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(28.8.12) 病気療養中のため二日に1回の割で過去の旅行記を掲載しています。 「ロドリゴ 北アルプス縦断記その9」

病気療養中のため新しい記事は二日に一回の割合で掲載し、その間は過去の探訪記を再掲しております。

(25.9.15) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その9(最終章) 帰宅

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(黒部五郎岳を過ぎる頃から蒲田川を隔てて笠ヶ岳が見えてくる。この角度から見た笠ヶ岳が一番美しい)

  さて、このロドリゴ北アルプス縦断記も最終章になりました。
私ロドリゴが枢機卿クナーカ様の命を受け、この北アルプス縦断に乗り出したのは8月20日のことでございましたから、今日(8月28日)で足かけ9日が経過したのでございます。
当初は昼夜兼行でこの北アルプスを踏破する予定が、すでに初日の草月はやつき)尾根の登りで大雨にあい挫折をし、その後は左足が思うように動かず、かつ雷に打たれたりしてすっかり老人の登山になってしまいました。

注)当初はトランス・アルプス・ジャパン・レースの選手のようにアルプスを走り抜けるイメージを持っておりました。

 思えばロドリゴは齢67歳で、こうした無理な登山はすでに不可能な状態になっていたことをあらためて思い知らされたのでございます。
それでも何とか北アルプス縦断だけはやり遂げようと穂高のキレットを越えて、岳沢からようやく上高地に降り立ったのでございます。

 長期の登山においてもっとも閉口するのは実は風呂に入ることができず、途中で体をふくことはあってもだんだんと臭気がまして自分でも気づくほどになることと、体にがまつわりついて夜間寝ているとかゆくて仕方がなくなることでございます。
ロドリゴは寝る前に手拭いを濡らしておき、体がかゆくなるたびにその手拭いで塩気をぬぐっていたのですが、臭気だけはいかんともしがたいレベルに達しておりました。

早く下界に降りて風呂に入ろう。くさいシャツやパンツや靴下は洗うか捨ててしまおう
当初の予定では上高地からバスに乗り松本市まで出てホテルに宿泊して山の垢をすべて落とす予定でございました。
夕方6時に上高地を発つバスに乗り、新島々で松本電鉄の電車に乗り換えて松本市には9時少し前に到着いたしました。

注)穂高や槍方面のほとんどの登山客はふもとまで自動車できており、電車を使用しての登山者はロドリゴ一人でございました。

 ロドリゴはさっそく駅の周りに点在しているホテルに宿泊を申し込んだのですが、信じられないことにどのホテルも「予約がいっぱいだ」との理由で断られたのでございます。
実際に予約がいっぱいだったのかもしれませんが、ロドリゴの風体があまりに山姥のようであったこと、および臭気がひどく他の宿泊客に迷惑が及ぶのをホテル側が恐れて断ったのではないかとロドリゴには思われました。

それならいい、もうホテルなんかには泊まらん
ロドリゴは一瞬松本駅の構内で寝ようかと思いましたが、新宿行のバスがあることを思い出して最終の10時発のバスで新宿に向かったのでございます。
バス内で靴を脱ぐと靴下が人間のにおいとは思われない悪臭を放ちましたので、すぐさま靴下と靴をビニール袋に入れて臭気の遮断を試みましたが、おそらく周囲の乗客は毒ガス兵器がハポンに持ち込まれたのではないかと疑ったはずでございます。

 新宿には夜中の12時半ごろ到着したのでございますが、まだこのころ若者が街にあふれており新宿は不夜城でしたが、残念なことにその時間にロドリゴが住む千葉市おゆみ野行きの電車は存在しませんでした

まあ、いいか、京葉線のコンコースで寝て朝一番の電車に乗ろう・・・・・
そう思いながらネオンサインを見ていると24時間営業の漫画キッサが目に入ったのでございます。
ロドリゴはさいとう たかお氏ゴルゴ13弘兼 憲史氏人間交差点のファンでしばしば漫画キッサを利用した関係で、ここに個室がありかつシャワーまで用意されていることを知っておりました。
料金は夜間8時間コースで2000円ちょっとで、はっきり言えば安価な木賃宿になっているのでございます。

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(槍から穂高にかけてはやはり日本の誇る山塊だと思う)

 北アルプス縦断の最後の締めが漫画キッサというのはいささか物足りなさを感じましたが、何しろ臭気をとれるならどこでもよいという状況でしたので、この漫画キッサに駆け込みようやくのことでシャワーを浴びることができたのでございます。
決して快適な眠りではありませんでしたが、それでも身体から塩気がぬぐい落ち久方ぶりにすっきりした気分にはなっておりました。

 こうしてあしかけ9日に及んだ北アルプス縦断は終わりました。
正直に言えばロドリゴにとって長期にわたる登山は体力がついていかず、特に前半は左足の不調に悩み山小屋にしばしば駆け込んでおりました。
かつて持久力抜群と言われたロドリゴにとっても寄る年波には勝てず、長期の登山はおそらくこれが最後になると思われました。

 クナーカ様には別途詳細な報告書をしたためる予定ですが、ブログでのロドリゴの報告はこれで終了いたします。長い間読んでくださり感謝申し上げます。

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