等に足を運ばれておられた。
これでは82歳のお体が耐えることは難しい。

注)陛下の慰霊の旅については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/pppp-5.html

 私などまだ70歳だがすでに体のあちこちにガタが来ており、いまは1kmも歩くのが苦痛だし、耳はほとんど聞こえず、目はしょぼしょぼして長時間の読書などまったく不可能になっている。
高齢になれば致し方がない身体の衰えだが、幸いに私のようなサラリーマンには定年があり、60歳で定年退職になったし、一方スポーツマンは体力的に十分なパフォーマンスを維持できなくなればその段階で引退している。
芸術家は相対的に引退時期は遅いが、それでも小説家などは小説を書く体力がなくなったら軽いエッセイぐらいしか書かなくなり、実質的に引退する。

 そうした中で「一人天皇だけは引退はだめで死ぬまで国事行為をこなさなければならない」などというのはあまりに無謀で無理な考え方だ。
陛下がこのたび生前退位を示唆した発言をされたが、幸い皇太子は56歳になられており、通常の感覚では十分すぎるほどの年齢になられている。
ここはどう考えても皇太子に譲位されるのが妥当だと思わざる得ない。

 陛下はさらにモガリについて述べられておられたが、昭和天皇が崩御されたあと日本は約1年間にわたって喪に服した。
その間は祭りや宴会やそのた派手な行事は一切実施されなかった。そのため飲食業や旅行業等にマイナスのインパクトを与えたのは事実だ。

 安倍総理は天皇のお言葉を深く受け止め、皇室典範等の変更を検討し始めることにしたが、国民の総意も「天皇にこれ以上のご負担をかけるのは忍びない」というところに落ち着いている。
十分すぎるくらい天皇の象徴としてのお勤めをなされてきたのだから、心静かな引退の期間があってしかるべきだと国民の一人として思っている。

 
 

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コメント

皇太子が問題なく公務をしてくれたら譲位とかの問題は出てこないのですが
海外に行くと問題を起こすので満足に公務を任せられません
譲位以前に次期天皇となる方が率先して公務を行い、高齢になられた天皇は象徴として日本国内に
お勤めされるのが正しいあり方なのですが、今の皇太子はどう思われているのでしょうかね

投稿: いか | 2016年8月14日 (日) 10時43分

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