(28.7.22) 世界中がポケモンGOで大フィーバー 任天堂の大復活
世界中がポケモンGOで大騒ぎになっている。ポケモンGOなどと言われても私などは何のことか分からなかったが、スマホ向けのソフトで街角でポケモンを探すソフトだという。
それが何で問題になるかというと1月前に先行リリースされたアメリカでは、大げさに言えば街中でポケモン探しが始まって交通渋滞や事故が絶えないからだそうだ。
ポケモンがいる場所は地図情報で見るとわかるので、ポケモンハンターがみなこの場所に集まって、画面だけを見て歩き回っているため自動車にはねられたりどぶに落ちた幼児とぶつかってしまうのだそうだ。
ゲームの内容は一定の場所にポケモンが配置されていて、これをグーグルマップで探して町や公園をさまよい、見つけると画面上でボールをぶつけて当たればポケモンをゲットできる。
それだけの単純なゲームだが、はまると夢中になって人々がポケモンを探して街中をさ迷い歩く。
先行リリースされたアメリカでは、サンフランシスコの公園ではスマホを覗いて歩き回るポケモン人間だらけになってしまったそうだ。
日本でも近近このソフトがリリースされるため政府が慌てて注意喚起をしている。
「歩きスマホはいかん。人の敷地に入り込むな」
人の敷地内に入ってしまうのはポケモンがいる場所の設定を間違えて個人住宅の中になったりするからだが、確かに間違って設定場所になった人は迷惑だろう。
「ここよ、絶対にこの家の中よ、入ってポケモンをゲットだ」なんてことをされてはおちおち安眠もできない。
一方このソフトの開発を行った任天堂は業績が急回復している。
任天堂は長い間業績が低迷し、復活は無理ではなかろうかと思われていたが、劇的な復活を遂げつつある。
ポケモンGOがアメリカで爆発的な人気を呼んだため、アプリそのものは無料だが関連するアイテムの売りあげが急上昇しているからだ。
ゲットするにはアイテムが必要で、強力なアイテムを購入すればするほどゲットできるためみんな夢中になってアイテムを買い求め、この売り上げが任天堂の懐を潤している。
株価は記録的な上昇をして、ひと月前からほぼ2倍に値上がりして3万円前後で推移し始めた。
任天堂は2009年1.8兆円の売り上げを誇っていたが、その後は凋落といっていいほどの低迷で一頃は赤字に陥っていたが昨年あたりからようやく300億円程度の営業黒字になっていた。
しかし300億円程度ではとても世界企業とは言えず並み以下の企業だったが、これで業績が急回復し世界企業として復活だ。
世の中何がはやるか分からないものだが、ポケモン探しでこれほど世界中が熱狂するとは思わなかった。
もっとも私などはスマホを持ち歩くことをせず、パソコンの横に置いたままだからポケモンGOがはやっても関係ないがまた一つ日本企業が復活することは好ましいことだ。
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コメント
ポケモンGOって、なかなかいいものだと思います。
一昨日、日本語版が公開されたそうですが、日本中どこでもキャラクター探しができるのでしょうかね?
そうすると、日本中のどこにでもキャラクターを隠す必要があるのか、ないのか?
投稿: 越中屋@弥兵衛 | 2016年7月24日 (日) 01時48分